法人情報詳細
順天堂大学医学部附属順天堂医院
キャリア形成及び教育の考え方
高度医療を推進する順天堂医院と、より医療スタッフ間のコミュニケーションが取りやすい他の5附属病院間をローテーションし、臨床実践能力を高め、認定・専門薬剤師取得と学位取得を進めています。
新人教育はもちろんの事、幅広いフィールドをカバーできる臨床実践能力が高いジェネラリストの育成と高度化する薬物治療に対応する認定・専門薬剤師の育成、それらの能力を医療に還元できる教育・研究者の育成を目指し、順天堂だから実現できる教育プログラムが考えられています。大学病院の本院または分院に3年勤務した後、全員がローテーションするシステムを導入し、また薬学部のバックボーンを活かし、働きながら自施設で学位取得ができます。薬剤師の未来を切り拓くために作られた夢をかなえるプログラムです。
会社(法人)の魅力
「人在りて我あり、他を思いやり慈しむ心、これ即ち仁」を法人の学是とし、都会に在りDX化を進めながら、人に暖かな病院です。職員が楽しく仕事が出来ることを大切にしています。
西洋医学の医療機関として日本で最も長い歴史と伝統を持ちつつ、2023年に健康データサイエンス学部が開設され、バーチャルホスピタル等のメタバースへの取組み他、先進的なDXが行われています。医療系大学としては日本で一番研究費を獲得しており、附属6病院の総ベッド数は3500床を超え、大学病院として最も大きな規模を誇る日本を代表する病院です。薬剤部は、多くの認定・専門薬剤師が在籍し、明るく仲が良いことがアピールポイントです。薬剤部職員が薬学部の専任・兼担教員にもなっています。

概要
事業内容 | 高度医療、先進医療を提供する病院として、他の医療機関と相互連携を図り、診療を行う厚生労働省に認定された「特定機能病院」です。 |
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診療科目 | 総合診療科、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、腎・高血圧内科、膠原病・リウマチ内科、血液内科、糖尿病・内分泌内科、脳神経内科、小児科・思春期科、腫瘍内科、食道・胃外科、大腸・肛門外科、肝・胆・膵外科、乳腺科(乳腺センター)、心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科・小児泌尿生殖器外科、脳神経外科、整形外科・スポーツ診療科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、眼科、耳鼻咽喉・頭頸科、放射線科、産科・婦人科、救急科、麻酔科・ペインクリニック、メンタルクリニック、臨床検査医学科、リハビリテーション科、歯科口腔外科、病理診断科、予約診察室、臨床遺伝外来 |
病床数 | 順天堂医院1,051床(一般:1,036床、精神:15床)、浦安病院785床、練馬病院490床、東京江東高齢者医療センター404床、越谷病院226床、静岡病院603床 |
本社所在地 | 〒113-8431 東京都文京区本郷3丁目1番3号 |
設立 | 開設/明治6年 |
代表者 | 院長 山路 健 |
従業員数 | 2788人 |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
順天堂医院117名、他附属病院含め約250名 |
専門・認定薬剤師 | 日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師 20名 認定実務実習指導薬剤師 8名 漢方薬・生薬認定薬剤師 5名 小児薬物療法認定薬剤師 3名 日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師 3名 感染制御専門薬剤師 1名 感染制御認定薬剤師 1名 日病薬病院薬学認定薬剤師 21名 日本医療薬学会 がん専門薬剤師 2名 日本緩和医療薬学会 緩和薬物療法認定薬剤師 2名 日本化学療法学会 抗菌薬化学療法認定薬剤師 3名 日本臨床腫瘍薬学会 外来がん治療認定薬剤師 1名 日本臨床薬理学会 認定CRC 3名 日本静脈経腸栄養学会 栄養サポート(NST)専門薬剤師 6名 日本くすりと糖尿病学会(JPDS) 糖尿病薬物療法准認定薬剤師 1名 糖尿病療養指導士認定機構 糖尿病療養指導士 2名 日本腎臓学会 腎臓病療養指導士 1名 日本アンチ・ドーピング機構 スポーツファーマシスト 23名 ※2025年現在 |
