法人情報詳細
学校法人 自治医科大学
キャリア形成及び教育の考え方
薬剤師として専門性と実践力を高められる研鑽環境を備えるとともに、働きやすさとワークライフバランスを両立できる職場づくりに積極的に取り組んでいます。
新人薬剤師には初期研修プログラムに基づき、基礎的な知識・技能・態度を体系的かつ段階的に習得できる教育を実施します。薬剤部業務の理解を深めながら、調剤・病棟業務・チーム医療への参加を通じて実践力を養います。その後は、一人ひとりの関心領域や適性を踏まえた適材適所の人材配置を行い、組織全体のパフォーマンス向上と職員のキャリア形成を両立します。大学病院としての強みを活かし、感染症科、臨床腫瘍科、急性期病棟、医療安全部門など多様な診療・管理部門と連携。幅広い症例や先進的医療に携わる機会に恵まれ、認定薬剤師や専門薬剤師資格の取得に向けた支援体制も整っており、生涯にわたり成長できる環境があります。
会社(法人)の魅力
患者中心の視点を大切に、安全で質の高い医療を提供するとともに、地域と連携し、地域医療を担う人材を育成。真の薬のプロフェッショナルを目指しています。
自治医科大学は、地域医療確保の先駆的な役割を担うとともに、本学の教育理念を実践に移す場としての機能を果たすため、優秀なスタッフと医療施設の整備とがあいまって、充実した臨床教育の場を形成するとともに、地域社会の福祉向上と患者の信頼が得られるようきめ細かな配慮に努めています。地域医療に気概と情熱を持ち、 全人的な医療を実践”医療の谷間に灯をともす”温かみと人間味のある医療人であること、患者さんに寄り添う チームで互いに助け合いながら医療に取り組むこと、普通の人が普通に仕事をして最高の成績を出し、社会人そして組織人としての道徳・倫理感をもって行動する。

概要
事業内容 | 医療業 |
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診療科目 | 総合診療内科、循環器センター内科部門(循環器内科)、循環器センター外科部門(心臓血管外科)、消化器センター内科部門(消化器・肝臓内科)、消化器センター外科部門(消化器外科)、呼吸器センター内科部門(呼吸器内科)、呼吸器センター外科部門(呼吸器外科)、脳神経センター内科部門(脳神経内科)、脳神経センター外科部門(脳神経外科)、腎臓センター内科部門(腎臓内科)、腎臓センター外科部門(腎臓外科)、血液科、内分泌代謝科、アレルギー・リウマチ科、臨床腫瘍科、感染症科、緩和ケア科、放射線診断科・放射線治療科、精神科、皮膚科、乳腺科、移植外科、形成外科、美容外科、整形外科、産科、婦人科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、眼科、麻酔科、リハビリテーション科、病理診断科、歯科口腔外科・矯正歯科 |
病床数 | 自治医科大学附属病院:1,132床、自治医科大学附属さいたま医療センター:628床 |
本社所在地 | 〒329-0498 栃木県下野市薬師寺3311-1 |
設立 | 昭和49(1974)年 開院 |
代表者 | 理事長:大石利雄、病院長:川合謙介 |
事業所 | 自治医科大学附属病院(栃木県下野市)、自治医科大学附属さいたま医療センター(埼玉県さいたま市) |
従業員数 | 計 4550名(2025年4月1日現在) 自治医科大学附属病院:2841名、自治医科大学附属さいたま医療センター:1709名 |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
計 166名(2025年4月1日現在) 自治医科大学附属病院:106名、自治医科大学附属さいたま医療センター:60名 |
専門・認定薬剤師 | 日本臨床薬理学会認定CRC:9名 日本医療薬学会医療薬学指導薬剤師:1名 日本医療薬学会医療薬学専門薬剤師:2名日本医療薬学会薬物療法指導薬剤師:1名 日本医療薬学会がん指導薬剤師:2名 日本医療薬学会がん専門薬剤師:4名 日本臨床栄養代謝学会栄養サポートチーム専門療法士:3名 日本化学療法学会抗菌化学療法認定薬剤師:4名 日本緩和医療薬学会緩和医療暫定指導薬剤師:1名 日本緩和医療薬学会緩和薬物療法認定薬剤師:2名 日本医療情報学会医療情報技師:2名 日本病院薬剤師会病院薬学認定薬剤師:18名 日本病院薬剤師会感染制御認定薬剤師2名 日本病院薬剤師会認定指導薬剤師:1名 日本薬剤師研修センター認定実務実習指導薬剤師:8名 日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師:12名 日本薬剤師研修センター小児薬物療法認定薬剤師:2名 日本リウマチ財団登録薬剤師:1名 日本災害派遣医療チーム(DMAT)登録隊員:3名 日本アンチドーピング機構(JADA)スポーツファーマシスト:3名 日本臨床試験学会GCPエキスパート:1名 日本臨床試験学会GCPパスポート1名日本臨床試験学会がん臨床研究専門職認定:1名 日本循環器学会心不全療養指導士:3名 日本麻酔科学会周術期管理チーム薬剤師:3名 日本パーキンソン病・運動障害疾患学会パーキンソン病療養指導士:1名 栃木県肝疾患コーディネーター:4名 |
