法人情報詳細
一般財団法人日本医薬情報センター
キャリア形成及び教育の考え方
JAPICは、国民の保健衛生の向上に貢献するため、公正・中立な情報機関として一人ひとりが生き生きと働ける職場です。
医薬品の安全性等情報の提供などを通じ、医療機関と製薬企業の架け橋を一緒に目指してみませんか。
JAPICは、公益法人設立時から50年以上の実績をもとに、国民の保健衛生の向上に貢献することを目的として、公正・中立な情報機関として職員一人ひとりに能力を最大限に発揮してもらいながら、組織パフォーマンスの向上の実現を目指していきます。採用後には様々な業務を経験することにより知識を増やし、視野を広げてもらうとともに、キャリアアップとして、採用時からレベルごとの各種研修の受講や配属先でのOJTなど、幅広い業務の知識の習得や経験を積んでもらいます。業務で培った経験や専門性をもとに、本人の能力、適性及び意向などを踏まえ、組織パフォーマンスの向上と職員のキャリアアップの実現を目指します。
会社(法人)の魅力
医薬情報の提供などを通じて、国民の保健衛生の向上に役立てます。
日本医薬情報センターでは国内外の医薬品情報を収集し、公正な立場で整理・加工のうえ、製薬企業や医療機関等に提供しています。自分たちが収集・加工等に携わった情報が製薬企業・医療機関等を通じて患者様のお役に立っている、データベースや書籍等目にみえるカタチになってお届けすることができるといった達成感があるお仕事です。あなたの持つ医薬品の知識を生かして、私たちと一緒に働いてみませんか?
概要
事業内容 | 医薬情報の総合的収集と医療機関、医薬品製造企業等への提供 医薬情報の分析、評価、加工、整理及び保管 医薬品情報データベースの構築・維持及び提供 医薬品の安全性に関する情報の提供及び普及 添付文書及び文献関連の電子データの提供 医薬情報に関する出版物の編集・発行 医薬情報に関する講演会・研究会・ユーザ会の開催 図書館による閲覧、複写サービス 医療機器の安全性に関する情報の提供及び普及(平成24年度から実施) 動物実験実施施設外部検証・認証事業(令和3年度から実施) |
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本社所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-12-15 長井記念館4階,5階 |
設立 | 1970年 |
代表者 | 理事長 赤川治郎 |
売上高 | 18億1000万円(2024年3月末) |
従業員数 | 95名(2025年1月1日現在) |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
50名(2025年1月1日現在) |
薬学出身者の活躍職種 | 技術系職員 |
沿革 | JAPIC(ジャピック)は日本医薬情報センター(Japan Pharmaceutical Information Center)の略称で、医薬品に関する医学・薬学の国内外における有用な情報を収集・処理・提供することによって、製薬と医療の間の架け橋となることを目標に、1970年に日本製薬工業協会加盟有志25社により任意団体として設立され、1972年には厚生省(現厚生労働省)の認可を受け財団法人となっておりましたが、公益法人改革により2012年4月に一般財団法人となりました。 以来今日までJAPICは研究開発から市販後まで医薬品に関する科学技術情報を収集・処理して、製薬企業、医療機関、行政機関等に提供し、また一般にも公開することによって国民の保健医療の向上に寄与しております。 |
お問い合わせ先 | 事務局 総務担当 TEL:03-5466-1811 e-mail:saiyou@japic.or.jp |
交通機関・アクセス | 渋谷(JR山手線,東急東横線,東急田園都市線,京王井の頭線,地下鉄:銀座線・半蔵門線・副都心線) 表参道(地下鉄:銀座線・半蔵門線・千代田線) ・徒 歩:JR「渋谷駅」東口から六本木通りを高樹町方面へ首都高速道路3号線沿いに(8分) 地下鉄「表参道駅」から青山通りを渋谷方面に、二つ目信号を左折直進し、 二つ目信号を右折してすぐ(9分) ・都バス:JR渋谷駅東口から「学03日赤医療センター行」バスで1つ目,渋谷3丁目下車(前方) |
先輩インタビュー
出身大学 | 星薬科大学 |
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卒業年 | 2022年 |
◆現在の職種を選んだ理由・魅力
元々、祖母が抗がん剤の副作用で苦しんでいたことから、薬の副作用について詳しく知りたいという思いがあり、薬学部に入学しました。また薬局・病院実習においても、薬により症状が回復した患者さんがいる一方で、祖母のように副作用の影響によって、日々の生活に苦しむ患者さんと多く接する機会がありました。この経験から薬の必要性を感じたとともに、副作用を把握し、周知することで健康被害を減らしていくことの大切さを痛感しました。そのため、間接的にでも、より多くの患者さんの健康を守ることに貢献できる仕事として、現在の安全性情報収集に携わる職種を選びました。
◆当社の志望動機
大学時代は安全性情報に関わる職種としてPVや医薬品卸の管理薬剤師等を調べていました。その中でもJAPICは幅広い薬の安全性情報に携われる点に惹かれ、志望しました。実際に日々の論文を査読する中で、新薬を始め、様々な薬の情報を得ることができる点が、とても興味深いと感じています。また、元々文章を読んだり、物事を調べることが好きだったため、論文を査読する作業がメインのJAPICが自分に合っていると思いました。環境の面でも、自宅から通勤がしやすく転勤がないこと、デスクワークであること等に魅力に感じ志望しました。
◆入社してからの仕事の変化・現在の仕事内容
入社当初は学会抄録を査読し、副作用や有害事象等の安全性キーワードを付与する作業を中心に取り組んでいました。判断に迷う部分も多々ありますが、適宜先輩方に相談させていただきながら、今も作業に取り組んでいます。また、1年目の終わりから現在まで、ユーザ様とのやりとりも行うようになりました。製薬企業のPV職の方とお話しをさせていただく機会もあり、大変な部分もありますが、その分、日々の仕事がどのように役立っているのかを知ることが出来、やり甲斐を感じています。
◆今後の目標
日々の学会抄録等の査読(特に欧文)・安全性キーワードの付与から続く一連の作業について引き続き正確に行っていきたいです。またユーザ様へサービス説明等を行う機会も増えてきたため、ご要望をお伺いし、適切な提案が行えるよう、スキルを磨いていきたいと思っています。さらに、医薬品だけではなく、医療機器・再生医療等製品等の分野についても、知識を増やしていきたいと思っています。