法人情報詳細

独立行政法人労働者健康安全機構 千葉労災病院

業種 病院

キャリア形成及び教育の考え方

ただ教えるのではなく、「自ら学ぶ力」の習得を目指した指導

入職後は「新人薬剤師教育プログラム」に沿って、約1年の期間をかけて病院薬剤師に必要な知識・業務スキルを習得します。新人薬剤師には指導担当薬剤師がつき、定期的に知識・業務スキルの習得状況を評価しながら指導する体制をとっています。2年目以降は病棟薬剤師として配属され、臨床現場での業務に従事するとともに専門性を高めるための研鑽を積みながら認定・専門の取得を目指すことになります。当薬剤部は、日本病院薬剤師会がん薬物療法認定薬剤師の暫定研修施設であるため、働きながらがん薬物療法認定薬剤師を目指すことが可能。

会社(法人)の魅力

働く人と地域医療を支える労災病院グループ

当機構は、厚生労働省が管轄する独立行政法人です。主に、我が国の経済力の源である勤労者の健康と安全を守るための政策医療(勤労者医療)を担っています。
当機構は全国32ヵ所に労災病院等を設置・運営しています。労災病院では、全ての勤労者の健康障害の予防、診断、治療、早期職場復帰のために専門的医療を実施しています。また、高度先進医療を実施して、地域の中核病院としての役割も果たしています。こうのような特性から、勤労者医療を通じて“我が国の経済を支えている”といったやりがいを感じられるのも大きな魅力の一つです。
また、薬剤師のスキルアップを支援する体制も充実しており、多くの認定・専門薬剤師が活躍しています。

概要

事業内容 急性期病院
診療科目 内科(消化器内科・呼吸器内科・糖尿病内分泌内科・腫瘍血液内科)/精神科/神経内科/循環器科/小児科/外科(消化器外科・乳腺外科)/整形外科/形成外科/脳神経外科/呼吸器外科/皮膚科/泌尿器科/産婦人科/眼科/耳鼻咽喉科(頭頚部外科)/リハビリテーション科/放射線科/麻酔科/歯科口腔外科
病床数 400床
本社所在地 千葉県市原市辰巳台東2-16
設立 昭和40年 2月
代表者 院長 岡本 美孝
従業員数 796名(令和5年4月時点)
専門・認定薬剤師 がん専門薬剤師 1名、がん薬物療法認定薬剤師 1名、外来がん治療認定薬剤師 1名、糖尿病療養指導士 2名、NST専門療法士 1名、
骨粗鬆症マネージャー 1名、漢方・生薬認定薬剤師 2名、公認スポーツファーマシスト 2名、日病薬病院薬学認定薬剤師 4名
沿革 昭和40年02月 内科・神経科・外科・整形外科・皮膚科・泌尿器科・眼科・耳鼻咽喉科・
        放射線科・麻酔科の10診療科と病床数300床で診療開始
昭和42年04月 脳神経外科の開設
昭和43年04月 歯科の開設
昭和43年07月 理学診療科の開設
昭和47年06月 健康診断部の開設
昭和49年04月 千葉労災看護専門学校併設
昭和52年08月 50床増床 350床体制
昭和54年07月 50床増床 400床体制
昭和56年04月 小児科・産婦人科の開設、総合病院の名称使用承認
昭和57年11月 神経科の廃止、精神科・神経内科の開設
昭和61年03月 臨床研修指定病院
昭和63年03月 外国医臨床研修病院
平成08年04月 呼吸器外科の開設
平成09年04月 歯科より歯科口腔外科へ変更
平成10年04月 産業保健科の開設
平成11年04月 呼吸器センターの開設
平成13年04月 勤労者予防医療部の開設
平成15年04月 勤労者脊椎・腰痛センターの開設
平成15年12月 地域がん診療拠点病院の指定
平成16年05月 日本医療機能評価機構の認定
平成17年09月 アスベスト疾患センターの開設
平成18年05月 形成外科の開設
平成18年10月 循環器科の開設
平成19年03月 地域医療支援病院の認定
平成21年11月 救急・集中治療部の開設
平成22年03月 地域がん診療連携拠点病院の再指定
平成24年04月 卒後臨床研修評価機構認定病院
平成24年10月 人工関節センターの開設
平成25年10月 新入院棟完成
平成25年10月 ICU開設(4床)
平成26年04月 内視鏡センターの開設
平成26年09月 ICU増床(6床)
平成26年08月 新外来棟完成
平成27年04月 ICU増床(8床)
平成28年01月 認知症疾患医療センターの開設
平成28年06月 日本医療機能評価機構の認定(3rdG:Verl.1)
平成29年03月 スポーツ医学センターの開設
平成29年04月 災害拠点病院の指定
平成29年08月 DMAT指定病院の指定
平成30年02月 重症・救命科の開設
平成30年04月 アレルギー・膠原病内科の開設
平成30年04月 一般病院群
平成31年04月 緩和ケア内科の開設
令和03年04月 心臓血管外科の開設
令和03年08月 外傷・救命センターの開設
令和03年10月 HCU開設(8床)
令和03年11月 新リハビリ棟及び多目的棟完成
令和04年03月 S-ICU開設(6床)、HCU増床(12床)
令和04年04月 前立腺疾患センターの開設
令和04年05月 新リハビリ棟1階完成
令和04年05月 NPO法人卒後臨床研修評価機構の認定更新
令和04年10月 緩和ケア病棟完成
令和05年01月 冠動脈センターの開設
令和05年02月 日本医療機能評価機構の認定更新(3rdG:Ver.2.0)
令和06年04月 外来棟完成
お問い合わせ先 千葉労災病院総務課
0436-74-1111(代表)
交通機関・アクセス JR内房線 八幡宿駅から小湊バス(労災病院行き・乗車約20分)労災病院終点で下車
京成電鉄・千原線ちはら台駅からタクシー 約15分

先輩インタビュー

出身大学 星薬科大学
卒業年 令和5年

◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力

私が病院薬剤師を選んだ理由は、医師や看護師などの多職種と連携して仕事ができる環境であるからです。患者にとって最良の薬物治療を提供するためには、患者背景や検査値などの情報が必要不可欠です。また治療方針や患者さん自身の気持ちも大切な要素となります。こういった情報が得られる環境であれば薬剤師としての職能を最大限に発揮することができると考えたからです。

◆当院の志望動機

卒業研究で抗がん剤の副作用に関する研究に携わったことや、病院実習でターミナルケアのがん患者さんにかかわったことから、がん患者さんの苦痛を和らげて安心して過ごせるようにするための手助けがしたいと考えるようになりました。千葉労災病院は、地域がん診療連携拠点病院であることに加え、緩和ケア病棟を有するなど、がん患者のトータルケアに薬剤師として携わることができると考えたからです。

◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容

入職して1年間は調剤業務や混注業務などの基本的な業務に従事しました。
2年目から先輩病棟薬剤師に同行させていただき、6ヵ月ほど病棟業務について学ばせていただきました。その後は無事にひとり立ちし、現在は病棟担当薬剤師として医師や看護師と協働して薬物治療や服薬指導を行っています。

◆今後の目標

日本病院薬剤師会のがん薬物療法認定薬剤師及び日本緩和医療薬学会の緩和薬物療法認定薬剤師を6年目までに取得し、将来的にがん領域のスペシャリストとして最良の薬物治療を患者さんに提供できる薬剤師を目指したいと考えています。

ページトップへ戻る