沿革 | ・自治医科大学附属病院は、昭和49(1974)年に開院し、地域医療確保の先駆的な役割を担うとともに、本学の教育理念を実践に移す場として、高度の医療施設及び設備を整えています。 現在、病床数1,132床、診療科47科を開設しており、優秀な医師、医療技術陣と医療施設の設備があいまって、充実した臨床教育の場を形成することはもとより、患者の信頼に応えられるようきめ細かな配慮を行うなど医療内容の一層の充実に努めています。 また、現在、施設及び設備のリニューアルが進められており、大学病院としての機能の充実や、高度化、多様化する医療ニーズに対応していくために患者アメニティに配慮するなど、21世紀に相応しい医療を提供できる病院づくりを目指しています。 ・自治医科大学附属さいたま医療センターは平成元年に自治医科大学附属大宮医療センターとして85床で診療を開始し、以後、平成の30年間に認可病床数628床にまで成長し、センターの名前も大宮医療センターからさいたま医療センターへと変更し、南館、外来棟、ICUや手術室が次々と増改築されました。また診療内容も開院当初から中心となってきた循環器診療に、がん診療、救急、周産期、小児医療を加え、令和を迎えたセンターは名実ともに様変わりしました。これからの医療状況に応じて、さらなる飛躍を目指そうとしております。 |
お問い合わせ先 | 薬剤部の説明会・見学会等に関するお問い合わせ 担当薬剤師:副薬剤部長 中澤(なかざわ) 受付時間 午前8時30分から午後5時15分まで(土・日・祝日を除く) 電話 0285-58-7194 FAX 0285-44-6243 自治医科大学附属病院薬剤部ホームページ:https://www.jichi.ac.jp/usr/pmcy/mainpage.html |
交通機関・アクセス | 自治医科大学附属病院:JR「自治医大駅」下車、徒歩15分またはバスで5分 自治医科大学附属さいたま医療センター:JR「大宮駅」下車、バスで10分 |
先輩インタビュー
出身大学 | 東京薬科大学 |
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卒業年 | 2019年 |
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
わたしが病院薬剤師を選んだ理由は5年生の3ヶ月の実習で病院、薬局を両方体験したことがきっかけです。もともとなんとなく薬局薬剤師になるんだろうなと漠然と考えていましたが、実際に業務を目の当たりにして、病院実習のほうが圧倒的に疲れましたが知らないことばかりでおもしろいと思ったことが始まりです。病院薬剤師は仕事の幅も広く様々な業務に携われること、カルテで患者さんの状況や医師の治療方針などを知れること、薬局にはない多職種との関わりも大きな魅力の一つだと思います。
◆当院の志望動機
わたしは生まれ育った地で医療に貢献したいと考えていました。そして、幅広い知識を活かすのはもちろんのこと、患者さんの心に寄り添える薬剤師を目指しています。当院の「地域医療に気概と情熱を持ち全人的な医療を実践する医療人を育成する」という方針はわたしの理想とする薬剤師像だと思いました。さらに、病床数が多いことから様々な疾患に携わることができたり、他にはない経験ができると思い志望しました。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
入職して2年目までは調剤室と注射供給室を交互にローテーションでまわり、3年目はケモや製剤室も含めた部署をローテーションし、基礎知識や業務を覚えていき、4年目からは固定の部署に配属されました。現在わたしは兼務者として午前中はケモに配属されており、主に抗がん剤の調整を行っています。抗がん剤と聞くと入院するイメージでしたが、現在は外来で通院しながら治療を進めることもできて、外来の患者さんが多い印象です。午後は小児病棟を担当しており、主に抗がん剤の副作用の説明やモニタリングを行っています。また薬が苦手な子もいるので内服方法について一緒に考えたりしています。
◆今後の目標
日々業務をしていく中でもわからないことがたくさんあります。そのたびに調べたり、経験豊富な先輩方が優しく親身になって一緒に考えてくれたりしているおかげで乗り越えることができています。なので先輩方のようにこれからもっと様々なことを経験し、たくさん知識を身に着けて、患者さんにとってよりよい治療ができるよう少しでも助けになりたいと思っています。