法人情報詳細
兵庫県
キャリア形成及び教育の考え方
兵庫県人材マネジメント方針に従い、採用、育成、配置、評価・処遇を一貫した考え方の下に整備し、全ての職員が能力を最大限に発揮し、県が求める職員像である「HYOGO's WAY」を実践できるよう人材育成と教育を行っています。
県が求める職員像である「HYOGO's WAY」を職員全員が「自分ごと」として捉え、日々の業務で実践するために、職員の挑戦と成長を促す新たな人事評価制度の導入、職員のキャリアビジョンを踏まえた人事異動等の推進、自律的な学びを促す研修環境の整備、優秀で多様な人材の確保、新しい働き方に対応した業務運営スキルの習得、民間企業等とのネットワーク形成の促進等を行い、県民本位で県民・職員の多様な意見を大切にし、例え失敗しても繰り返し挑戦し続け、庁内外にネットワークを拡げ、自身だけではなく部下や後輩職員を育成・成長させる職員の育成を推進している。
会社（法人）の魅力
兵庫県の薬務行政等のスペシャリストとして、薬剤師としての知識・技能を活かして、医薬品医療機器等法、麻薬及び向精神薬取締法等など関係法令を適正に執行・遂行することにより、兵庫県民の健康、地域医療、衛生管理等を支えています。
本庁、保健所、健康科学研究所、人事交流による県立病院での現場実務を経験しながら、本庁での施策立案、保健所での現場実務の薬務、食品及び環境衛生行政、地方衛生研究所における医薬品や食品の試験分析及び研究等の分野で活躍することができます。また、専門スキルの研修としては、厚生労働省が行う国立保健医療科学院派遣、麻薬取締職員研修等の様々な研修、全職員の研修として県が行う様々な職位別研修等を通じて、自らの様々なスキルを向上させながら、日々の業務を行うことができます。なお、仕事をしながら子育てや介護等の家庭や地域での生活等の私生活を充実させるワーク・ライフ・バランスを推進しており、休暇等の様々な福利厚生制度も充実しています。
概要
| 事業内容 | 地方自治行政 |
|---|---|
| 本社所在地 | 兵庫県神戸市中央区下山手通５－１０－１ |
| 代表者 | 兵庫県知事 齋藤 元彦 |
| 事業所 | （薬剤師配置現場を抜粋） 健康福祉事務所（芦屋・宝塚・伊丹・加古川・加東・中播磨（福崎）・龍野・赤穂・豊岡・朝来・丹波・洲本） 健康科学研究所 |
| 薬剤師数 （薬学出身者数） |
約90名（行政薬剤師として）（令和4年4月現在） |
| 薬学出身者の活躍職種 | 薬剤師・食品衛生監視員・研究職 |
| お問い合わせ先 | 兵庫県保健医療部総務課 西村 Tel：078-341-7711（内線3488） |
先輩インタビュー
| 出身大学 | 京都薬科大学大学院 |
|---|---|
| 卒業年 | 2009年 |
◆現在の職種を選んだ理由・魅力
公務員の魅力の一つはジョブローテーションにより多種多様な業務に従事できることだと思います。私は12年間で病院薬剤師、薬局・旅館・飲食店といった地域生活を支える施設の許認可や監視指導、国内有数の医薬品・医療機器製造所への立入検査、さらに県内の新型コロナウイルスワクチンの接種体制の確保を図る新課の立上げなどに様々な業務に従事できました。薬剤師が必要とされる職場は多岐にわたり、活躍の場はたくさん用意されています。色々な業務にチャレンジし、自分にあった仕事を探し出す機会を多く得られることも兵庫県行政薬剤師（公務員）の特徴です。
◆当社の志望動機
私は大学卒業後、関東にある製薬企業の研究所に就職し、新薬の製剤設計に従事していました。元々、生まれ育った兵庫県に愛着があり、退職後に兵庫県に帰ろうと考えていましたが、地元を離れてみると郷里への愛着がますます強くなり、大好きな兵庫県に薬剤師として貢献できる仕事がしたく兵庫県職員に転職しました。
◆入社してからの仕事の変化・現在の仕事内容
入庁時は県立柏原病院に配属となり調剤業務や服薬指導に従事しました。その後、豊岡健康事務所（保健所）で薬事監視員・衛生監視員として薬局やドラッグストアのほか、理美容所、旅館、温泉等の許可・監視指導に携わり薬事行政の基本を学んだ後、本庁薬務課に異動となりました。薬務課では主に医薬品製造業者の許認可や国から承認された製造販売承認書どおりに医薬品の製造・品質管理が行われているか監視指導をする業務に従事した後、新型コロナウイルスワクチンの接種体制の構築・管理を行うワクチン対策課の立上げに携わりました。現在は、保健所で食品衛生監視員として従事しています。
◆今後の目標
指導・助言するには法令等の知識を備えた上で、相談者の要望・気持ちを酌み取って説明する必要があります。知識や経験を蓄えることはもちろん、事業者に納得してもらい進んで衛生管理に努めてもらえるような説明ができるようコミュニケーションスキルを鍛え、県民や事業者の信頼に応えられる職員になれるよう研鑽を積みたいです。
