法人情報詳細
株式会社ペプチド研究所
キャリア形成及び教育の考え方
“好き”をみつければ,あなたは何にだってできる。つまり, あなた次第。
若手社員は,適性,希望や可能性を考慮して部署間での異動が可能です。多くが最初に製造部でペプチド合成について学ぶため,商品合成を経験し,その後はそのまま製造部にいる社員だけでなく,営業部,研究部,品質管理部などに異動する社員もいます。また,業務で見つかった課題を解決し,報告・発表する能力の育成に日々励んでおり,年に1回,優秀な社員や勤続表彰を実施しております。業務と並行して博士号を取得する社員もおり,論文や学会での発表も行っています。
会社(法人)の魅力
ペプチド合成で培った技術を生かし生命科学の発展に貢献
当社は,大阪大学発のベンチャー企業で,50年近い歴史を持ちます。近年ではバイオ医薬品が注目されておりますが,その先駆けとなった当社には,少人数でアットホームな雰囲気を残しつつ,ペプチド合成においては多くの実績や妥協なき品質管理で守り続けた土台があります。だからこそ各部門には専門性の高い研究員がおり,若手社員がチャレンジできる環境があります。ゆえに社員一人ひとりが,誇りと自信を持って日々学ぶことができる環境そのものが魅力です。是非,我々と一緒にペプチドで生命科学に貢献しましょう。

概要
事業内容 | ■カタログ製品販売 ・生理活性ペプチド・蛋白質 ・酵素阻害剤・酵素基質 ・糖質・複合糖質 ・抗ペプチド抗血清・モノクローナル抗体 ・アミノ酸・アミノ酸誘導体 ・ペプチド合成用試薬 ■基礎研究用受託合成 ・ペプチドおよびその誘導体 (リン酸化ペプチド、糖ペプチド、蛍光標識ペプチドなど) ・抗原ペプチド、バイオコンジュゲート、ポリクローナル抗体調製 ・糖脂質、糖ヌクレオチド、糖質関連化合物など ・その他バイオ研究用有機化合物 ■医薬品開発研究用受託合成 ・医薬品原薬 ・医薬品原薬中間体 ・医薬品原料保護ペプチドおよびアミノ酸誘導体 ・臨床研究用GMP対応ペプチド |
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本社所在地 | 〒567-0085 大阪府茨木市彩都あさぎ7丁目2番9号 |
設立 | 1977年(昭和52年) |
資本金 | 4,910万円 (資本準備金含む) |
代表者 | 代表取締役 社長 常見 雅彦 |
従業員数 | 48人 |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
10人 |
薬学出身者の活躍職種 | 製造・研究・品質管理 |
沿革 | 2018年(平成30年) 常見雅彦 社長就任 2006年(平成18年) GMP対応施設を含む彩都研究所設立(茨木市彩都) 1990年(平成2年) 医薬品製造業許可取得 1983年(昭和58年) 財団法人蛋白質研究奨励会から株式会社ペプチド研究所に全てのペプチド合成事業が移行される 1977年(昭和52年) 株式会社ペプチド研究所設立 榊原俊平 初代社長就任 1972年(昭和47年) 財団法人蛋白質研究奨励会、箕面市にペプチド研究所開設 1963年(昭和38年) 財団法人蛋白質研究奨励会、ペプチド事業開始 1962年(昭和37年) 蛋白質研究奨励会、文部省(現文部科学省)所管の財団法人へ改組 1959年(昭和34年) 大阪大学蛋白質研究所内に蛋白質研究奨励会(任意団体)を設置 1958年(昭和33年) 赤堀四郎により大阪大学蛋白質研究所設立 |
お問い合わせ先 | 総務部共有メールアドレス soumu@peptide.co.jp |
交通機関・アクセス | 大阪モノレール:彩都西駅下車 徒歩約7分 地下鉄御堂筋線:千里中央駅下車 タクシー約20分 JR:茨木駅下車 タクシー約20分 阪急バス:JR茨木発 彩都西駅行 彩都西駅下車 徒歩約7分 |
先輩インタビュー
出身大学 | 京都薬科大学 |
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卒業年 | 2018年 |
◆現在の職種を選んだ理由・魅力
「薬剤師として患者さんに貢献したい」という思いから6年制薬学部に入学しました。しかし、病院や薬局での実習を経験する中で、目の前の患者さんはもちろん、より多くの患者さんへ医薬品を届けられる医薬品開発・製造の仕事に魅力を感じるようになり、現在の職種を選びました。所属研究室で培った有機化学の知識を活かせる点も、この職種を選んだ大きな理由です。
◆当社の志望動機
当時、所属研究室出身の先輩社員から、「医薬品製造に携わりつつ、合成研究もできる」と聞き、強く惹かれました。実際に入社後、業務と並行して博士号を取得された方が多くいらっしゃることを知り、その学習環境にも魅力を感じていました。また、社内を見学させていただいた際のアットホームな雰囲気も、自分に合ったやりがいのある仕事を見つけられるという確信に繋がり、入社を強く後押ししました。
◆入社してからの仕事の変化・現在の仕事内容
入社して8年目になりますが、最初の配属は受託合成部門でした。難易度の高い合成に数多く携わりながら、ペプチド合成のイロハを学びました。業務で見つかった課題を自ら解決し、評価された際に、大きなやりがいを感じました。プライベートでは、子宝に恵まれ約半年間、育児休業を取得しました。時差出勤や時短勤務といった会社の制度も活用しながら子育てと仕事の両立に励んでおります。現在は、薬学部出身である私の専門性が評価され、医薬品/治験薬の品質管理/品質保証部門に配属されています。
◆今後の目標
「患者さんに貢献したい」という大学入学時からの目標は、今も変わらず私の原動力です。その目標を達成する手段として、医薬品の安定供給が不可欠だと考えています。しかし、医薬品製造においては、予期せぬトラブルが起こります。そのような状況に直面した際、これまでの経験を活かし、サイエンスベースで課題解決に取り組み、よりよい医薬品製造管理体制を構築することが、現在の私の重要な責務だと感じています。