法人情報詳細
日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院
キャリア形成及び教育の考え方
病院の理念,基本方針に基づき,良質で安全な医療を提供するために,薬剤師として必要な知識,技能,態度の習得を図り,社会に貢献します.(薬剤師 初期研修プログラム 理念)
高度な医療知識と技術を習得し,患者中心の医療を実践できる薬剤師を育成することを理念とし,以下の目標を達成することを目指します.(薬剤師 初期研修プログラム抜粋)
1. 患者の安全を最優先に考え,適切な薬物療法を提供する能力・技術を向上させる.
2. 医療チームの一員としての役割を理解し,協力できる能力を養う.
3. 倫理観を持ち,医療従事者としての責任を自覚する.
会社(法人)の魅力
薬のプロフェッショナルとして、他職種と連携しながら患者さんに安心・安全な薬物療法を提供します
当院薬剤部では、最新の医薬品情報に基づいて正確な調剤を行い、適正な薬物療法の推進に努めています。特に、入院中の患者さんに対しては、個人ごとに飲み薬や注射薬をセットし、ベッドサイドでの服薬指導や薬歴管理を実施することで、安心して薬物療法が受けられるよう進め、医師・看護師やその他の医療スタッフとともに連携しながら薬剤師活動を実践しています。
概要
事業内容 | 医療事業 |
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診療科目 | 内科、腎臓内科、内分泌内科、血液内科、脳神経内科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、小児科、消化器外科、乳腺外科、血管外科、心臓血管外科、 呼吸器外科、小児外科、形成外科、整形外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、女性泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻いんこう科、麻酔科、リハビリテーション科、 放射線科、歯科、歯科口腔外科、病理診断科、救急科、臨床検査科、化学療法内科、精神科 |
病床数 | 852床(一般 852床) |
設立 | 昭和12(1937)年4月 |
代表者 | 院長 錦見尚道 |
事業所 | 名古屋市中村区道下町3丁目35番地 |
従業員数 | 1,695人(2024年6月30日現在・いずれも常勤職員数) |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
44人 |
専門・認定薬剤師 | 日本病院薬剤師会:妊婦授乳婦薬物療法認定(1名),感染制御認定(1名),日本医療薬学会:薬物療法専門・指導(2名・2名),がん専門・指導(2名・2名),日本臨床救急医学会:救急認定(1名),日本腎臓病薬物療法学会:腎臓病薬物療法認定(1名),日本薬剤師研修センター:小児薬物療法認定(3名),日本緩和医療薬学会:緩和薬物療法認定(2名),日本臨床栄養代謝学会:栄養サポートチーム専門療法士(8名),日本くすりと糖尿病学会:糖尿病薬物療法認定(1名),日本化学療法学会:抗菌化学療法認定(2名),日本医薬品情報学会:医薬品情報専門(1名),他多数 |
沿革 | 昭和12(1937)年4月 日本赤十字社愛知支部名古屋病院として開設 100床 昭和12(1937)年12月 名古屋陸軍病院として戦傷病者を収容(昭和13年7月解除) 昭和14(1939)年1月 名古屋陸軍病院として戦傷病者を収容(昭和16年5月解除) 昭和16(1941)年4月 乙種看護婦養成所開設 昭和17(1942)年4月 甲種救護看護婦養成所開設 昭和17(1942)年5月 病棟増築 221床 昭和19(1944)年9月 横須賀海軍病院として戦傷病者を収容(昭和20年12月解除) 昭和22(1947)年 医療社会事業部開設 昭和25(1950)年6月 病棟増築 301床 昭和29(1954)年3月 名古屋第一赤十字病院と改名 昭和30(1955)年6月 第2病棟完成 514床 昭和32(1957)年7月 総合病院の承認 昭和36(1961)年5月 看護婦宿舎完成 昭和38(1963)年6月 がんセンター(後に3病棟西棟と改名)およびサービス棟増築 688床 昭和39(1964)年11月 中央診療棟(後に3病棟東棟と改名)増築 750床 昭和43(1968)年8月 臨床研修を行う教育病院に指定 昭和45(1970)年10月 新本館・第5病棟(外来・病棟および地下鉄連絡通路)増築 850床 昭和49(1974)年5月 名古屋赤十字高等看護学院校舎および寄宿舎竣工 定員延数 150名 昭和51(1976)年4月 名古屋赤十字看護専門学校と改名 昭和52(1977)年5月 クリーンルーム(無菌室)開設 昭和54(1979)年3月 診療記録保管室増築 昭和55(1980)年6月 NICU(新生児集中治療室)開設 昭和56(1981)年11月 救急センター、ICU(集中治療室)開設 昭和59(1984)年6月 新第2病棟・小児医療センター(地下1階、地上9階建)増築 昭和61(1986)年12月 健康管理センター開設 平成元(1989)年4月 日本赤十字愛知女子短期大学開校 平成2(1990)年5月 小児・救急50床増床認可 900床 平成2(1990)年10月 診断棟増築(地下1階、地上6階建) 平成3(1991)年3月 名古屋赤十字看護専門学校閉校 平成3(1991)年8月 骨髄移植センター開設 平成7(1995)年5月 エイズ拠点病院に指定 平成8(1996)年11月 