法人情報詳細
徳島大学病院
キャリア形成及び教育の考え方
薬剤師スキルを向上させるための教育体制を整え、臨床における問題点や疑問点を解決するための研究を実践するための研究体制も兼ね備えている。
幅広い領域の薬物療法において、高い水準の知識、技術及び臨床能力を駆使して、他の医療従事者と協働して薬物療法を実践することにより、患者に最大限の利益をもたらすことができる信頼される薬剤師を養成することを目的に、専門薬剤師養成講座を開講している。また、病棟業務体制を再編し、各病棟薬剤師が様々な診療科の患者に服薬指導ができる体制が構築されている。19名の学位取得者が在籍しており、臨床における問題点や疑問点を解決するための研究を実践するための研究スキル育成体制も整えている。
会社(法人)の魅力
新人教育システムや専門薬剤師育成講座があり、新人から専門薬剤師取得までシームレスな教育体制が整っている。臨床における問題点や疑問点を解決するための研究を実践し、多くの実績を残している。
医療薬学会のがん指導薬剤師、薬物療法指導薬剤師が在籍しており、専門薬剤師養成講座などを用いて、薬剤師スキルを向上させるための継続的な支援が受けられる。新人教育システムも確立しており、新人から専門薬剤師取得までシームレスな教育体制が整っている。
さらに、徳島大学病院薬剤部では、研究活動にも力を入れている。現在合計19名の学位取得者及び13名の社会人大学院生が在籍しており、臨床における問題点や疑問点を解決するための研究を実践し、数多くの研究成果を国際誌に発表している。
概要
事業内容 | 医療業 |
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診療科目 | 医科21診療科、歯科4診療科 |
病床数 | 692床 |
本社所在地 | 徳島県徳島市蔵本町2丁目50-1 |
設立 | 1943年 |
代表者 | 香美 祥二(病院長) |
従業員数 | 合計2,091名 |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
50名 |
専門・認定薬剤師 | 日本医療薬学会がん指導薬剤師 1名、日本医療薬学会がん専門薬剤師 2名、日本医療薬学会薬物療法指導薬剤師 1名、日本臨床薬理学会特別指導薬剤師1名 、日病薬病院薬学認定薬剤師 29名、薬学博士 12名、医学博士 7名 など |
お問い合わせ先 | 徳島大学病院 薬剤部 (088-633-7213) |
先輩インタビュー
出身大学 | 大阪医科薬科大学 |
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卒業年 | 2018年 |
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
病院薬剤師を選んだ理由は、専門性の高い薬剤師になるためです。病院では多くの診療科に様々な疾患の専門医が在籍しています。そのため、内服薬および注射薬いずれにおいても様々な処方に触れることができ、それらの処方意図について、医師に確認することができます。また、知識を蓄えるのみではなく、実際に多くの患者様を診て、個々に合った最善の医療を提供できるよう薬学的視点から医師に処方提案する経験を培い、医療への貢献度が高い専門性の高い薬剤師になることができる点が魅力的だと思います。
◆当院の志望動機
私は、尼崎総合医療センターでのレジデントを修了後、臨床・研究のどちらの分野でも良質な指導がなされており、一人前になるために良い環境だと考え、徳島大学病院を志望しました。当院は、臨床において大学病院として徳島県の中核を担っています。さらに、研究分野でも多くの実績を残しています。薬剤部には、日々臨床業務を行いながら、その中で得られた疑問などを研究に落とし込み、データベース解析、臨床研究、基礎実験など様々な手法を用いて研究を行っている研究者が多数在籍しており、研究結果を臨床に還元することで、医療へ貢献しています。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
入職してからは、病院薬剤部の一員として日々臨床業務を行いながら、研究室では基礎実験や結果の考察、実験チームでのミーティングなど充実した日々を送っています。現在6年目では、病棟業務を主として日々患者様への服薬指導や安全に治療を行うための薬剤管理を行っています。病棟では、医師や看護師からの相談応需も増加してきました。最近では、業務中でもどうすれば研究に繋がるだろうという視点をもつ習慣もついてきたと実感しています。
◆今後の目標
今後の個人的な目標として、臨床分野では、臨床での経験を蓄積し専門薬剤師の取得を検討しています。また研究分野では、継続して現在行っている研究を遂行し、研究成果を論文として報告すること、さらには、新たな研究も提案していくことで医療に貢献したいと考えています。当院の一員として、今後は指導的立場となり、若手薬剤師へ手厚い教育を行うことで、「全国でも有名な教育機関としての徳島大学病院」を目指していきたいと思います。