法人情報詳細

社会福祉法人恩賜財団 済生会滋賀県病院

業種 病院

キャリア形成及び教育の考え方

入職後、半年間教育担当から、メンター制度を用いた新人教育で知識を身につけてもらい、当直・日直業務、病棟配置業務を開始します。また担当病棟は、定期的に変更を行い幅広い知識を習得できるよう考えています。

病院薬剤師として、1歩を踏み出す際に考えてもらいたいのは、仕事を通して勉強できる環境かどうかだと考えます。当院薬剤部のスタッフは、日々忙しく働いており、机についてゆっくり勉強できる時間はとれませんが、手本となる先輩薬剤師がいることや毎日の仕事に新しい発見があることが魅力だと考えています。また医師、看護師や他職種との連携を大切にしており、昨今では他職種で構成するチームラウンドにも当たり前のように薬剤師が参加し研鑚しています。他にも病院薬剤師会としての活動や、学会への参加発表、専門認定薬剤師の取得など積極的に頑張っています。

会社(法人)の魅力

私たちは、済生会の「救療済生」の方針に基づき、安全で質の高い医療の提供と、心温まるサービスを実践し、地域の皆様の安心と幸せな未来へ貢献します。

済生会は、403施設・435事業を運営し、64,000人が働く、日本最大の社会福祉法人です。公的医療機関として安定した基盤(県外への転勤なし)で、済生会のスケールメリットを活かして、公立病院よりもスピーディーに最新の医療情勢に対応できます。令和3年度の当院収支状況は全国の済生会81病院中2位の安定した経営であります(退職金制度、福利厚生制度が充実)。

概要

事業内容 外来・入院調剤業務、TPN・抗がん剤調製業務、薬剤管理指導業務、薬剤師病棟配置業務、化学療法センター配置、日当直業務、チームラウンドへの参加、各委員会への参加、日本病院薬剤師会、滋賀県病院薬剤師会研修会への参加
診療科目 総合内科 消化器内科 循環器内科 脳神経内科 血液内科 腎臓内科 呼吸器内科 糖尿病内分泌内科 小児科 救急集中治療科 外科 乳腺外科 心臓血管外科 呼吸器外科 整形外科 脳神経外科 泌尿器科 産科・婦人科 眼科 耳鼻咽喉科 形成外科/美容皮膚科 皮膚科 リハビリテーション科 放射線科 麻酔科 疼痛(ペインクリニック)・緩和ケア科 歯科 病理診断科
病床数 393床
本社所在地 滋賀県栗東市大橋二丁目4番1号
設立 1924年10月23日
代表者 院長 三木 恒治
従業員数 1,140名(令和4年4月1日時点)
薬剤師数
(薬学出身者数)
28名
専門・認定薬剤師 日病薬病院薬学認定薬剤師 8名、日本薬剤師会研修認定薬剤師 1名、認定実務実習指導薬剤師 4名、抗菌化学療法認定薬剤師 2名、感染制御認定薬剤師 1名、外来がん治療認定薬剤師 2名、がん薬物療法認定薬剤師 1名、緩和薬物療法認定薬剤師 1名、小児薬物療法認定薬剤師 1名、糖尿病療養指導士 1名、漢方薬・生薬認定薬剤師 1名、日本DMAT隊員 1名、医療情報技師 1名、骨粗鬆症マネージャー 1名
お問い合わせ先 077-552-1221(代表) 人事課

先輩インタビュー

出身大学 京都薬科大学
卒業年 2022年

◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力

学生実習の際に、カルテで他の医療者と患者様の関わりなどを見て、他の医療者との交流がさかんなことに魅力を感じ、自分も病院で働きその一員になりたいと思いました。入職前は看護師や医師との関わりを主だと考えていたのですが、リハビリの方からふらつきがあるが薬の量はどうかといったことや、栄養士の方から電解質について追加できる薬はないか輸液との相互作用はどうかといった相談がありました。それぞれ違う観点から患者様にアプローチしてみんなで協力しあうことでよりよい医療を提供できるところにすごくやりがいを感じています。

◆当院の志望動機

当院を選んだ理由は新人研修が充実しているからです。目標チェックシートを用いてその週の目標について教えてもらい、次の週に振り返りをします。毎週、週初めに教育担当の方と話し合い、疑問点については納得するまで説明していただきました。医療現場では臨機応変に対応する場面が多いですが、落ち着いて対応するためには基礎ができていないといけません。目標チェックシートで可視化することで自身の成長を感じやすいし、まわりの先輩方にも、どこまでできるかを把握してもらいやすいので、わからないことなど教えてもらいやすいです。

◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容

初めは調剤についての基礎を教えてもらい、監査をする際に注意すべきポイントなどを教えてもらいました。今は病棟配属され、循環器や脳神経内科などの病棟で働いています。脳梗塞を発症され薬が一気に追加になった患者様に、薬の効果やなぜ必要なのかをひとつひとつ説明することで納得していただいたことが印象的でした。脳梗塞は退院後も再発症を予防するために数種類の薬を続けてもらう必要があります。患者様になぜ必要なのか正しく理解してもらうことで、退院後の服薬コンプライアンスにつながると考えていて、やりがいを感じています。

◆今後の目標

患者様はもちろん、他の職種の方から頼ってもらえる薬剤師になりたいと思っています。当院の薬剤部には感染症や抗癌剤、緩和などの専門薬剤師が在籍しています。医師の方たちも専門薬剤師に意見を求めておられる姿を見て、私も他の医療者から頼ってもらえるような薬剤師になりたいと思いました。現在は糖尿病の専門薬剤師について興味を持っています。入院患者様で糖尿病薬の服薬コンプライアンスが悪く、腎障害や視力障害を合併された方を見ました。患者様に服薬の大切さなどを正しく理解していただけるような、服薬指導ができるようになりたいと考えています。

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