さまざまなタイプの調剤薬局で調剤技術に磨きをかけた後に、 現在は調剤併設型ドラッグストアの薬局長として、疾患を抱える患者さんだけでなく、 未病の人とも関わり、地域の皆さんの健康維持のサポートに力を入れています。
処方箋をお持ちの患者さんの相談にのるだけでなく、OTC販売を通じて病気にならないための健康維持の相談にもしっかりと応え、「あなたに相談したい」と言われるかかりつけ薬剤師を目指したいと思います。
同時に、スタッフからも「あの薬局長と一緒に働きたい」と言われるような人材になることが目標です。
健康維持の相談相手としての
役割の重要性を改めて認識
8年目に基幹病院前の大型調剤薬局の店長になり、これまで以上に多岐にわたる悩みや不安を抱える患者さんに向けて服薬指導を行うように。そうした日々の中で、薬剤師は処方箋に基づく調剤技術や知識などの専門性に加えて、日々の健康維持のための相談相手としての役割も非常に重要だと改めて思うようになり、傾聴力などのコミュニケーションスキルの習得をより意識するようになりました。
スタッフのスキルアップと
働きやすい環境づくりに注力
どのような店舗でも自分ひとりで運営することはできず、スタッフの協力が必要不可欠です。そのため、すべてのスタッフのスキルアップと働きやすい環境づくりが非常に大切だと考えています。店舗のスタッフ一人ひとりが自分で考えて行動できるように、スタッフから提案があった場合は、まずは実践し、その上できちんとフィードバックをするように心掛けています。
自分の可能性を限定せず
まずはチャレンジ!
学生時代はまだ自分の将来を想像することができず、やりたいことや目標とすることがはっきりわからなくても、焦る必要はないと思います。チャンスを逃さず、いろいろなことにチャレンジし、自分のやりたいこと、自分に合った仕事を見つけてください。働くうちに考えが変わることもあるので、自分の可能性を限定しない、広い選択肢があるところを選ぶとよいと思います。
家族との時間を一番大切にしています。昨年、勤続20年の表彰を受け、10日間の休暇をいただいたので家族でハワイ旅行に行き、ダイヤモンドヘッドに登ってきました。登山は同じ目標に向けて、励まし合うことで団結力が生まれ、普段できないような会話もでき、楽しいですね。
アラフォーになってから、職場の仲間に誘われてランニングも始めました。