薬剤師らしい仕事がしたい!
長く勤められる調剤薬局を選択
大学卒業後、製薬会社と病院で働きましたが、その中で強くなってきたのは「患者さまともっと接することができる仕事がしたい」想いでした。薬剤師として長く働きたいとも考えていましたので、制度や環境が整い地域医療にも貢献できる調剤薬局ということで、地元のサン薬局を選択しました。
病院薬剤師の経験があるとはいえ、調剤薬局は初めての経験。当初はわからないこともありましたが、皆さん親切で丁寧に指導してくださいました。当時の管理薬剤師さんは今も私の目標で、仕事の節目節目に「こんな時あの人だったらどうするだろう」と立ち戻っています。入社後まず驚いた人間関係の良さはその後のどの店舗も変わらず、サン薬局の良さだと思っています。
保育園の時間を
聞かれたことに驚き感謝
現在は、済生会中和病院前の桜井西店で管理薬剤師をしています。多数の診療科、広域を含め多種多様の処方箋を受けており、薬剤師としてとても勉強になる職場です。
プライベートでは、小学生二人の子育てに奔走しています。サン薬局に入り3年目に最初の産休を取りましたが、復帰する前に本社人事の方から「保育園の送り迎えの時間」を尋ねられ驚きました。その時間までに終わる営業時間の店舗を選んでくださっていたんですね。香芝店をはじめ配属先はすべてその配慮がありました。医大前店では初めて管理薬剤師も任されました。この会社は女性であることや子どもがいることが、仕事のハンデにならないとこの時実感。不安もありましたが、ここで頑張らなければ!と全力で取り組みました。
仕事をしながらも参観日などの学校行事には欠かさず参加、PTAの役員や子ども会のお手伝いなどもこなしています。子どもたちと十分関わることができ、職場の仲間や会社に感謝の気持ちでいっぱいです。
在宅のやりがい、
薬剤師への期待を実感
今後目指したいのは在宅ができる薬剤師です。上牧西店の時、当社の在宅特化型薬局に通われていた患者さまから直接「この薬局でも在宅をしてほしい」という要望がありスタートさせました。薬局から出て服薬指導などをするのは初めてのことでしたが、生のお声をじっくり聞ける機会を得て、薬剤師としての志を新たにできました。例えば、錠剤を上手く飲みこめないというお悩み。粉砕の指示をドクターに取り付けるなど薬剤師が介在することで、喜んでいただけ、患者さまの体調が改善するといったことを目のあたりにし、在宅の必要性とやりがいを実感。在宅の仕事にもっと取り組みたいと思いました。よりお役にたてるよう勉強会等にも皆で参加、お一人だった患者さまが口コミでどんどん増え、評価いただけていることは励みにもなりました。
サン薬局を選んで
本当によかった!
地域医療の担い手としてサン薬局は在宅にさらに力を注いでいきます。全社的な研修にも参加しましたが、薬のことだけでなく認知症や介助法についてなど、在宅は奥が深く、学ぶことはたくさんあると感じました。研修を機に、より一層在宅への想いは高まりました。また、今年からかかりつけ薬剤師の制度も始まります。認定薬剤師の資格取得など、そのための勉強も必要となります。少しずつ自分の時間ができてきましたので、勉強会に参加したり、eーラーニングで勉強したりして、薬剤師としてのスキルを上げていきたいです。
18年の間に様々なライフイベントもありましたが、女性の活躍やキャリアステップを細やかに支援していただけるのがこの会社。「サン薬局で本当によかった!」。この想いは年を追うごとに強くなっています。