多様な分野を経験する中で、自分の興味の範囲が広がり、学生の頃には知らなかった「面白い」仕事に出会えるのが愛知県庁の魅力。これからも薬剤師ならではの薬学的視点を生かして県民の健康な生活に多角的にアプローチしていきたいと思います。
故スティーブ・ジョブズ氏の言葉“connecting the dots”の実践に努めていきたいと思っています。薬剤師という専門の採用区分といえども、公務員はジェネラリストなので、3~4年ごとに全く別の仕事に就くことも。それぞれの経験は“点”にたとえることができますが、その点は線につながり、いつか生きる時がきます。強力な“点”の数を増やし、さまざまな線を描ける“最強のジェネラリスト”を目指していきたいと思います。
一生懸命に仕事をする中で 次第に「面白い」と 感じるように
本庁の医薬安全課で薬事監視員として製薬や医療機器メーカーの担当者と許認可をめぐる議論をするうちに「この仕事、面白いかも」とのめり込んでいきました。もともと「愛知県がんセンターで働く」ために入庁したのですが、実際に仕事をする中で自分が情熱を傾けられるものが見つかることもあるんだと、自分の視野の狭さを実感。どんな仕事も一生懸命やろうと改めて思うようになりました。
先入観を持たずに フラットな気持ちで取り組む
初めてする仕事に対して、先入観を持たず、できるだけフラットな気持ちで臨むようにしています。実際に、携わる前にイメージしていたことはほんの表面的な一部分だけで、一生懸命に取り組み、知識が深まるほど面白くなることもよくあることです。
多様な職種をまず見て じっくり考えて選択
就職先を選ぶにあたっては、「一生働き続ける」ということを念頭に、じっくりと考えるようにしていました。とはいえ今思えば、例えば「製薬企業では学部卒の薬剤師は製造管理のような仕事しかできないのではないか」と思い込んでいたのですが、実際には学部卒でも開発や品質管理などで重要なポジションに就いている人も多く、広い視野でいろいろな職種を見ることが大切だと感じます。また働き始めてから、面白いと思える仕事が見つかる可能性もあります。
囲碁が好きで、休日は若手の囲碁仲間と一緒に碁を打つことも多いですね。
また、1歳になる子どもと一緒に買い物に行ったり、食事に出かけたり、カフェでまったりしたりと、のんびりした時間を過ごしています。