法人情報詳細
社会医療法人 同仁会 耳原総合病院
キャリア形成及び教育の考え方
どこの部署に配属されても対応できるジェネラリストの育成
病棟業務を担当することで、医師や看護師など他職種との連携ができたり、患者の状況を把握できる様になる。それを踏まえ、調剤業務などを行うと連携しているスタッフや患者のことを考えた調剤や薬剤における医療の提供が可能となる。また、専門知識をもった職員もいるため、専門領域の学習もしやすい。5年目以降はジェネラリスト+専門領域を目指して教育している。特に、感染/ICU、がん~緩和領域は職員の中でも関心が高い領域となっている。
会社(法人)の魅力
あってよかった。来てよかった。働いてよかった。そんな耳原総合病院に。
当法人は民医連という組織に属しており、他職種のみならず、他院所との交流もあるため、他職種間連携は取りやすい環境にある。医療事業のみならず、社会活動にも取り組んでいる為、患者との地域交流など幅広く活動を行っている。理念で「私たちは科学性・社会性・倫理性をふまえた、患者さんの人権を尊重する専門職を育成します」とあるように、高い倫理性など医療以外での教育も行っているため、多職種で考える医療は魅力だと思う。
概要
| 事業内容 | 安全、安心信頼の医療(私たちは患者さんとともに力を合わせて医療をすすめます) 無差別・平等の医療(私たちは患者さんの人権を尊重した医療をすすめます) 患者負担の少ない医療(私たちは室料差額をいただきません) 地域とともに歩む専門職の育成(私たちは科学性・社会性・倫理性をふまえた、患者さんの人権を尊重する専門職を育成します) |
|---|---|
| 診療科目 | 内科、救急科、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、糖尿病・内分泌内科、腎臓内科、呼吸器外科、 小児科、 外科、 心臓血管外科、整形外科、産婦人科、 精神科、小児精神科、神経内科、 泌尿器科、眼科、脳神経外科、 麻酔科、 放射線科、リハビリテーション科、病理診断科、緩和ケア科、消化器外科、総合診療科、皮膚科、乳腺外科、歯科口腔外科、耳鼻咽喉科 |
| 病床数 | 386床 |
| 本社所在地 | 〒590-0821 堺市堺区⼤仙⻄町6-184-2 |
| 設立 | 1953年 |
| 代表者 | 河原林 正敏 |
| 事業所 | 耳原総合病院、みみはら高砂クリニック、耳原鳳クリニック、みみはらファミリークリニック、みみはら在宅クリニック、耳原歯科診療所 [訪問看護] 耳原訪問看護ステーション、耳原訪問看護ステーション サテライトみなと、耳原訪問看護ステーション サテライトふれあい [訪問介護] 耳原ヘルパーステーションともうず 老松、耳原ヘルパーステーションともうず 鳳 [ケアプランセンター] 鳳 在宅介護支援センター、みみはらケアプランセンター ふれあい、耳原ケアプランセンター 高砂 [デイケア・デイサービス] みみはら高砂クリニック 通所リハビリテーション、みみはらファミリークリニック 通所リハビリテーション、介護老人保健施設みみはら ゆったりケアおおとり・とも [介護老人保健施設] 介護老人保健施設みみはら [地域包括支援] 西第3地域包括支援センター [その他 ] 同仁会本部、泉州看護専門学校、耳原鍼灸院 |
| 従業員数 | 1100名 ※2024年10月16日時点 |
| 薬剤師数 (薬学出身者数) |
27名(うち非常勤3名、薬剤科以外2名) ※2025年9月17日時点 |
| 専門・認定薬剤師 | 日本病院薬剤師会がん薬物療法認定薬剤師 1名、緩和薬物療法認定薬剤師 3名、日本薬剤師研修センター認定実務実習指導薬剤師 3名、日本病態栄養学会認定NST研修修了者 11名、抗菌化学療法認定薬剤師 2名、緩和医療暫定指導薬剤師 1名、外来がん治療認定薬剤師 2名、日本病院薬剤師会認定薬剤師 3名、心不全療養指導士 1名 |
