法人情報詳細
和歌山県立医科大学(附属病院)
キャリア形成及び教育の考え方
For the Patients
患者さんに安心と安全を与えられる薬剤師を目指して
和歌山県立医科大学附属病院は「特定機能病院」の承認を受けた県内唯一の大学病院であり、その使命として、高度な先端医療の提供(診療)、優秀で使命感に満ちた医療人の育成(教育)、高度医療技術の開発・評価(研究)、という3つの大きな役割を担っています。薬剤部においても、薬剤師としての使命に滾り、先進的な薬物療法を提供できる優れた薬剤師を育成するとともに、診療科や本学医学部・薬学部などと協働しつつ、薬剤師による先駆的な研究活動を推進できるよう力を注いでいきたいと考えています。また今年度より新人研修プログラムを導入し、新人の業務習得における均てん化を目指しています。
会社(法人)の魅力
安全で質の高い医療を提供し、地域の保健医療の向上に貢献
当院は、病床数800床、27診療科と28中央部門を擁し、あらゆる分野の疾患に対して総合的かつ高度な診療ができる体制を整えています。和歌山県立医科大学は、令和3年4月に薬学部が設置され、医薬看の医療系総合大学へと進化を遂げました。そこで、医薬看3学部合同施設である『次世代医療研究センター』を拠点とし、共同研究や産官学連携による創薬・臨床研究の活性化に繋げたいと考えています。このように、大学附属病院として最先端医療の実践と開発の充実を図り、常に患者さんの視点に立った安全で質の高い先進医療を皆様に提供できるよう努めています。
概要
事業内容 | 医療業(大学病院) |
---|---|
診療科目 | 27診療科 (糖尿病・内分泌・代謝内科、消化器内科、呼吸器内科・腫瘍内科、循環器内科、腎臓内科、血液内科、脳神経内科、リウマチ・膠原病内科、小児科、神経精神科、心臓血管外科、呼吸器外科・乳腺外科、消化器・内分泌・小児外科、脳神経外科、整形外科、形成外科、泌尿器科、産科・婦人科、眼科、耳鼻咽喉科・頭頸部外科、皮膚科、歯科口腔外科、放射線科、リハビリテーション科、救急科、麻酔科、病理診断科) |
病床数 | 一般760床 精神40床 |
本社所在地 | 〒641-8510 和歌山県和歌山市紀三井寺811番地1 |
設立 | 昭和20年4月1日 |
代表者 | 大学理事長 中尾 直之 / 附属病院長 西村 好晴 |
事業所 | 和歌山県立医科大学附属病院 |
従業員数 | 約2000名 |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
常勤薬剤師 54名 非常勤薬剤師 1名(臨床研究センター、医療安全推進部、感染制御部含む) |
専門・認定薬剤師 | 日本医療薬学会 医療薬学指導薬剤師 1名 日本医療薬学会 医療薬学専門薬剤師 1名 日本医療薬学会 がん専門薬剤師 1名 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師 23名 日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師 2名 日本緩和医療薬学会 緩和薬物療法認定薬剤師 1名 日本糖尿病療養指導士認定機構 糖尿病療養指導士 1名 日本臨床栄養代謝学会 栄養サポートチーム専門療法士 5名 日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師 2名 …他 |
沿革 | 昭和20年4月1日 和歌山県立医学専門学校附属医院開院(旧和歌山市民病院) 昭和24年8月1日 附属医院を附属病院と改称(附属医院薬局から附属病院薬局に名称変更) 平成7年4月1日 附属病院特定機能病院の承認 平成10年9月1日 大学本部紀三井寺新キャンパスに移転、薬局から薬剤部に名称変更 平成12年6月1日 救命救急センター設置 平成19年10月1日 化学療法センター設置 平成26年10月1日 臨床研究センター設置 平成29年7月1日 全病棟に薬剤師を配置、8月より病棟業務実施加算算定開始 |
お問い合わせ先 | 和歌山県立医科大学附属病院 薬剤部 代表電話:073-447-2300 |
交通機関・アクセス | 電車 : JRきのくに線 紀三井寺駅下車 徒歩約7分 バス : JR和歌山駅または南海和歌山市駅から和歌山バスで医大病院行き「医大病院」下車すぐ、 または和歌山マリーナシティ・海南駅前・海南藤白浜方面行き「医大病院前」下車徒歩3分 |
先輩インタビュー
出身大学 | 近畿大学 |
---|---|
卒業年 | 2017年 |
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
就職活動中に、病院・薬局・企業・行政など様々な場面で働く薬剤師や、就職活動中に出会った他大学の学生と話をしているなかで自分のやりたいことを考えました。その上で、他職種と連携し患者さんの病態を見ながら薬物治療に関与し、また患者さんとより身近に接することができると思い、病院薬剤師を進路に選びました。医師の処方意図や看護師など他職種の患者さんとの関わり方を見ながら、薬剤師としての役割を常に考えて力を発揮できるのが病院薬剤師の魅力かなと今は思います。
◆当院の志望動機
5年生の地元での病院・薬局実習を経て、高齢化する地域の医療現場を目の当たりにし、薬剤師として現場で役立つ幅広い知識を身につけたいと考えました。また、様々な診療科があり、最新の医療も行っている大学病院という現場で、幅広く病態や薬物治療の経験を積みたいと思い、当院への就職を希望しました。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
1年目は調剤室で調剤業務をメインに行いました。2年目以降は病棟薬剤師として、2年3カ月間は整形外科病棟に、その後2年間は血液内科病棟の担当として、患者さんへの化学療法などの薬剤指導の他、抗菌薬のTDM業務や他職種への薬剤に関する情報提供などを行いました。その後は出産のため約1年半の間、産休・育児休暇を取得しました。現在は調剤係として勤務しており、基本的な調剤業務の他、入院前の常用薬確認業務にも携わっています。
◆今後の目標
6年間働くなかで幅広い分野の病棟で勤務させてもらい、様々な年代・生活背景の患者さんとのコミュニケーションや他職種との関わりを経て、薬剤指導や他職種への情報提供の場面でスキルアップしていると思っています。今後は化学療法など専門分野も磨くことを視野に入れながら日々研鑽をつみたいと考えています。