法人情報詳細
株式会社フロンティア(フロンティア薬局)
キャリア形成及び教育の考え方
病院やクリニック前、大学病院ぼ敷地内など、個性の異なる157店舗を全国展開(病院前:クリニック前=6:4)。幅広い処方を経験しながら成長することができます。
【認定・専門薬剤師資格取得サポート】患者様の抱える課題に気づき悩みを引き出します。その情報を医師に共有し、さらに必要であれば処方提案を行います。患者様と医師の薬の番人としてサポートをするのが薬剤師の役目。16領域に渡る学会認定の資格取得サポートすることで専門性を高め、患者様個人に合わせた最適な医療に貢献します。【多職種連携研修】多職種連携に必要なコミュニケーション力や薬学的知識の習得をします。【階級別研修】OJT担当者・新任管理薬剤師・幹部社員等、役職に合わせた最適な医療に貢献します。【海外視察研修】海外の薬局や福祉施設を訪問します。日本にはない新たな視点で今後どのように経営していくべきか検討しています。
会社(法人)の魅力
フロンティアでは、地域包括ケアに必要なサービスを自社内で多面的に展開することで、相談しやすく、安心・安全のサービス提供を目指しています。
◆薬局×福祉 当社は訪問看護や福祉用具の提供など、在宅サービスを手掛ける「福祉事業」「ヒューマンケア事業」も全国展開し、医療だけでなく福祉・介護サービスの提供も行っています。薬剤師をはじめ、看護師、介護士、社会福祉、住環境コーディネーター等社内に多職種が在籍していることも特徴の一つ!プロフェッショナル集団として地域医療をサポートしています。◆中堅×超大手 フロンティア単体では業界順位11位と中堅規模。上司部下、現場本社の距離が近く一人ひとりと向き合える良さがあります。それに加え、当社は医療福祉業界最大級グループ、ワタキューグループの中核を担う一社でもあるため、医療や介護の連携がますます必要となる今、医療福祉に特化したサービスを多角的かつ総合的に提供する事で地域の皆様のニーズに応えています。
概要
事業内容 | ■薬剤事業:保険薬局の経営 保険薬局の経営、OTC医薬品・医薬部外品の販売 など ■福祉事業:在宅福祉サービスの提供 福祉用具のレンタル・販売、住宅環境の提案 など ■ヒューマンケア事業 サービス付き高齢者住宅・グループホームの運営、バイリンガル幼児園、 障がい者就労支援 など |
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本社所在地 | 大阪府大阪市淀川区宮原3-5-36 新大阪トラストタワー21階 |
設立 | 1983年11月18日 |
資本金 | 1億円 |
代表者 | 重森裕之 |
売上高 | 553億円(2023年6月) |
事業所 | 保険調剤薬局店舗数 全国157店舗(2024年8月現在) ■関西地区 68店舗 兵庫県42店舗/大阪府11店舗/奈良県7店舗/京都府4店舗/和歌山県2店舗/滋賀県2店舗 ■北海道地区 16店舗 札幌8店舗/釧路6店舗/苫小牧1店舗/帯広1店舗 ■東北地区 11店舗 青森県2店舗/岩手県3店舗/宮城県5店舗/福島県1店舗 ■関東地区 19店舗 新潟県3店舗/群馬県3店舗/茨城県2店舗/埼玉県2店舗/東京都6店舗/神奈川県3店舗 ■中部地区 17店舗 愛知県5店舗/長野県3店舗/富山県4店舗/石川県4店舗/福井県1店舗 ■中四国地区 24店舗 岡山県4店舗/島根県2店舗/香川県3店舗/愛媛県15店舗 ■九州地区 2店舗 大分県1店舗/宮崎県1店舗 |
従業員数 | 2675名(2024年2月) |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
薬剤師687名 |
薬学出身者の活躍職種 | 管理薬剤師 |
沿革 | 1983年 資本金1億円でセンチュリー・ヘルティ(株)(フロンティアの前身)を設立。村田士郎が社長に就任。 1992年 ワタキューセイモア(株)において調剤薬局事業に着手。 1996年 センチュリー・ヘルティ(株)において調剤薬局事業に着手。 2001年 ワタキューセイモア(株)の調剤薬局事業をセンチュリー・ヘルティ(株)に統合し、同社をフロンティアに社名変更。 2007年 (株)フロンティアにて、関西地区で保険調剤薬局を展開するリゲルグループを吸収合併。 2010年 (株)フロンティアが(株)スズケンと資本業務提携を締結。 2012年 重森裕之が社長に就任。 2013年 保険調剤薬局を展開するフロンティアが福祉用具を扱うハートウェルを吸収合併。資本金を1億円とする。 2014年 奈良県を中心に保険調剤薬局を展開する(株)アール・エスをフロンティアグループとする。 