法人情報詳細
医療法人社団誠馨会 新東京病院(セコム提携医療機関)
キャリア形成及び教育の考え方
「恵まれた職場環境で、終わりなき「臨床薬剤師」の追求」…救命救急・手術・心疾患治療を含む全23科の総合病院であり、多岐にわたる治療薬も全てを習得し、ジェネラリストの臨床薬剤師として躍進していきます。
大学で学んできた薬学の基礎知識、実習技術を活かし、職員個々に合わせた進度で初期研修を行っていきます。原則、何処に出て行っても恥ずかしくない、ジェネラリストの臨床薬剤師を目指しますが、その過程で、専門性に興味が沸き、専門・認定薬剤師を目指す場合は、全面的(研修・症例紹介など)に支援します。入職時は「薬剤師」として入職しますが、院内認定で「臨床薬剤師」となり、病棟で患者の薬物治療を担っていきます。
また、セコム提携病院で合同研修会の開催もあり、専門性、同期会など外部との交流を通じて、知識・スキルの向上も図っていきます。企業の考えを取り入れ、努力と成果次第で躍進していける環境を整えています。
会社(法人)の魅力
「日本一信頼される医療機関をめざして」提携病院のそれぞれの職種が努力しています。薬剤部門も、それに準じ、薬物治療の担い手として、最新の情報を分析し、他の医療機関より常に一歩前に出る努力を続けています。
21医療機関、4薬局、高齢者施設多数、訪問看護ステーション、遠隔診療、医薬品卸物流などと協力しているため、自施設にこだわらず、広い視野で色々な案件を検討できます。また、「提携」という体制により、スモールスケールメリットは個々の病院で活用し、ビッグスケールメリットとしては提携医療機関を利用することが可能です。前者として、地域のニーズをとらえた特徴的医療体制の構築や地域医療参画があり、各病院の方針で足回り良く迅速な対応ができます。後者としては合同研修、相互監査、教育・認定施設施設利用、物品共同購入、福利厚生などがあります。医療以外の多角的視野をもつため、新たな医療ビジネスの開拓にも積極性があり、世間のニーズに対して柔軟に対応ができます。
概要
事業内容 | 【本院】 救命救急センター、手術・カテーテル治療、入院治療、地域中核総合病院(23科) 【新東京ハートクリニック】 外来診療 心臓内科、心臓血管外科、糖尿病内科 【新東京クリニック】 外来診療・外来化学療法・美容外科 心臓疾患以外の総合診療 地域連携機関、急性期充実体制構築 |
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診療科目 | 内科 呼吸器内科 呼吸器外科 消化器内科 消化器外科 循環器内科 神経内科 整形外科 形成外科 美容外科 脳神経外科 心臓血管外科 眼科 耳鼻いんこう科 皮膚科 泌尿器科 リハビリテーション科 放射線科 麻酔科 病理診断科 糖尿病内科・乳腺外科救急科 |
病床数 | 430床 |
本社所在地 | 千葉県松戸市和名ヶ谷1271番 |
設立 | 平成3年4月 |
代表者 | 院長 中尾 達也 |
事業所 | 【セコム医療システム株式会社】 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-5-1 【医療法人社団誠馨会】 〒264-0017 千葉市若葉区加曽利町1835-1 |
従業員数 | 1014名(令和6年4月現在) |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
26名 |
専門・認定薬剤師 | 感染制御認定薬剤師:1名、抗菌化学療法認定薬剤師:1名、栄養サポートチーム専門療法士:3名 スポーツファーマシスト:3名、日本糖尿病療養指導士:1名、漢方薬・生薬認定薬剤師:1名 認定実務実習指導薬剤師:4名、 日病薬病院薬学認定薬剤師:5名 、研修認定薬剤師:5名 、 心不全療養指導士:2名 |
沿革 | 1968年 4月 千代田線北松戸駅東口に東京外科内科病院開設 1971年 4月 健康管理部(現保健事業部)設立、成人病検診車導入 1972年 7月 人間ドック開始 1973年 4月 東京クリニック開設(現東葛クリニック) 1980年 1月 東京病院に改称 1980年 2月 東京病院松飛台開設(70床) 1991年 4月 松戸駅東口に新築移転(234床) 1991年10月 法人化により医療法人社団三記東鳳新東京病院と改称 1998年 2月 ハイネス訪問看護ステーション開設 2000年 9月 救急外来改装 2002年 6月 病棟改装(HCU:7床) 2003年 4月 手術室増設(3室から4室) 2003年 7月 新東京クリニック開設 