法人情報詳細

社会福祉法人恩賜財団済生会兵庫県病院・三田市民病院

業種 病院

キャリア形成及び教育の考え方

一人ひとりの強みを活かす職場環境でスペシャリストへ

患者さんのQOL向上を理念に掲げ、幅広い世代に対応する診療を行っています。1年目へのプリセプターによるサポートは業務だけではありません。カリキュラムに基づいて基礎から学び、病棟業務や服薬指導を通じてチーム医療に積極的に参加します。がん化学療法や抗菌薬治療、栄養サポートなどの専門家が活躍し、症例報告や学会発表、資格取得に向けて先輩薬剤師が手厚く支援します。個々の希望を尊重した人事配置により、能力を最大限発揮できる環境を整えています。安全な薬物治療を追求する多職種連携のもと、スペシャリストとして成長をサポートします。

会社(法人)の魅力

新しい施設環境の中で始まる当院のこれからの薬剤師業務は、入職される皆さんが主役です!皆さんが思い描く臨床薬剤師像を共に実現していきましょう。

全国の済生会病院の薬剤師間で横の繋がりがあり、施設を超えた教育研修会等で交流し、切磋琢磨学び合う仲間が得られる環境があります。済生会全体が若い世代を大切に育てる風土があります。当施設も、先輩・後輩がお互いに気軽に質問したり雑談したりできる雰囲気があり、アットホームな職場です。そして、5年後には済生会兵庫県病院と三田市民病院が病院統合し450床の急性期医療を担う病院に生まれ変わります。薬剤師数も増え、救急医療や周術期医療などの分野にも業務拡大を予定しています。最新の機器、設備が有する明るく気持ちのよい環境の中で共に働けることを楽しみにしています。

概要

事業内容 内科・外科・整形外科など20以上の診療科を有する268床の急性期総合病院。
日本最大の社会福祉法人済生会に所属する、北神地域の中核病院(済生会兵庫県病院)
内科・外科・循環器内科など19診療科を有する300床の急性期病院(三田市民病院)
診療科目 内科、外科、小児科、産婦人科、整形外科、脳神経外科、呼吸器外科、眼科、耳鼻いんこう科、皮膚科、泌尿器科、循環器内科、腎臓内科、呼吸器内科、麻酔科、放射線科、歯科口腔外科、消化器内科、リウマチ科、アレルギー科、リハビリテーション科、病理診断科、形成外科
病床数 268床(済生会兵庫県病院)・300床(三田市民病院)
本社所在地 〒651-1302 兵庫県神⼾市北区藤原台中町5丁⽬1番1号
設立 1919年8月
代表者 院長 左右田 裕生
事業所 〒669-1321 兵庫県三田市けやき台3丁目1−1
従業員数 647名(済生会兵庫県病院)・674名(三田市民病院)

