病院全体を見渡せる 広い視野を養って
CRCは病院全体を見渡し、多職種と密接に関わる、まさに「チーム医療の調整役」。各職種の通常の業務の流れなどを知っていないと調整ができないので、まずは薬剤師としての基盤を固めた上で、他職種と積極的に交流し、広い視野を養うことを心掛けてほしいと思います。
日本臨床薬理学会認定CRCの認定試験を受けるには、(1)専任CRCとして2年以上の実務経験を有していること。(2)CRCとしての活動実績を、所属長または参加した臨床研究チームの責任医師が証明できること。(3)学会の指定するCRC研究会、CRCと臨床試験のあり方を考える会議、学会の学術総会などへの参加実績を有すること。などの条件があります。申請にあたっては、申請用紙を郵送にて請求するか、学会ホームページからダウンロードし、簡易書留便で事務局に送ります。合格後は5年ごとの更新が必要です。