法人情報詳細
国家公務員共済組合連合会 横須賀共済病院
キャリア形成及び教育の考え方
早期から幅広い業務を経験して、ジェネラリストを目指します。経験の中で、得意分野や興味のある分野と出逢えたなら、専門性の追求も全力でバックアップ!
入職1年目には、最初の8か月ほどで薬剤師としての基盤となる知識とスキルを身につけます。一連の薬剤師業務については「研修要綱」が作成されているため漏れなく習得することが出来ます。10月頃からは、病棟業務の研修も開始されます。どの場面においても、ぶち当たる壁はいくつもありますが、そのたびに直属の指導薬剤師や、認定などをもつ専門薬剤師が相談に乗り、一緒に困難を乗り越えていきます。当院のキャリアププランとしては、3年目までは先輩についての研修期間、4年目から病棟専任薬剤師としてひとり立ちする予定ですが、部長面談等により、ひとりひとりの思いや気持ちを聞き取り、個々の成長に合わせたキャリア形成を行っていきます。
会社(法人)の魅力
「よかった。この病院で」という理念のもと、職員が一致団結して高度急性期医療に挑んでいます。この達成感と連帯感は格別です。
大きな病院で職員も多い中、シンプルで分かりやすい理念「よかった。この病院で」のもと、職員が一致団結していることが一番の魅力です。 全国トップクラスの救急受け入れ件数、多診療科の高水準な治療成績、これらを保つには、忙しく緊張した職場であることは間違いありません。そのような医療を支えるべく、職員が団結し成し遂げている日々の達成感と連帯感は格別で、誇りを持っています。
概要
事業内容 | 医療業 |
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診療科目 | 循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、脳神経内科、腎臓内科、内分泌糖尿病内科、血液内科、小児科、精神科、内科新患外来担当医、外科、脳神経外科、心臓血管外科、呼吸器外科、整形外科、眼科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、形成外科、皮膚科、産婦人科、歯科口腔外科、救急科、放射線診断科、放射線治療科、リハビリテーション科、麻酔科、緩和ケア内科、外来化学療法室、集中治療科、病理診断科 |
病床数 | 740床 |
本社所在地 | 〒238-8558 神奈川県横須賀市米が浜通1-16 |
設立 | 開設 明治39年 |
代表者 | 病院長 長堀 薫 |
従業員数 | 1,500名 |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
46名 |
専門・認定薬剤師 | 感染制御認定薬剤師:1名 がん薬物療法認定薬剤師:4名 がん薬物療法専門薬剤師:1名 病院薬学認定薬剤師:10名 外来がん治療認定薬剤師:1名 外来がん治療専門薬剤師:1名 認定実務実習指導薬剤師:1名 栄養サポートチーム専門療法士:3名 糖尿病薬物療法認定薬剤師:1名 日本糖尿病療養指導士:3名 スポーツファーマシスト:1名 日本DMAT隊員:1名 |
お問い合わせ先 | 横須賀共済病院 総務課 TEL:046-822-2710 内線2229 メール:yakuyaku-renkei@ykh.gr.jp |
先輩インタビュー
出身大学 | 日本大学 |
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卒業年 | 2022年 |
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
私が病院薬剤師を選んだ理由は、薬剤師として病棟業務を通じて様々な病態や環境に置かれた患者さまに多職種で関わる仕事がしたいと考えて選びました。また業務の幅が広く、自分の得意分野を探せるのではないかという思いもあって選んだというのも理由の一つです。実際にベッドサイドで患者さまに新規開始薬の説明や副作用モニタリングなどを行っています。医師や多職種と話しやすい環境なので患者さまのために自分の知りえた情報を共有して、チームで患者さまのQOL向上に貢献していけるというところが病院薬剤師の魅力であると感じています。
◆当院の志望動機
1点目は理念である【よかったこの病院で】に深く共感し、自分の目指す薬剤師像を実現できると思ったことです。2点目は当院の救急車受け入れ台数は全国でもトップクラスの急性期病院であり、地域に根差したマグネット病院でもあります。そのため様々な症例に関わることができることです。3点目は薬剤科の環境です。見学や説明会の際も先輩方の雰囲気がよく、楽しく働けそうだと思ったからです。また調剤のみならず、TPNや抗がん剤の調製、病棟業務など早期から幅広い業務に関われる環境が整っていると考え志望しました。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
入職1年目は秋頃まで中央業務(調剤、注射監査、抗がん剤調製)を重点的にやり、秋から病棟業務に携わります。バランスよく業務のローテーションが組まれているため「習うより慣れろ」という環境で全ての業務に関わりたい人におすすめです。2年目の現在は中央業務のほかに呼吸器病センター病棟で、専任薬剤師の先輩の下で仕事をしています。病棟業務では学生の頃の座学で得た知識だけでは通用しないため、その都度ガイドラインや参考書を調べたり、認定を持っている先輩方に教えてもらったりしながら日々患者さまの治療に関わっています。慣れないことが多いですが毎日が新鮮で楽しいです。
◆今後の目標
服薬指導の際に、患者さまが抗がん剤の副作用による口内炎が口腔粘膜だけでなく、喉にもできて辛いという訴えに対して口腔用軟膏とうがい薬の提案を行いました。その後の副作用モニタリングでは「使用したらすぐに良くなった、この薬いいね」、次クールの面談時では「退院してからも口内炎ができなかった、今回も持ってきたよ」と言っていただきました。このような経験から今後の目標は患者さまに「よかった」と言っていただけるような薬剤師になることです。まだまだ経験や知識不足であるため悩むことも多いですが、日々精進していきたいです。また糖尿病に興味があるため、ゆくゆくは認定取得など目指していけたらと考えています。