沿革 | 1838年(天保9年) 佐藤泰然、江戸薬研堀に蘭学塾和田塾を開く。この年をもって順天堂創立の年とする。 1843年(天保14年) 泰然、佐倉本町に「順天堂」を開く。 1873年(明治6年) 下谷練塀町に病院を開く 1923年(大正12年) 関東大震災、順天堂医院を全焼 1927年(昭和2年) 本館竣工、翌年正月より新築建物で開業 1943年(昭和18年) 財団法人順天堂医学専門学校認可される 1951年(昭和26年) 順天堂大学(医学部・体育学部)開学 |
お問い合わせ先 | 採用書類送付先:学校法人 順天堂 人事部人事課 担当:久米 〒113-8421 東京都文京区本郷2-1-1 電話 03-5802-1009(直通) 0120-330-592(フリーダイヤル) Email:jinji@juntendo.ac.jp その他問合せ;juntenyakuzaibu@juntendo.ac.jp |
交通機関・アクセス | JR線 「御茶ノ水」駅下車(御茶ノ水橋口) 徒歩 約5分 丸ノ内線 「御茶ノ水」駅下車 徒歩 約5分 千代田線「新御茶ノ水」駅下車 徒歩 約7分 |
先輩インタビュー
出身大学 | 明治薬科大学 |
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卒業年 | 2022年 |
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
調剤業務だけでなく、病棟業務やTPN、抗がん剤の調製業務、医薬品情報業務など、携わる業務の幅が広いと考え、病院薬剤師を選びました。また、他の医療従事者と関わる機会も多く、チーム医療の一員として働くことができると考えたことも理由の一つです。病院薬剤師として働き始めてから、それぞれの職種が異なった視点で患者さんの状態や治療について考えているのだということをいつも肌で感じています。その中で薬剤師として患者さんや他の医療従事者のためにできることを考え、介入することができるという点が魅力の一つだと思っています。
◆当院の志望動機
薬剤師としての選択肢をなるべく狭めず、より様々なことに挑戦できる環境で働きたいと考えたため、医療だけでなく、教育や研究にも力を入れている大学病院を志望しました。また、教科書に載っている知識も満足に覚えられていない自分がいきなり臨床に出ることに不安を感じていたため、レジデント制度を導入している病院を目指すようになりました。複数回参加した当院の説明会は、どの回もとても雰囲気が良く、自分の目標ができた際に共に頑張ることのできる仲間や周りのサポート体制があるように感じたため、最終的に当院を第一志望にしました。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
レジデントとして入職したため、最初の2年間はレジデントプログラムに沿って各部署で研修を行いました。当院レジデントの2年目は比較的自由度が高く、専門領域を選択した上で、1年間の研修部署や内容を自分で組むことができます。私はがん領域を選択したため、外来化学療法指導も2年目で経験することができました。レジデントを卒業し、3年目からは抗がん剤調製を行う部署に所属しています。また、病棟の中では血液内科病棟を担当しており、おおむね1週間のうち3日は病棟業務、2日は抗がん剤調製業務といったバランスで働いています。
◆今後の目標
まずはがん領域の認定資格を取得することを目標としています。その他、学生時代から興味がある分野として、緩和、災害、小児医療などがあるため、それぞれ勉強を進めていきたいと考えています。しかし、特に病棟業務を行っていると、他職種からジェネラリストとしての能力を求められる機会が多いように感じます。そのため、どの領域についても苦手意識を持たず、まんべんなく知識を深めていく必要があるとも思っています。また、臨床での経験も増えてきているため、今後は日々の業務で浮かんだ疑問を研究にも繋げていきたいと考えています。