災害拠点病院(地域災害拠点病院)に指定 平成9(1997)年4月 歯科医師臨床研修を行う教育病院に指定 平成9(1997)年4月 日本赤十字愛知短期大学と校名変更 平成10(1998)年7月 総合周産期母子医療センター(母体・胎児集中治療管理室)開設 平成12(2000)年1月 日本医療機能評価機構の認定(一般病院種別B) 平成12(2000)年2月 慢性疾患児家族宿泊施設開設 平成12(2000)年4月 居宅介護支援事業所「ケアプランナーなかむら日赤」開設 平成12(2000)年9月 オーダリングシステム稼動開始 平成13(2001)年12月 結核病床43床廃止 857床 平成15(2003)年5月 救命救急センター開設 平成15(2003)年10月 臨床研修病院指定 平成15(2003)年12月 全面改築工事着工 平成16(2004)年4月 日本赤十字豊田看護大学開学 平成17(2005)年1月 日本医療機能評価機構の認定更新(Ver.4.0) 平成18(2006)年3月 日本赤十字愛知短期大学閉学 平成18(2006)年4月 全面改築第1期工事・東棟(地下1階、地上9階建)ならびにエネルギー棟(地下1階地上3階建)開設 平成18(2006)年7月 DPC(診断群分類)導入 平成18(2006)年9月 地域医療支援病院の承認 平成19(2007)年3月 地域中核災害医療センターに指定 平成20(2008)年2月 地域がん診療連携拠点病院に指定 平成21(2009)年1月 全面改築第2期工事・西棟(地下1階、地上13階建)開設 852床 病院情報システム稼働開始 平成22(2010)年1月 医療機能評価機構の認定更新(Ver.6.0) 平成22(2010)年3月 全面改築3期工事・旧病棟解体および駐車場整備 全面改築工事完了 平成22(2010)年4月 院内保育所「ひまわり保育園」開設 平成23(2011)年2月 患者図書館「希望の泉」開設 平成25(2013)年3月 バースセンター棟・緩和ケアセンター竣工 平成25(2013)年10月 造血幹細胞移植推進拠点病院に指定 平成26(2014)年1月 卒後臨床研修評価機構の認定 平成27(2015)年1月 日本医療機能評価機構の認定更新(3rdG Ver.1.0) 平成28(2016)年8月 人間ドック健診施設病院機能評価の認定 平成29(2017)年9月 京都大学iPS細胞研究所採取施設 平成30(2018)年4月 がんゲノム医療連携病院に指定 令和2(2020)年1月 日本医療機能評価機構の認定更新(3rdG Ver.2.0) 令和3(2021)年7月 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院と改名 令和3(2021)年10月 ISO15189の認定(検査部・輸血部) 令和5(2023)年4月 相談支援センター1階増築 令和5(2023)年7月 管理棟増築 |
交通機関・アクセス | ・地下鉄東山線「中村日赤」下車 ・市バス・名鉄バス「大門通西」下車 |
先輩インタビュー
出身大学 | 名城大学 |
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卒業年 | 2024年 |
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
個々の患者さんに合わせて効果や副作用の確認をすることは重要であり、電子カルテで検査結果や他職種の記事を確認しながら仕事ができる環境に魅力を感じ、病院薬剤師を選びました。
病院薬剤師は、自分の目で治療効果や副作用を直接確認できるだけでなく、食事や排便状況などの生活情報も知ることができます。その結果として、患者さんに適した薬の変更や中止について医師に処方提案でき、チーム医療に貢献できるところも魅力の一つに感じています。
◆当院の志望動機
実務実習の際、血液内科病棟で症例発表を行った経験から、がん専門薬剤師や血液内科領域に興味を持ちました。当院は、がん専門薬剤師研修施設であり、血液内科もあるため、より深く学ぶことができると考え、志望しました。
当院は、新人研修のカリキュラムが構築され、研修体制が整っていること、業務がシフト制であり、調剤業務や病棟業務だけでなく様々な業務を行うことができることが、幅広い知識・経験を得ることができると感じました。また、災害救護にも興味があり、災害救護活動を行っている点も魅力的です。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
入職後数カ月は、調剤業務など中央業務を中心に先輩方に教えて頂きながら仕事をしていました。現在は病棟研修を行っています。まず、疾患についてまとめ、患者さんのカルテを見ながら服薬指導で必要な情報をピックアップする練習をします。その後は実際に先輩薬剤師が服薬指導を行っている所を見学し、最終的に1人で患者さんに服薬指導をしています。これを各疾患繰り返し行っています。最初は服薬指導を行うことが不安でしたが、わかりやすく丁寧に教えてくれる環境が整っているおかげで、今は自信をもてるようになりました。
◆今後の目標
現在、病棟研修をしているため、それぞれの疾患について知識を深め、服薬指導での患者さんの関わり方や他職種の方との関わり方について学び、チーム医療の中で活躍できる薬剤師になりたいと思っています。また、チーム医療で活躍するために、専門性を兼ね備えることが必要と思っています。私は、がん治療に興味があるので、がん専門薬剤師を取得し、活躍したいです。これから、患者さんの適正な治療に貢献できるよう日々の業務や研修に努めていきたいと思います。