法人情報詳細
国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院
キャリア形成及び教育の考え方
Generalistの基礎を固めてSpecialistを目指しましょう!
今回のご紹介は薬剤師レジデント制度となります。
特定機能病院である当院薬剤部は、「がん」、「循環器疾患」、「糖尿病」及び「救急医療」等の総合的な薬剤業務の基本的技術を習得し、さらに院内感染症、HIV 感染症及び国際感染症等に関する基礎知識並びに、より専門的な臨床における薬物療法の知識を幅広く修得することで、総合的な高い臨床能力を持ち且つ感染症等に精通した臨床能力の高い病院薬剤師の養成・育成を目的としています。
概要
事業内容 | 医療サービスの提供 |
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診療科目 | 総合診療科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、腎臓内科、糖尿病内分泌代謝科、膠原病科、血液内科、脳神経内科、心療内科、臨床ゲノム科、精神科、緩和ケア科、小児科、リハビリテーション科、乳腺・腫瘍内科、放射線診断科、放射線治療科、放射線核医学科、総合感染症科、トラベルクリニック、外科、呼吸器外科、心臓血管外科、脳神経外科、整形外科、脊椎外科、関節外科、膵島移植診療科、産婦人科、泌尿器科、形成外科、皮膚科、耳鼻咽喉科・頭頸部外科、眼科、歯科・口腔外科、麻酔科、集中治療科(ICU) |
病床数 | 719床 |
本社所在地 | 〒162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1 |
創業 | 1868年 |
代表者 | 病院長 宮嵜 英世 |
従業員数 | 2000名 |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
62名 |
専門・認定薬剤師 | 感染制御認定薬剤師 3名、HIV感染症専門薬剤師 2名、HIV感染症薬物療法認定薬剤師 5名、がん指導薬剤師 2名、がん専門薬剤師 6名、がん薬物療法専門薬剤師 2名、がん薬物療法認定薬剤師 4名、外来がん治療専門薬剤師 3名、外来がん治療認定薬剤師4名、緩和医療暫指導薬剤師 1名、緩和薬物療法認定薬剤師 1名、抗菌化学療法認定薬剤師 3名、災害医療認定薬剤師 1名、糖尿病薬物療法認定 1名 |
沿革 | 明治元年(1868年)山下門内に兵隊假病院を設置 明治39年(1906年)東京第一衛戍病院開設 昭和20年(1945年)厚生省に移管 国立東京第一病院 昭和49年(1974年)国立病院医療センターと改称 平成22年(2010年)独立行政法人 国立国際医療研究センター病院と改称 平成27年(2015年)国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院と改称 |
お問い合わせ先 | 薬剤部 副薬剤部長 松井 礼子 03-3202-7181(PHS5452) rmatsui@hosp.ncgm.go.jp |
交通機関・アクセス | 都営地下鉄 大江戸線 若松河田駅(河田口)から徒歩5分 東京メトロ 東西線 早稲田駅(2番出口)から徒歩15分 |
先輩インタビュー
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
患者さんへの服薬指導や副作用のモニタリングだけではなく、多職種カンファレンスや医療チームへの参加等を通じて、医師・看護師をはじめとする他職種と共に患者さんの治療方針の決定等に積極的にかかわることができる点に魅力を感じていたため、病院薬剤師を志望しました。
◆当院の志望動機
病院薬剤師になるにあたって、興味のある分野が絞り切れないこともあり、初めは様々なことが経験できる規模の大きな総合病院に勤務したいと考えていました。大規模病院では薬剤部内で部署が分かれ業務が縦割りとなっていることが多いですが、レジデント制度のある当院に勤務することで中央業務から病棟業務まで幅広く経験できると思い志望しました。また当院は1年目から病棟業務を経験できるところ、がんやHIVの分野では外来薬剤指導も行っており、外来の患者さんともかかわれる点も魅力に感じていました。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
入職して2年間は薬剤師レジデントとして注射・調剤を基本とした中央業務や病棟業務、チーム医療を幅広くローテーションして経験しました。現在は医薬品情報管理室に配属となり、抗菌薬・免疫抑制剤等のTDM解析や他職種・患者さんからの医薬品に関する問い合わせ対応等の業務を行っています。またAST/ICTチームにも参加し、広域抗菌薬の長期使用患者への診療支援活動やICTラウンドへの参加等の活動を行っています。レジデント時代から興味のあった感染分野に多く関わることができ、やりがいを感じています。
◆今後の目標
現在は感染領域に興味があるため、TDM業務やAST/ICTチームでの業務の経験を活かて、感染領域の認定薬剤師の資格取得を目標にしています。今後も積極的に経験と知識を積んで、患者さんや他職種から信頼される薬剤師になりたいと思っています。