法人情報詳細

社会医療法人寿楽会 大野記念病院

業種 病院

キャリア形成及び教育の考え方

ワークライフバランスに立脚するジェネラリスト・スペシャリストの育成

課せらた業務の責務を果たしている限り,休日やプライベートの時間には介入しない方針で,始業前や終業後に参加必須の勉強会や会議は行いませんので,自身のキャリア形成を鑑みて個人の時間を使うことができます。一方で,薬学的思考に必要な知識を有する薬剤師がジェネラリストであると考え,全員参加必須の症例に拠った薬学的カンファレンスを時間内に設けています。また,スペシャリストとして専門資格の取得に向けた病院の支援制度があり,専門資格を有する薬剤師からも症例報告,学会発表,論文投稿のきめ細かな支援を受けることができます。

会社(法人)の魅力

質の高い専門医療とホスピタル コミュニケーション(医療を通じた人々との心のふれあい)

設立100周年を迎えた歴史ある病院です。二次救急指定の急性期医療に加え,地域包括ケア病棟,障害者病棟も有するケアミックス型病院として,地域医療に貢献しています。さらに,人工透析専用病床84床があり,多くの慢性腎臓病(CKD)患者がいます。CKDは,薬物の投与設計,薬剤性腎障害の回避,ポリファーマシーによる服薬指導や相互作用の確認など薬剤師の能力が大いに求められる疾患です。また,専門医療とホスピタル コミュニケーションを理念に,各スタッフが自己研鑽に励み,連携を図り,患者満足の向上を目指しています。その一貫として,AST,NSTなどのチーム医療が展開され,薬剤師は中心となって活動をしています。

概要

事業内容 医療業
診療科目 内科、腎臓内科、循環器内科、消化器内科、内分泌内科、糖尿病内科、呼吸器内科、外科、消化器外科、腫瘍外科、乳腺外科、肛門外科、血管外科、整形外科、泌尿器科、脳神経外科、救急科、リウマチ科、リハビリテーション科、放射線科 、皮膚科
病床数 250床(一般病棟173床 地域包括ケア病棟45床 障害者病棟28床 ハイケアユニット4床)
本社所在地 〒550-0015 大阪市西区南堀江1丁目26-10
設立 大正13年1月1日
代表者 理事長 大野 良興
事業所 大野記念病院
<関連施設>
大野クリニック、m・oクリニック、寿楽会クリニック、ハーバータウンクリニック、箕面グリーンビィラ
従業員数 職員数/482名(2024年4月1日現在)
薬剤師数
(薬学出身者数)
18名(2024年10月1日現在)
専門・認定薬剤師 医療薬学指導・専門薬剤師1名、感染制御専門薬剤師1名、感染制御認定薬剤師1名、抗菌化学療法認定薬剤師3名、ICD1名,腎臓病薬物療法専門薬剤師1名、腎臓病薬物療法認定薬剤師2名、NST専門療法士1名、日本糖尿病療養指導士1名、大阪糖尿病療養指導士1名

先輩インタビュー

出身大学 近畿大学
卒業年 2009年

◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力

病院薬剤師を選んだのは、大学の先輩からの勧めがきっかけでした。当初はなんとなく選んでしまっていましたが、実際に働いてみると、薬剤師の職能を最も活かせる場所だと感じています。注射薬の取り扱い、検査値の閲覧、医師、看護師をはじめ多くの職種とのコミュニケーションなどにより、臨床知識をぐっと高めることができますし、それがとても楽しいんです。そこで得た知識と経験は、患者さんはもとより、当然、自分の身近な人が病気のときにも助けになれるはずです。ですので、私はこれからもずっと病院薬剤師を続けていこうと思っています。

◆当院の志望動機

大野記念病院は大阪府内でも有数の透析施設です。腎臓領域に興味があり、多くの慢性腎臓病や透析患者の症例を経験できると思い、総合病院での10年の経験を経て、当院へ転職しました。外来処方は、ほとんどが院外処方なので、その分病棟活動やチーム医療に時間を割くことができることも大きな魅力でした。また、週1回症例カンファレンスがあり、業務時間内に全員で意見交換できるところも興味がありました。休日が月10日間と多いので、プライベートの充実や自己研鑽に充てることができ、メリハリをつけて仕事ができる職場だと思います。

◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容

私の場合、既卒者ということもあり、4か月ほどでセントラル業務メインから病棟活動メインになりました。当院では様々な症例を経験できるよう、一年を目安に病棟ローテーションを行っており、現在は消化器外科・脳外科病棟を担当しています。もともとNST薬剤師として活動していたので、入職当初からNSTに従事させて頂き、経験を活かすことができています。4年目となった今では、化学療法委員会や薬学部実務実習生を担当しています。年々忙しくなっていますが、シフトを調整してもらえているので、充実した日々を過ごしています。

◆今後の目標

自分が関わることのできる患者さんの数には、限界があります。せっかく勉強してきたことを、もっと多くの患者さんに役立てたいと思ったとき、自己研鑽はもとより、部内(特に若手)のレベルアップや、エビデンスの構築が思い浮かびました。実習生を含め、後進の指導を行うことは、きっと多くの患者さんに間接的に貢献できると信じています。そして、学術研究を通して、より良い情報を発信していく。そんな行動を示すことで、周りに良い影響を与えられるような薬剤師になりたいと思います。

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