社会医療法人 生長会
業種
病院
2023年取材記事
「薬のことならこの人に！」と患者さまや他職種から頼られる「お薬マスター」を目指す。
次世代を担う薬剤師
府中病院
大阪医科薬科大学薬学部 2020年卒業
気軽に相談でき、疑問や不安が
残らない安心して働ける職場
入職後は、生長会グループ４病院の同期が集まって研修を受けたあと、調剤業務を担当。生長会では、１年目はプリセプター（新人育成担当者）からマンツーマンで指導を受けます。進捗状況に合わせて業務を教わり、その日の業務内容の振り返りも一緒に行ってもらえたので、疑問や不安を残さずに業務を覚えていけました。
２年目には消化器内科の病棟担当として、服薬指導のほか、カルテを用いた検査値のモニタリングや、必要に応じてＴＤＭ（治療薬物モニタリング）を実施。病棟の多職種カンファレンスにも参加しました。病棟での薬剤管理指導業務を決められた時間内でこなすことには苦労しましたが、先輩にアドバイスをいただきながら業務内容を精査。そのうえで先輩のやり方を参考に、非効率な部分を少しずつ改善していきました。
薬に対する患者さまの不安を
少しでも和らげたい
３年目からは普段の業務に並行して糖尿病チームにも所属し、患者教育を実施しています。薬剤の適正使用に関するポスターを作成して院内に掲示するほか、外来患者さまに薬の正しい飲み方なども説明。同席の医師や看護師からも「説明がとても分かりやすかった」といった言葉を掛けられると、患者さまにもうまく伝わったのだと思えて大きなやりがいを感じます。これからも取り組みを継続し、患者さまの薬に対する不安を少しでも軽減できればと考えています。今後は、糖尿病患者のセルフケアを支援する「日本糖尿病療養指導士」や抗菌薬使用のスペシャリストともいえる「抗菌化学療法認定薬剤師」の資格取得を目指します。憧れの先輩のように、その専門知識を生かして患者さまや他職種から信頼され、「薬のことならこの薬剤師に聞こう！」と思ってもらえるような薬剤師になりたいです。
TO MY FUTURE
Myタイムカプセル
5・10年後の私
現在、薬剤部内の糖尿病チームに所属しているため、糖尿病治療薬の知識をさらに深めていくことが当面の目標です。キャリアを重ねていく中で得意分野を広げ、将来的には患者さまや他職種から「薬のことならこの薬剤師に聞こう！」と頼ってもらえる「お薬マスター」を目指しています。
ADVICE
学生の皆さんへアドバイス
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キャリア選択の
アドバイスまずは、仕事のやりがいや将来のスキルアップを十分に考慮して職場を選ぶことをお勧めします。また、給与や勤務時間などの待遇面だけでなく、アクセスのしやすさなど、あらゆる角度からしっかりと確認することが大切です。
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学生時代にしておけば
よかったこと国家試験の勉強をする際には、実務実習を思い出して「現場」をイメージすると、より理解が深まると思います。また、卒業後も連絡を取り合える仲間がいると、社会人になった後も気軽に相談できるので、交友関係も大切にしてください。
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こういう人と
働きたい！・元気でおしゃべり好きな人
・相手のことを思いやれる人
・向上心がある人
こんな人たちと一緒に働いていきたいですし、私自身もこういう人でありたいと思っています。
オフタイム
趣味は「推し活」です。
中学生の頃から14年間、
ずっとKAT-TUNが大好きで、
ライブやイベントに行くことで
励まされたり元気をもらえたりして、
日々の活力を得ています。
