充実の教育カリキュラムや
育児サポート制度が魅力
より多くの様々な患者さんと近い距離で接したいという思いで、OTCと調剤の双方を学べる薬局を志望していました。なかでもサンドラッグは、OTCでも調剤でも2年間を研修期間と位置付け、一人前となるために必要な知識と経験を積ませるプログラムや、「15年教育カリキュラム」として本人の適性や希望に応じて幅広く学んだり、専門性を高めたりできる教育システムが整備されているのが魅力でした。さらに育児サポート制度として、産休・育休の延長だけでなく、仮に退職しても一定の要件を満たせば退職前の役職を考慮して復職できるという、業界の中でも先進的な復職フォロー制度を採用している点にも惹かれました。
私の場合は、まずOTCの基本を学んでから調剤に進みました。調剤に実際に携わってみると、患者さんとの接点も多く、医薬品の知識はもちろん、〝人と話す技術〟がとても重要になり、OTCの接客を通じて培ったコミュニケーション力が大いに役立ちました。また患者さんの中には、補助的にサプリメントを使われたり、OTCと併用されたりする方も多く、トータルなアドバイスを提供するためにも、双方を学ぶことは重要だと改めて実感しました。
5年目にはOTC・調剤併設店の薬局長(管理薬剤師)として店舗責任者と連携しながら、調剤全体の業務やOTC薬などのカウンセリングはもちろん、伝票管理やMRヘの対応など、店舗運営に関わる幅広い業務を担当。店舗の隅々まで自分でコントロールできているという実感が得られ、さらには〝店の顔〟として患者さんに名前を覚えて頼っていただけるようになり、産休に入るまでの3年間、充実感とやりがいに満ちた日々を送ることができました。
ライフスタイルに応じた
キャリアプランを支援
当社の場合は、最大2年間の育休取得が可能(現在では最大3年間取得可能)なのですが、知識が錆び付くのではないかという不安もあって、1年ほどで復職。周囲の協力もあり、「意外と育児と両立できるものだ」と自信も付きました。第二子の時には2年間の育休をしっかり取得しましたが、人事担当者も復職のタイミングや店舗など、本人の希望に応じた復職のカタチを一緒に考えてくれるので安心です。私も自分の子育ての経験やママ友との交流を通じて、患者さんとの会話の糸口も広がり、より適切なアドバイスにつなげています。
子どもが大きくなったら、フルタイム勤務に戻り、薬局長として再び薬局運営や新人育成などに携わっていきたいですね。そして自分のカラーを出しつつ、「処方箋がないと入りにくい」というのではなく、「地域の健康相談窓口」として、健康に関することなら何でも気軽に相談していただけるようなお店づくりをしていきたいと思います。