薬剤師数
(薬学出身者数)
15名(済生会兵庫県病院)30名(三田市民病院)
専門・認定薬剤師 (済生会兵庫県病院)
がん薬物療法認定薬剤師1名、抗菌化学療法認定薬剤師1名、研修認定薬剤師1名、実務実習指導薬剤師3名、腎臓病療養指導士1名、病院薬学認定薬剤師4名
(三田市民病院)
がん薬物療法認定薬剤師1名、外来がん治療認定薬剤師1名、緩和薬物療法認定薬剤師1名、栄養サポートチーム専門療養士2名、NST専門療養士実施修練修了者2名、骨粗鬆症マネージャー1名、抗菌化学療法認定薬剤師1名、周術期管理チーム薬剤師1名、術後疼痛管理研修修了者4名、心不全療養指導士1名、兵庫県糖尿病療養指導士2名、医療安全管理者研修修了者1名、認定実務実習指導薬剤師6名、病院薬学認定薬剤師12名
沿革 大正元年8月 恩賜財団済生会が兵庫県における救療事業に着手
大正8年5月 兵庫県済生会診療所を神戸市葺合区(現 中央区)に開設 計20床
大正10年8月 社会福祉法人恩賜財団済生会兵庫県病院と改称
昭和6年2月 林田診療所開設
昭和9年6月 増設工事竣工 計120床
昭和26年8月 公的医療機関指定
昭和33年3月 別館増設工事竣工 計245床
昭和48年6月 老人医療センター増築竣工、計279床
平成3年12月 神戸市北区に新築移転 計279床
平成7年1月 阪神淡路大震災被災
平成8年10月 新生児特定集中治療室 計6床
平成11年4月 医療情報(オーダーリング)システム稼動
平成12年5月 日本医療機能評価機構(一般病院 Ver.2)認定
平成13年8月 地域周産期母子医療センター認定
平成15年4月 地域医療連携室設置
平成15年7月 新看護体系2:1看護届出
平成17年5月 日本医療機能評価機構(一般病院 Ver.4)更新
平成17年10月 新生児特定集中治療室増床 計9床
平成18年4月 医療安全管理室設置
平成19年6月 7対1入院基本料届出
平成19年11月 地域医療連携室及び医療相談室を医療福祉事業室に再編
平成20年4月 DPC(包括支払制度)対象病院 企画室 医療情報室設置
平成21年4月 地域小児医療センター認定
平成21年5月 医療情報システム管理室設置 画像情報システム稼動
平成22年9月 日本医療機能評価機構(一般病院 Ver.6)更新
平成23年4月 自動精算機導入
平成23年9月 院内保育所開設
平成25年1月 がん診療連携拠点病院に準じる病院認定
平成26年2月 電子カルテシステム稼働
平成26年4月 消化器、人工関節、がんセンター開設
平成26年9月 病棟改修工事竣工(計268床)
平成26年10月 地域包括ケア病棟及び小児専用病棟開設
平成27年5月 日本医療機能評価機構(3rdG Ver1.0)更新
平成27年8月 赤ちゃんにやさしい病院(BFH)認定
平成27年11月 さい帯血バンク登録
平成28年7月 地域医療支援病院 承認
平成29年4月 障害者福祉サービス 短期入所事業(レスパイト)開設
平成30年3月 基幹型臨床研修病院 指定
平成30年12月 病棟再編 地域包括ケア病棟 計84床
令和元年5月 創立100周年
令和元年7月 施設用度課設置
令和元年11月 循環器病センター開設
令和2年5月 地域包括ケア病棟38床を急性期病棟へ転換
令和2年8月 新型コロナウィルス感染症重点医療機関に指定
令和3年4月 内視鏡センター開設
令和3年6月 日本医療機能評価機構(3rdG Ver2.0)更新
令和5年3月 卒後臨床研修評価機構(略称:JCEP)認定
令和5年9月 紹介受診重点医療機関に指定
令和6年4月 病理診断科を標榜
令和6年4月 北部小児初期急病センターを開設
お問い合わせ先 採用担当)078-987-2222(代表)
交通機関・アクセス (済生会兵庫県病院) 神戸電鉄「岡場駅」より徒歩15分または阪神バス・神姫バス3分
(三田市民病院)JR福知山線「新三田駅」より徒歩12分、神戸電鉄「南ウッディタウン駅」より徒歩20分または阪神バス・神姫バス「三田市民病院前」で下車 

先輩インタビュー

出身大学 神戸学院大学
卒業年 神戸学院大学年

◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力

元々はドラッグストア併設の調剤薬局から私の薬剤師としてのキャリアはスタートしました。ただキャリアを積み重ねていく上で、患者さんやお客さんから相談された内容について、病院での治療内容や検査、医療職としての専門用語などを把握する必要があり、その中で自分の薬剤師キャリアはこのままで良いのかな?と感じるようになり、病院薬剤師として第二の薬剤師キャリアを歩むことになりました。魅力としてはチームとして医師や看護師、検査技師、栄養士やセラピストの方々と協働で医療の質を高めていけること、それを患者さんへ最大限還元できることかもしれません。

◆当院の志望動機

病院薬剤師の最初は、亜急性期~療養型病床をもつ病院へ再就職しました。その中で病院薬剤師として必要な専門用語や知識の習得、業務内容を学んでいきましたが、急性期治療についてはあまり把握できないまま、また終末期の患者さんがほとんどで、もっと得た知識を急性期の患者へ還元できないかと考えていたところ、薬剤師募集を行っていた現在の病院へ就職することになりました。認定薬剤師としての資格を最大限に活かせる病院であり、感染対策向上加算1の取得 かつ 抗がん剤治療も行っている病院であったこと、また家族を養う上での収入がある程度保証できる病院であったことも志望動機の1つです。

◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容

入職してからの仕事の変化は、入職3ヶ月目頃から感じました。以前の病院では当直や日直業務がなかったのですが、徐々に任されるようになりました。また当時は、抗菌薬適正使用チームの専従薬剤師がおられたため、その方の補助として抗菌薬適正使用に従事しつつ、病棟薬剤師として奮闘する日々でした。転機は、その方がおられなくなった3年目の4月。抗菌薬適正使用チームの薬剤師として専従ではなく、専任で対応。病棟薬剤師から注射室のリーダーとして医薬品発注や薬剤師外来、業務マネジメントなどを現在まで行うようになりました。

◆今後の目標

今後の目標としては、感染管理の業務に関するエキスパートでありつつ、救急医療やがん化学療法における患者さんの負担軽減を行える薬剤師として活躍していきたいです。管理業務を行いつつ、自己研鑽を重ねるということが中々大変ではありますが、自身や周囲のスキルアップで患者さんの命や予後改善ができると思ったら、ちょっとずつ行動していけるのが医療職の不思議なところです。以前よりも働き方改革も進み、身体への負担も減っているので、日進月歩のつもりで精進していきたいです。タスクシフトで請け負った業務を薬剤師としてこなせる病院薬剤師でありたいです。

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