法人情報詳細
医療法人 富田浜病院
キャリア形成及び教育の考え方
中小病院の薬剤師は１つの仕事にとどまらず、あらゆる仕事をこなす
多方面の能力、複数科にまたがる幅広い知識を持つジェネラリスト
中小病院の薬剤師は１つの仕事にとどまらず、あらゆる仕事をこなす、多方面の能力、複数科にまたがる幅広い知識を持つジェネラリストな能力を求められます。薬剤部内の業務からスタートし、薬剤管理指導では先輩のサポートのもと一つずつ診療科・疾患を増やし、知識の幅を広げていきます。急性期から慢性期、在宅まで医療チームで包括的な患者支援に薬剤師も参画し、人生そのものに寄り添うことで、自分の人間性の幅を広げ、深みのある薬剤師へと成長することができます。
会社（法人）の魅力
大切な人に紹介できる場所
当法人に関わる全て人が「周囲に紹介したい！」という場所を目指しており、職員に対しましては職場環境、働き方など常に時流に合わせてアップデートし続けていることが魅力の一つです。
例えば子育て応援として院内保育所の運営や育児短時間制度といった家庭のサポートやスキルを活かして輝く人材を応援するスター制度といった資格取得・自己研鑽応援制度などを充実させています。
また働きやすさ＝心の豊かさにもつながると考えており、一人一人が心にゆとりを持ち業務に当たっており、人間関係も良好と感じていますし、他職種連携をキーワードに協力体制も整っていますので、勤務もプライベートも充実していただけるのではないでしょうか。
概要
| 事業内容 | 医師や看護師、リハビリスタッフなど他職種との距離が近く、中小病院ならではの小回りの利くチーム医療が実践できるのが当院の魅力です。院外処方箋率９５％、調剤、薬剤管理業務、病棟製製剤業務、その他各種委員会など様々な業務にかかわることができます。 |
|---|---|
| 診療科目 | 整形外科・リウマチ科・内科・脳神経内科・外科・脳神経外科・麻酔科・放射線科 |
| 病床数 | 145床 |
| 本社所在地 | 三重県四日市市富田浜町26-14 |
| 創業 | 大正7年 |
| 代表者 | 河野 稔文 |
| 従業員数 | 650名 |
| 薬剤師数 （薬学出身者数） |
9名 |
| 専門・認定薬剤師 | 病院薬学認定薬剤師2名、糖尿病療養指導士1名、骨粗鬆症リエゾンマネージャー1名、漢方薬・生薬認定薬剤師1名 |
| お問い合わせ先 | 医療法人富田浜病院 人事部 河口宛 059-365-5535 |
先輩インタビュー
| 出身大学 | 金城学院大学 |
|---|---|
| 卒業年 | 2023年 |
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
実は実習に行くまでは病院で働くことは考えていませんでした。しかし実習で実際に患者さんを担当させていただき、検査値や薬剤、患者さんの状態をリアルタイムで確認しながら治療に参加できる点が医療従事者としてのやりがいに感じ、病院薬剤師を志望するきっかけになりました。また、入院時には状態の良くない患者さんが次第に回復していくのを近くで見られる点、他職種と協同しながら治療方針を決められる点は、治療に介入している実感を得ることができ、調剤薬局にはない魅力だと感じました。
◆当院の志望動機
富田浜病院では急性期から慢性期と幅広い患者さんが入院されていて、長く患者さんと関わることができることや患者さん毎に担当が割り振られ、患者さんが再入院されても同じ担当薬剤師がずっと看ることができると説明会で聞き、魅力に感じたことです。特に地域医療連携に力を入れており、地域医療に貢献できる環境が整っている点も希望と合致していました。働く環境については木日祝日の固定休で、宿直・当直・夜勤がなく、時短勤務あり、産休・育休もとりやすいとプライベートと仕事を両立しやすい環境で長期的に働ける点も魅力に感じ、志望いたしました。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
入職半年までは主に調剤業務を行い、半年後からは入院患者さんを担当させてもらっています。急性期の患者さんは主に整形外科ですが、骨折等で入院される高齢者の多くは他に疾患を抱えていたり、地域包括ケア病棟、リハビリ病棟では様々なケースの症例や薬学管理を行っているため、幅広い知識と経験を積むことができ、多岐にわたる患者さんのケアに貢献できます。医師の代行業務を行う機会も多く、看護師との連携、情報共有が積極的に行われているため、患者さんの状態をより理解し最適な薬学的ケアを提供できる環境が整っていいます。
◆今後の目標
チームワークがとても良い職場のため、先輩薬剤師の皆さんがたくさんサポートしてくださっていますが、自分からも治療の提案や相談をできる薬剤師になりたいと考えています。そのために、薬剤の適応毎の用法用量、腎機能等に合った薬剤選択や用量設定、点滴の投与ルートなど大学ではあまり触れてこなかった範囲を深めていきたいです。また、4年目から認定薬剤師の資格に挑戦することができるので、三重県薬剤師会の勉強会を受講し1年目から単位取得を目指しています。
