法人情報詳細
一般財団法人神戸マリナーズ厚生会 神戸マリナーズ厚生会病院
キャリア形成及び教育の考え方
医薬品の安全かつ適正な使用・管理に寄与し、相手の立場に配慮した誠意ある対応が出来る薬剤師を
急性期から亜急性、慢性期へと繋がる一連の医療・介護全般に対して総合的な理解を必要としていますので、一般標準的な医療を理解した上で適正な医薬品使用による有効な治療が行われることへの能動的な介入のできる薬剤師を目指します。特定の専門分野で専門薬剤師を目指すことについては、専門医不在の分野も多く障壁となりますが、研修会への参加や各種認定による資格取得には支援可能な制度もあります。日常業務で携わる多くの症例から学びを深めることで、徐々に知識を蓄積し、無理なく身につけることが出来る環境であると思われます。
会社(法人)の魅力
地域密着のコンビニエンス(好都合・便利・重宝)な病院~救急・急性期~リハビリ、慢性期まで医療の懸け橋として
幅広い地域の医療ニーズにこたえ、必要な時に役に立つことのできる医療を提供し、高度医療や介護までの橋渡しを行うことができる病院でありたいと考えています。高次医療が必要な場合には近隣の急性期病院と連携、急性期から慢性期にはにはリハビリにより回復を目指し、必要な社会資源を活用するなどのサポート、今後の生活を円滑に行うまで対応しています。中小病院で職員間の垣根も低く患者様にも目の届きやすいアットホームな環境で働くことが可能です。
概要
事業内容 | ケアミックス病院 健康管理センター、ケアプランセンター併設 神戸市二次救急指定輪番群参加病院 一般外来診療、および入院による急性期・亜急性期・慢性期医療、急性期・回復期・維持期(生活期)と幅広い病期に対応したリハビリテーションを提供 |
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診療科目 | 内科 消化器内科 循環器内科 呼吸器内科 外科 消化器外科 肛門外科 整形外科 脳神経外科 婦人科 放射線科 リハビリテーション科 麻酔科 救急科 泌尿器科 |
病床数 | 一般病床146床うち回復リハビリテーション病棟27床、障害者病棟36床含む+療養病棟53床 |
本社所在地 | 兵庫県神戸市中央区中山手通7丁目3-18 |
創業 | 1925年 |
代表者 | 病院長 榎本勝彦 |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
6名(常勤3名、非常勤3名)、薬剤助手(常勤)1名 |
専門・認定薬剤師 | 日本糖尿病療養指導士、認定実務実習指導薬剤師各1名 |
沿革 | 1925年に財団法人近藤記念厚生会が船員の為の福利厚生を目的として「郵船布引病院」を設立。その後、山陽新幹線「新神戸」駅開業に伴う神戸市区画整理事業により、1972年に磯辺通りに移転し名称も「神戸海岸病院」に改めた。 その後 療養病床に一部転換しケアミックス型病院、二次救急病院として地元神戸の地域医療の一翼を担うこととなる。 2004年には財団法人名称を「神戸マリナーズ厚生会」へと改めると共に、経営の刷新を行った。2005年には、同じ中央区内の「川北病院」を継承、「マリナーズ厚生会病院」と改め、2ヶ所で病院運営を行なった後に2010年5月に合併し現在地に移転。 |
お問い合わせ先 | 神戸市中央区中山手通7-3-18 078-351-2225(代) 総務課 明渡(あけど)h-akedo@kobe-mariners.or.jp / 薬剤科 yakuzaika@kobe-mariners.or.jp |
交通機関・アクセス | ○神戸市営地下鉄「県庁前」または「大倉山」駅下車、徒歩8分 ○阪急電鉄(神戸高速鉄道)「花隈」駅下車、徒歩10分 ○JR神戸線、阪神電鉄「元町」駅または「西元町」駅下車、徒歩20分 |
先輩インタビュー
出身大学 | 神戸薬科大学 |
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卒業年 | 平成31年 |
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
実務実習を終えて、病院における業務内容や環境などに魅力を感じた。薬局にはない他職種との連携・協働・チーム医療や、治療経過を追いながら改善に向かう患者様との関りを持つことが出来ることなどにやりがいを感じたことが大きい。治療の現場でより多くの学習、経験を重ね、情報を得ることにより薬剤師として着実に成長していきたいと思った。
◆当院の志望動機
二次救急病院でもあり、急性期から慢性期までの医療に対応した地域密着型の病院で、医療から介護にわたる関りを広範囲に学ぶことが出来ると思った。通勤に便利な立地であり、当直勤務がないため健康管理もしやすいと感じた。面接・見学の際、中小規模病院のためか職員同士顔が見える関係で、薬剤科内も病院全体も人間関係が良い印象であった。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
入職当初は調剤や注射薬の取り揃えを効率よく間違えずに行うことを重視していたが、数か月後には回診や薬剤管理指導などにも対応しはじめ、徐々に範囲が拡がっていった。業務上の変化としては病棟の業務にシフトすることに加え電子カルテへの移行・薬剤管理指導システムの導入などがある。薬剤の安全適正使用に注力しつつ病棟患者の薬剤管理指導や処方介入などの質の向上に努める日々である。
◆今後の目標
現在、育休などにより人員が安定しないため病棟薬剤業務実施加算が取れていない状態である。早期に人員補充され、病棟業務に対応する時間を増やして、よりきめ細やかな質の高い医療の提供で患者ニーズにこたえることが出来る薬剤師を目指したい。更に、自分に合った専門分野を見つけるためにも自己研鑽を充実させて、専門性を高めながら認定薬剤師を目指すことも検討していく。