2015年 訪問介護、訪問看護、デイサービス、居宅介護支援、障がい者自立支援サービスを行なう (有)コスモサービスをフロンティアグループとする。 2015年 愛知県で訪問介護、デイサービス、居宅介護支援、グループホーム、有料老人ホームなどを行なう (株)オフィスシンセリティをフロンティアグループとする。 2016年 (株)東予薬局をフロンティアグループとする。(株)すまいるこころを設立し、100%子会社とする。 2017年 (株)すまいるこころが、フロンティア特例子会社となる。(株)東予薬局を吸収合併する。 2018年 大阪本社・千葉本社の2本社制とする。 2019年 (株)フロンティア子供みらいを設立する。 2019年 (有)百々(本社:岐阜県羽島郡岐南町)を100%子会社とする。 2020年 (株)フロンティア子供みらいが「Kids Duo International 豊中(バイリンガル幼児園)」を開園する。 2022年 (株)フロンティアゆい設立を設立する。 2022年 (株)フロンティアにて、株式会社アール・エスを吸収合併する。 |
お問い合わせ先 | saiyo-ph@frontier.web.jp |
交通機関・アクセス | 大阪メトロ新大阪駅より徒歩約4分 |
先輩インタビュー
出身大学 | 京都薬科大学 |
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卒業年 | 2019年 |
◆現在の職種を選んだ理由・魅力
薬剤師を目指したきっかけは、祖母をがんで亡くしたことからです。
祖母はよく、薬剤師の先生方に体調のほかに精神的なことに関して相談をしていました。
その際、とても親身になって話を聞いていただき、祖母も安心をしておりました。
私はこの時の薬剤師のように相談しやすいと思ってもらえるような薬剤師になりたいと思っております。そのため、より患者様との距離が近く、患者様一人一人に合わせた支援を行って行きたいです。
◆当社の志望動機
薬だけではなく、日常生活のアドバイスや相談にも応じられる薬剤師として地域に貢献したい、と考えフロンティア薬局を志望。新人研修の期間が3年間あり、サポート体制が整っていること、薬剤部門と福祉部門の2つの経営基盤があること、そして、店舗見学に行ったときに感じた雰囲気のよさが入社の決め手でした。
配属後、まずは調剤、監査、服薬指導と、段階を踏みながら業務をスタート。最初は患者さまの質問にすぐに答えられず後からお電話することや、疑義照会が必要かどうかの判断に迷うことも何度もありました。「処方を解析し、薬を掘り下げて調べることで実践的な知識を得られるよ」と先輩にアドバイスしていただき、本や薬学雑誌を読むだけでなく、日々の業務に基づく勉強をしながら自己研鑽。少しずつ自分で判断できることの幅が広がってきました。店舗配属後も定期的に薬剤師研修があり、そこで同期とお互いの近況報告や情報交換をしつつ、悩みを相談できることは、大きな支えになりました。
◆入社してからの仕事の変化・現在の仕事内容
2年目からは自宅療養されている患者さまを訪問し、お薬の服用状況や生活状況にあわせて服薬指導。その内容を医師やケアマネジャーにフィードバックするとともに、どうすれば服薬コンプライアンスを向上できるか検討し、病院に処方提案も行いました。薬の飲み忘れの原因は患者さまによって大きく異なります。ご高齢で多剤管理が難しい方であれば一包化を提案する、お薬カレンダーを使用するなど状態に合わせた医療を提供できるように努めています。患者さまから、病院には伝えていなかったサプリメントや市販薬の服薬を教えていただいて相互作用を発見できた時、お薬手帳に記載のない院内処方薬を伝えていただいたことで重複薬剤に気づけた時は、お薬を渡すうえで患者さまとコミュニケーションをしっかりとることの大切さを実感。薬剤師をしていてよかったと思えた瞬間です。これらの経験を踏まえ、患者さまが伝えそびれたことや服薬状況等を必要に応じて医療機関にトレーシングレポートで報告し、薬物治療の質の向上に努めています。そして、報告が功を奏した事例を日本保険薬局協会(NPhA)主催の服薬懇話会で発表するなど、薬局での業務の枠を超えた活動にも取り組んでいます。
◆今後の目標
患者さまとのコミュニケーションを積極的に取ることで、薬物治療に関する不安や悩みを軽減できるよう努めるとともに、減薬の意向があれば必要に応じて減薬提案を行うなど、医療機関とも連携しながら医療の質を向上していきたいです。そして、食生活や運動等の生活習慣から薬のことまで気軽に相談していただける、地域に根差した薬剤師になりたいです。