法人情報詳細

学校法人大阪医科薬科大学 大阪医科薬科大学病院

業種 病院

キャリア形成及び教育の考え方

安全で良質な薬物治療を提供するために、チーム医療の要として「薬あるところに薬剤師あり」を実践できる「ジェネラリスト&スペシャリスト」となる薬剤師の育成を目標に掲げ、教育プログラムを整備しています。

「目指せ何でも薬剤師」をキャッチフレーズに、お薬のことには何でも関与し、様々なことに気付き、行動できる薬剤師の育成をモットーにしています。薬剤師業務が対物(モノ)から対人(ヒト)へシフトしていく流れは必然です。だからこそ、基盤として薬剤師に求められるのはモノ(薬剤)の知識です。多職種協働で医療に携わるとき、薬剤師が常にヒト(患者)をターゲットにするためには、基盤となるモノ(薬剤)の知識を絶えず習得していくことが必要となります。これらの考えのもと、部内にカリキュラム委員会を設置して、プリセプター制度、ラダー制を整備し、卒前・卒後教育にも力を注いでいます。

会社(法人)の魅力

2027年に迎える大阪医科薬科大学創立100周年に向けてさらなる発展を目指し、「超スマート医療を推進する大学病院」を基本方針に掲げ、病院新本館A棟がオープンしました。次代の変化に柔軟に対応し、継続的に質の高い医療を提供できるように努めてまいります。

大阪医科薬科大学病院は、阪急高槻市駅に隣接し、極めて交通至便の地にあり、北摂地域における地域医療の要を担っています。特定機能病院、災害拠点病院、地域がん診療連携拠点病院、臨床研修指定病院など、公的機関から30項目以上の指定を受け、日本医療機能評価機構の認定病院として2005年以降更新を続けています。
地域の中核病院、高度先進医療を担う大学病院として、「社会のニーズに応える安全で質の高い医療を提供するとともに、良識のある人間性豊かな医療人を育成します」という病院理念のもと、薬剤部でも、卒前・卒後の教育プログラムを整備し、人材育成にも力を注いでいます。

概要

事業内容 教育及び診療
診療科目 【標榜科】内科、脳神経内科、呼吸器内科、リウマチ科、消化器内科、循環器内科、精神科、外科、呼吸器外科、心臓血管外科、脳神経外科、整形外科、小児科、産科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、放射線科、麻酔科、形成外科、リハビリテーション科、歯科、歯科口腔外科、救急科、病理診断科
病床数 903床
本社所在地 〒569-8686 大阪府高槻市大学町2番7号
創業 開院 1930年5月
代表者 理事長 植木 實
事業所 <関連施設>
大阪医科薬科大学、高槻中学校・高等学校、大阪医科薬科大学三島南病院、大阪医科薬科大学健康科学クリニック、大阪医科薬科大学訪問看護ステーション、大阪医科薬科大学LDセンター、関西BNCT共同医療センター 等
従業員数 3,204名 (2023年2月1日時点 ※法人全体教職員数)
薬剤師数
(薬学出身者数)
【薬剤部所属の薬剤師数】正職員(短時間、産休・育休含む) : 71名、嘱託・契約・アルバイト : 8名 (2023年6月1日時点)
専門・認定薬剤師 (2023年4月1日時点)
■日本薬剤師研修センター:認定実務実習指導薬剤師(13名)、研修認定薬剤師(8名)
■日本病院薬剤師会 :認定指導薬剤師(2名)、がん薬物療法認定薬剤師(1名)、精神科薬物療法認定薬剤師(1名)、感染制御認定薬剤師(1名)、病院薬学認定薬剤師(17名)
■日本医療薬学会:医療薬学指導薬剤師(2名)、医療薬学専門薬剤師(2名)、がん指導薬剤師(2名)、がん専門薬剤師(6名)
■日本緩和医療薬学会:緩和医療暫定指導薬剤師(2名)、緩和薬物療法認定薬剤師(2名)、日本化学療法学会:抗菌化学療法認定薬剤師(3名)
■日本静脈経腸栄養学会:栄養サポート(NST)専門療法士(6名)
■日本糖尿病療養指導士認定機構:日本糖尿病療養指導士(3名)
■日本医薬品情報学会:医薬品情報専門薬剤師(1名)
■日本医薬品安全性学会:医薬品安全性専門薬剤師(1名) 等
お問い合わせ先 大阪医科薬科大学 人事部人事課
担当:岡本・松本・三原
TEL:072-683-1221(代表)、072-684-6222(直通)
E-mail:saiyo@ompu.ac.jp

先輩インタビュー

出身大学 大阪医科薬科大学
卒業年 2019年

◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力

他職種と関わることが多いこと、私の提案した内容が、直接患者さんの治療へ活かされるところに、自分の実力を発揮できる面白さとやりがいを感じます。
病院薬剤師は仕事の幅が広く、時間に追われる毎日です。当院は一つの業務に偏らないシフト制となっているので、覚えることが多く大変ですが、薬剤師として幅広いスキルを得ることができます。日々、自分自身の成長を実感しています。

◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容

私は薬剤部の本部業務として計数調剤、注射薬調剤・無菌調製、SPDと協力して医薬品の定数配置薬払い出し、期限管理などの業務を担当しています。
病棟薬剤業務は、消化器内科病棟を担当しています。患者さんの入院時に、休薬が必要な薬剤やアレルギーで使用できない薬剤の確認をして、持参薬の報告書を作成します。年齢・体重・臓器機能障害の程度で薬剤の投与量は変わります。確認に細心の注意を払い、患者さん個々に応じた適切なお薬をお届けできるよう心掛けています。チーム医療の一員として、より良い治療ができるように、医師・看護師・栄養士など他職種と相談をして治療方針をチームで決定しています。

◆今後の目標

短期的なビジョンとしては、医師のタスクシフトの一環として、医師の代わりに薬剤師が処方を行う代行オーダを成功させることです。当院初の試みである代行オーダのテスト病棟に選ばれ、医師、看護師と協議を重ねています。安全かつ効率的に治療をすすめられるようなシステムを築くために尽力しています。長期的なビジョンとしては、専門・認定薬剤師の資格を取得し、より高い専門性を身につけることで、患者さんや、他の医療従事者から信頼される薬剤師になりたいと考えています。

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