2003年10月 新東京整形外科クリニック開設 2005年 6月 血管造影室増設(2室から3室)、日帰り治療センター開設 2005年 9月 臨床研修病院(基幹型)に指定 2006年 4月 セコム医療システム提携病院 2007年 6月 血管造影室増設(3室から4室) 2008年 4月 法人合併のため、医療法人社団誠馨会に法人名を改称 2009年 7月 一般病棟入院基本料(7:1看護職員配置)の届出2010年10月東京病院松飛台を新東京病院松飛台に改称 2012年10月 新病院竣工 2012年12月 和名ヶ谷に新築移転(326床)と共に松戸駅前に新東京クリニック分院を開設 心臓カテーテル室(4室から6室)、手術室(4室から9室)、ICU(20床)、 CCU(14床)、HCU(8床)に増床 2013年 6月 新東京病院松飛台の42床を加えて368床に増床 2014年 2月 新東京病院松飛台を廃院し、新東京クリニック松飛台として開院 新東京病院の許可病床を373床に増床 2014年 5月 新東京クリニックを新東京ハートクリニックに名称変更 新東京クリニック分院を新東京クリニックに名称変更 2015年 1月 新東京病院の許可病床を387床に増床 2017年 1月 新東京病院の許可病床を396床に増床 2020年 2月 新棟竣工 2020年 4月 新東京病院の許可病床を430床に増床 内視鏡センター・C病棟運用開始 HCUをSCUに名称変更 2024年 1月 特定集中治療管理料1を取得 一般病棟(390床)、ICU(18床)、CCU(14床)、SCU(8床)に変更 |
お問い合わせ先 | 新東京病院 人事課 (薬剤部長 小田祐子) TEL : 0120-89-1174 E-mail : recruit@shin-tokyohospital.or.jp |
交通機関・アクセス | JR常磐線、新京成線「松戸」駅からバス約15分(無料シャトルバス・松戸新京成バス) JR武蔵野線、京成電鉄、北総鉄道「東松戸」駅からバス約10分 |
先輩インタビュー
出身大学 | 星薬科大学 |
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卒業年 | 2012年 |
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
病院薬剤師を選んだ理由は、大学で学んだ知識を最大限に活かせる環境に魅力を感じたからです。例えば、TDM(薬物治療モニタリング)や麻薬のタイトレーション、抗がん剤の副作用対策など、専門的な知識を実践に活かせる場面が多くあります。また、病院では処方の意図をカルテで直接確認できるため、患者さん一人ひとりに合わせた治療をサポートしやすいのも大きな魅力です。さらに、入院中の患者さんは日中に時間が取れることが多く、服薬説明の際にじっくりお話しできる点もやりがいを感じています。
◆当院の志望動機
当院を志望した理由は、病床数に対して薬剤師の人数が多く、他職種から頼られる職場だと感じたことです。この点が最も大きな決め手となりました。また、TPNや抗がん剤の混合調製など、薬剤師として必要な手技を学べる環境にも魅力を感じました。当時、新病院として最新設備が整っており、病棟業務と調剤業務が分離され、病棟業務に集中できる環境も志望理由の一つでした。加えて、首都圏内で交通の便が良く通勤しやすい点も働きやすさを考える上で魅力に感じました。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
入職後は、まず調剤室で2年間、調剤業務や注射薬の混合調製業務を担当しました。その後、病棟業務に異動し、色々な病棟をローテーション性で2年間臨床を学び、その中で抗がん剤チームの一員として病棟業務と兼務するようになりました。その後、ICUに所属した際に感染分野に興味を持ち、ICT・ASTに参加。病棟業務と並行して感染管理や抗菌薬適正使用にも携わりました。現在は週2日間、ICT・AST業務を専任で担当しており、チーム医療にさらに深く関わる機会をいただいています。
◆今後の目標
今後の目標として、個人ではAST・ICT業務をさらに充実させることを目指すとともに、認定薬剤師を増やし、共に業務を担える薬剤師の育成に力を入れていきたいと考えています。病院全体としては、病棟薬剤師の人数を増やし、チーム医療をより充実させることを目指します。また、入院支援センターや外来化学療法センターへの薬剤師配置を進め、タスクシェアを推進することで、薬剤師業務の拡充にも取り組んでいきたいと考えています。