法人情報詳細

地方独立行政法人 東京都立病院機構

業種 病院

キャリア形成及び教育の考え方

 「医薬品の適正使用を推進し、全ての患者が安心して質の高い薬物療法を受けられるよう支援します。」を薬剤科理念とし、志が高く信頼される医療人材を育成し、職員が活躍できる環境づくりを目指し実践しています。

 薬剤師の人材育成においては、職責や職員の能力に応じた到達目標を示したキャリアラダーとそのキャリアプランに基づいて、ジェネラリストからスペシャリストまで幅広い人材育成を行っています。個々の職員は、自主的なCPD(Continuing Professional Development)を実践し、目標達成とともに着実にステップアップを図っています。
 1年目職員には、年齢の近い先輩職員がチューターとなり、都立病院共通の育成チェックリストを用いて業務習得をサポートします。また、2年目には業務に関する意見交換会や症例報告会を実施し、3年目には症例検討会など臨床薬剤師としての基礎能力を習得する研修を行います。

会社(法人)の魅力

 「大都市東京を医療で支える」という理念のもと、すべての都民のための病院として、たゆまぬ自己改革を行い、質の高い医療サービスを提供し、都民の生命と健康を支えています。

 東京都立病院は都内全域に14病院あり、がん医療、精神科医療、神経難病医療、小児医療、感染症医療、周産期医療など様々な専門的医療を担い、誰もが身近な地域で適切な医療が受けられるように地域医療の充実にも取り組んでいます。また、病院間の情報共有や交流も活発であり、自病院で働きながら他病院の専門的医療を学ぶことができます。
 各種専門資格を持つ薬剤師が多く在籍し、その資格を生かしてチーム医療などに貢献する環境が整っています。さらに、新たな分野に興味を持ち、資格取得を目指す場合には、資格取得支援制度も充実しています。都立病院では、高い専門性を持つ薬剤師の育成を積極的に行っています。

概要

事業内容 医療業
診療科目 各都立病院ホームページをご覧ください
病床数 各都立病院ホームページをご覧ください
本社所在地 〒163-8001 東京都新宿区西新宿二丁目8番1号 東京都庁
設立 2022年7月1日
代表者 理事長 安藤 立美
事業所 東京都立広尾病院、東京都立大久保病院、東京都立大塚病院、東京都立駒込病院、東京都立豊島病院、東京都立荏原病院、東京都立墨東病院、東京都立多摩総合医療センター、東京都立多摩北部医療センター、東京都立東部地域病院、東京都立多摩南部地域病院、東京都立神経病院、東京都立小児総合医療センター、東京都立松沢病院
従業員数 10183人
薬剤師数
(薬学出身者数)
333人
専門・認定薬剤師 日本医療薬学会がん専門薬剤師13名、がん薬物療法認定薬剤師23名、感染制御専門薬剤師5名、緩和薬物療法認定薬剤師18名、他42資格取得薬剤師 のべ734名(重複含む)所属
お問い合わせ先 地方独立行政法人 東京都立病院機構
法人本部総務部人事課人事グループ人事担当採用班
交通機関・アクセス 各都立病院ホームページをご覧ください

先輩インタビュー

出身大学 帝京大学
卒業年 2021年

◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力

中学生の頃に授業で見たがん専門薬剤師の方の特集がきっかけです。特集をみて患者を支えているのは医師だけではなく、多職種でチームとなって治療を行っていることが当時の私には衝撃的で、感銘を受けました。治療の要となる薬剤を専門的に扱い、患者の治療にチームの一員として直接携わることができるため病院薬剤師を選びました。実際に働き、直接的に患者の治療に携わることで経過や状態を確認することができることや、多職種と関わりながらチームで仕事ができる点が病院薬剤師ならではであり、魅力であると感じています。

◆当院の志望動機

東京都民の一員として医療を通じて地域貢献ができること、多彩な専門性をもつ14つの病院を持ち合わせていることから都立病院機構を選びました。多彩な専門性をもつ病院間での交流や異動を通じて様々な知識や経験を積むことができる点に魅力を感じました。また認定資格取得を支援する制度も充実しており将来的にがん専門薬剤師を目指すことができる環境であることも大きな決め手の一つでした。

◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容

現在耳鼻咽喉科・整形外科・脳外科病棟の専任薬剤師として業務に取り組んでいます。病棟常駐しているため、多職種と常に相談や提案がすることができる環境にあります。そのため日々多職種と連携し、患者の治療に介入することができていることにやりがいを感じています。病棟業務以外にも調剤・注射・抗がん薬調製などの業務も並行して行っており様々な角度で知識を活かし、患者の薬物治療に貢献しています。

◆今後の目標

幅広い知識を持ち、患者に常に寄り添うことのできるプロフェッショナルな薬剤師を目指していきます。
現在、がんは2人に1人かかるとされている疾患でありますが、治療も日進月歩しており、薬剤も多様化しています。そのため将来的に病院薬剤師を目指すきっかけを与えてくれた方のように、私もがん専門薬剤師としてより高度ながん治療に対する知識を身につけ、専門性をもって働いていきたいと考えています。

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