法人情報詳細

慶應義塾大学病院

業種 病院

キャリア形成及び教育の考え方

薬剤師業務養成プログラムやメンター制度を通して質の高い薬剤師の輩出および部内全体での人材育成を促進させています。

質の高い薬剤師の輩出および部内全体での人材育成を促進させるため、薬剤師業務養成プログラムを作成しています。その中でも1年目職員に対しての新人教育プログラムでは、部内を7ヶ月でローテーションしながら業務習得のためにシラバスに沿って基本業務を習得します。また、日本医療薬学会のがん専門薬剤師、薬物療法専門薬剤師および医療薬学専門薬剤師等の研修施設基準を満たしているため、所属しながら各種資格の実績を積むことが可能です。2021年に新薬剤部長が就任してからは、研究に対する機運がより一層高まっています。元気と熱意があれば、自分の可能性を切り拓くことができる職場だと思います。

会社(法人)の魅力

慶應義塾の精神として、実学、気品の泉源、半学半教、自我作古、社中協力の5つの理念を持ち、学問、とくに「実学」の重要性を説いた福澤の志と理念を受け継ぎ、教育、研究、医療を通じた社会へのさらなる貢献を目指します。

当院は、特定機能病院、臨床研究中核病院、がんゲノム医療中核拠点病院、AIホスピタルなど、多くの施設認定を取得しています。質の高い安全な医療を提供すると共に、多くの診療科で病態解明や新規治療法の開発に向けた研究が盛んに行われています。このような環境下で、私達薬剤師は、調剤や注射薬混合調製業務などの中央業務はもとより全病棟への薬剤師の配置ならびに腫瘍センターや手術センター、ICU・HCU、小児病棟にサテライトファーマシーを設置し医療スタッフと近くで関わりを持つことにより医療の質と患者サービスの向上に務めています。業務は多忙ですが、向上心のある部員が多く、切磋琢磨しながらスキルをアップしていくことができます。

概要

事業内容 医療業
診療科目 内科(呼吸器、循環器、消化器、腎臓・内分泌・代謝、神経、血液、リウマチ・膠原病)、外科(一般・消化器、呼吸器、心臓血管)、脳神経外科、小児外科、整形外科、リハビリテーション科、形成外科、小児科、産科婦人科、眼科、皮膚科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、精神・神経科、放射線治療科、放射線診断科、麻酔科、救急科、歯科・口腔外科、総合診療科、臨床検査科、病理診断科
病床数 950床
本社所在地 〒108-8345 東京都港区三田2丁目15-45
設立 1920年
代表者 病院長 松本 守雄
事業所 〒160-8582 東京都新宿区信濃町35番地
従業員数 2,726名(2021年3月1日現在)
薬剤師数
(薬学出身者数)
115名(2023年4月現在)
専門・認定薬剤師 医療薬学会医療薬学指導薬剤師 4名
医療薬学専門薬剤師 9名
感染制御専門薬剤師 1名
がん薬物療法専門薬剤師 1名
がん薬物療法認定薬剤師 1名
外来がん治療認定薬剤師 1名
緩和薬物療法認定薬剤師 5名
緩和医療暫定指導薬剤師 1名
救急認定薬剤師 2名
妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師1名
抗菌化学療法認定薬剤師 5名
感染制御認定薬剤師 3名
HIV感染症専門薬剤師 1名
HIV感染症薬物療法認定薬剤師 1名
医療情報技師1名
NST専門療法士 4名
日本糖尿病療養指導士 2名
小児薬物療法認定薬剤師 2名
病院薬学認定薬剤師 65名
公認スポーツファーマシスト 17名
漢方・生薬認定薬剤師 2名
周術期管理チーム認定薬剤師 6名
研修認定薬剤師 15名
認定実務実習指導薬剤師 35名
(2022年5月現在)
お問い合わせ先 慶應義塾大学病院薬剤部
電話番号:03-3353-1211(代表)(内線:64394)

先輩インタビュー

出身大学 星薬科大学
卒業年 2020年

◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力

医療ドラマの影響で、多職種で協力して患者さんを救う姿に昔から憧れを抱いており、働くなら病院と決めていました。
薬学部に入り、真剣に将来の就職先を考える中で、チーム医療を行えること、自分自身のスキルアップにつながる環境であることから病院薬剤師を目指しました。
病院薬剤師は調剤以外に注射薬や抗がん剤の混合調製、手術室、DI、治験など、様々な業務に携わり薬剤師として活躍できる場面が多いのが魅力だと思います。また入院患者さんの薬剤管理では、身近に医師や看護師がいるため薬剤提案しやすくやりがいを感じられます。

◆当院の志望動機

当院は特定機能病院として数多くの診療科があり、高度な医療や様々な疾病・薬剤について学ぶことができます。
また、当院は日本医療薬学会のがん専門薬剤師、薬物療法専門薬剤師および医療薬学専門薬剤師等の研修施設基準を満たしているため、所属しながら各種資格の実績を積むことが可能なのも魅力的でした。
さらに、同期や歳の近い先輩方が多く、切磋琢磨しながらスキルアップでき、教育制度も確立しているため当院を志望しました。

◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容

1年目では、薬剤師としての知識と技能の基礎を習得するために、調剤、注射薬混合調製、薬品管理、院内製剤、医薬品情報等の研修を行い、それと並行して病棟業務の研修も開始しました。1年目の冬頃からは、抗がん剤調製、小児患者の注射薬混合調製および手術センター業務等の研修が開始しました。研修終了後は一人前として様々な業務に従事します。
現在は泌尿器科、血液内科、皮膚科の病棟でチームの一員として働いています。時には、薬物治療に難渋する場合もありますが、先輩方に相談しながら日々薬剤師として奮闘しています。

◆今後の目標

ジェネラリストを目指して日々知識習得に励みながら、病棟業務としては、まだ未経験の診療科の病棟を担当し知見を広めていきたいと考えています。同時に、専門・認定薬剤師の資格を取得し、より専門的な視点で患者さんと関わり、チームの一員として活躍していきたいです。

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