| 沿革 | 1953年11月 耳原病院開設(ベッド54床 内、児、外、婦、Ⅹ線) 1955年07月 第一病棟増設(ベッド117床となる) 1957年09月 第二病棟増設(ベッド211床となる) 1958年11月 医療法人同仁会(財団)設立 1965年02月 総合病院として認可 1976年08月 旧第二病棟改造(ベッド245床となる) 1980年05月 別館(地下1階、地上3階、86床)完成、合計280床となる 2005年05月 12月 ISO9001取得 2003年07月 薬剤師全日24時間体制実施/電子カルテオーダーリングシステム稼働 08月 外来化学療法センター開設 11月 日本医療機能評価一般B認定 2004年04月 NST活動開始 2007年03月 鳳病院より12床病床移動 386床 2008年02月 小児科単独病棟開設 10月 集中治療室開設 11月 病院機能評価 更新審査 2009年06月 無料低額診療開始 2012年04月 病棟薬剤業務算定開始 11月 地域支援病院認可 2014年01月 卒後臨床研修評価機構(JCEP) 第三者評価 認定 2015年04月 新病院開院 2017年03月 大阪府がん診療拠点病院指定 2021年04月 11階病棟を新型コロナウイルス感染症専用病棟化(16床確保) 2023年12月 手術支援ロボット(ダヴィンチXi)を導入 |
| お問い合わせ先 | 072-241-0501(代表) 薬剤科 大田雄介 |
| 交通機関・アクセス | 電車・バス・タクシーをご利用の方 ・南海線「堺東駅」からバスで約10分、タクシーで約5分 南海バス9番のりば:塩穴通下車徒歩3分 ・南海バス南循環(左回り):協和町下車徒歩 ・JR阪和線「上野芝駅」からバスで約10分 ・南海バス堺東行き:塩穴通下車徒歩3分 ・阪堺線「東湊駅」から徒歩15分 |
先輩インタビュー
| 出身大学 | 摂南大学 |
|---|---|
| 卒業年 | 2024年 |
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
病院で働くことにより様々な疾患を学ぶことで、薬剤師としての幅広い知識を身につける事が出来ると考えたので病院薬剤師を選びました。
病院薬剤師の魅力は、病院の中で他職種と一緒に仕事が出来るので、薬剤師では見えない視点や考え方を知ることが出来ることだと思います。そういった考え方を知ることで、患者さんに対して医療を提供する際に薬だけではない色々な視点で考えることが出来るので、病院でしか身につくことができない薬剤師としてのスキルが身につくと思います。
◆当院の志望動機
当院の薬剤部では、入職してから約半年後に病院薬剤師ならではの病棟配属が行われ、早くから経験値を得ることが出来るので、それを魅力に感じたため当院を志望しました。また、医師との距離が近いので、薬剤師から医師への意見が通りやすいだけでなく、仕事上での関係も良好にできる事が当院ならではと感じたため志望しました。その他、薬剤師の年齢も若手からベテランまで偏りなく所属しているので、様々な相談やご指導を受けることができ、薬剤師としての成長が出来ると思ったのも理由の一つに含まれると思います。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
初めは調剤業務をこなしながら、一般名と商品名を一致させるのに必死でした。その後、CVの混中の仕方を覚えたり、麻薬を取り扱ったり、抗がん剤を取り扱ったりと薬剤室内での業務を覚える日々でした。そして、半年が経った10月頃に循環器の病棟に配属され、実際に患者さんとふれあうことで知識や経験を蓄えていきました。また、カンファレンスにも参加し、薬剤師として薬の視点での提案をしました。現在は半年に1回病棟編成により、糖尿病の病棟に配属され、そこでも知識や経験を身につける毎日を送っています。
◆今後の目標
まずは3年目になるまでに、まだまだ知らない領域の疾患を触れることで経験を得たいと思っています。その経験を踏まえて、4年目以降~中堅にかけて、患者さん一人一人のことを詳しく理解し、今まで以上に医師に多くの提案を行い、聞かれたことに対して正しく答えることが出来るような薬剤師になれればと思います。その後、ベテランにかけては後輩に自分の経験を踏まえて育成をしていければと思います。後輩の育成をすることで良い若手を増やして、病院という大きなくくりから患者さんによりよい医療を提供出来ればと思います。

