法人情報詳細
社会医療法人 誠光会 淡海医療センター
キャリア形成及び教育の考え方
セントラル業務も病棟同行も、プリセプター制度で丁寧に。淡海医療センターで“薬剤師の本道”を基礎から学び、チーム医療で自己を成長させよう。
淡海医療センター薬剤部では、薬学生・新人薬剤師の成長を重視した教育体制を整えています。実務実習は調剤・無菌調製のみならず、病棟担当薬剤師への同行や他部署の見学を通じて薬剤師の多面的な役割を体感できます。新人研修では、4~9月の研修期間中に2~4年目の先輩薬剤師がプリセプターとなり、毎週習得項目を設けて週末に振り返り面談を実施。チェックシートで理解度を確認し、疑問を早期に払拭します。こうした基礎教育を土台に、将来は専門領域・認定薬剤師等のキャリアパスを描けるよう支援。チーム医療の中で患者と向き合いながら、臨床スキル・協調性・判断力を育てることを約束します。

会社(法人)の魅力
淡海医療センターは、420床の急性期総合病院であり、同法人の慢性期病院と連携して回復期・在宅まで幅広く。草津で地域医療を支える淡海医療センターで薬剤師として幅広い経験と責任を得よう。
社会医療法人誠光会は、急性期の総合病院と回復期・慢性期病院を有しており、救急医療から退院後の在宅支援まで地域医療の中核を担っています。薬剤部門は業務の幅が広く、セントラル業務に加えて病棟業務、薬剤師外来など、他職種と連携した患者フォローも盛んです。退院後の自己管理指導や保険薬局との連携を通して、薬剤師の役割を薬だけでなく生活支援の観点からも発揮しています。新人教育もプリセプター制度を採用し、指導体制が明確で安心です。薬学生が、急性期から慢性期医療の臨床現場で即戦力を身につけたいなら、社会医療法人誠光会は最適の環境です。

概要
事業内容 | ■調剤(内服薬・外用薬・注射薬) ■TPN調製 ■抗がん剤調製 ■医薬品情報管理 ■薬剤管理指導(ICU・HCU・急性期) ■保険薬局からの疑義照会対応 ■治験 ■チーム医療:感染対策、がん化学療法、栄養サポート、糖尿病、心不全、周術期管理、緩和ケアなど |
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診療科目 | 総合内科、消化器内科、心臓血管外科、消化器外科、呼吸器内科、呼吸器外科、循環器内科、糖尿病内分泌内科、腎臓内科、血液内科、頭頸部甲状腺外科、脳神経外科、緩和ケア内科、免疫内科、小児科、甲状腺内科、乳腺外科、皮膚科、脳神経内科、整形外科、形成外科、泌尿器科、眼科、心療内科、産婦人科、肥満外科、麻酔科、救急科、歯科口腔外科、病理診断科 |
病床数 | 420床 |
本社所在地 | 滋賀県草津市 |
創業 | 1975年1月 |
代表者 | 森谷季吉 |
従業員数 | 1300名 |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
26名 |
専門・認定薬剤師 | がん専門薬剤師1名、がん薬物療法認定薬剤師1名、外来がん治療専門薬剤師2名、糖尿病療養指導士3名、糖尿病薬物療法認定薬剤師1名、栄養サポートチーム専門療法士2名、抗菌化学療法認定薬剤師1名、周術期管理チーム薬剤師2名、医療薬学専門薬剤師1名 |
沿革 | 昭和50年(1975年) 1月 水野外科医院開設 昭和57年(1982年) 4月 草津中央病院(156床)開設 平成18年(2006年) 4月 草津総合病院(520床)移転増床 令和3年(2021年) 10月 草津総合病院から淡海医療センターに改称 |
お問い合わせ先 | 淡海医療センター 薬剤部 T E L :077-563-8866(代表) e-mail :yakuzai@seikoukai-sc.or.jp |
交通機関・アクセス | JR南草津駅より、職員用シャトルバス(無料)約10分 |
先輩インタビュー
出身大学 | 摂南大学 |
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卒業年 | 2025年 |
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
調剤や監査、TPN・抗がん剤の調製に加え、DI業務や病棟業務などたくさんの業務を経験できること、そして何より、他職種の方々と協力しながらチームの一員として患者さんの治療に携われると考え、病院薬剤師を選びました。
他職種の方とお話ししたり、カルテで情報共有しながら患者さんの状態や性格、不安に感じている点などできる限り多くの情報を活用し、より個々の方に合った治療提案や服薬指導をできるところが病院薬剤師の魅力だと思います。
◆当院の志望動機
実務実習を通し、当院薬剤部がとても温かい雰囲気であるところに魅力を感じました。
また、私はジェネラリストを目指しつつ、将来的に認定や専門の資格も取得していきたいと考えているため、様々な疾患の症例に触れることができ、かつ色々な分野の専門や認定資格を持っておられる先輩方がいらっしゃる当院で勉強していきたいと思いました。
さらに、急性期から慢性期まで携われる点、最新の調剤機器を取り入れていることにより対人業務に力を入れることができる点、プリセプター制度を導入していて教育制度が整っている点も志望した理由です。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
4月、5月は、内服薬や注射薬の調剤等基本的な業務を先輩方のご指導を受けながら行っていました。6月以降は麻薬、血液製剤の調剤や処方監査もスタートし、9月には調剤室業務の習得を完了しました。それと同時に、抗がん剤の調製業務や病棟業務も始まり、10月には病棟配属、当直も始まる予定です。当院ではプリセプター制度が導入されているため、日替わりで教育担当の先輩がいることや、1週間に1回、年代の近い先輩と業務内容やその理解度等を一緒に振り返る機会があり、不安や疑問点をすぐに聞くことができました。
◆今後の目標
これから本格的に病棟業務が始まり、様々な疾患、患者さん、他職種の方々と接する機会が多くなります。薬学的な知識はもちろん、疾患のことやコミュニケーションなど業務を通して日々勉強し、たくさんの知識を身につけられるよう努力していきたいです。豊富な知識を提供することで、他職種の方々や患者さんに信頼され、一人ひとりに寄り添ったアプローチができる薬剤師になりたいと考えています。また、私はがん領域に興味を持っているため、いずれはがん化学療法チームに入り、認定や専門の資格も取得したいと思っています。