法人情報詳細

神戸大学医学部附属病院 薬剤部

業種 病院

キャリア形成及び教育の考え方

薬剤師としての人間性・臨床力・専門性を高めるサポートをします!

当院では、神戸大学医学部附属病院薬剤師レジデント制度の設置や部内セミナーの拡充など、新人教育や研修の体制を整備しています。新人教育においては、薬剤師としての知識・技能を効率的に身に付けてもらうための教育ツール「KOBE-PRS」を導入しています。また、薬剤師レジデントにはメンター・プリセプター制度を導入し、様々なサポートが受けられる体制を構築しています。さらに、当院は各種認定・専門薬剤師及び学位の取得を支援しています。症例報告や学会発表を行う際には、各専門家から手厚い指導を受けることができ、医療を牽引する専門薬剤師になるためのしっかりとした土台と考え方を形成することができます。

会社(法人)の魅力

業務の効率化と新規業務の開発、そして明日の医療に変化をもたらすための学術活動を推進し、10年後のリーダーの育成を目指します!

当院薬剤部では常に業務の効率化と新規業務の開発に取り組んでいます。効率的で安全な薬剤業務の実践のために、内服薬・注射薬調剤ロボットや抗がん薬調製ロボットの導入、システム制御による検査情報を含めた処方監査、薬剤照合システムなど、機械やシステムの方が安全で正確に実施可能な業務は、できる限り機械で行っています。そして、人が行う必要がある病棟薬剤業務や薬剤管理指導業務などの対人業務、薬剤師の新たな職能を発揮するための新規業務の開発に注力しています。また、それらの新規業務に一定の成果が認められた場合は学会や論文に積極的に発表し、日本の薬剤師業務に変化をもたらすための学術活動に尽力しています。

概要

事業内容 医療業
  特定機能病院 
  地域がん診療連携拠点病院
  災害拠点病院
  エイズ治療拠点病院
  外国人患者受け入れ医療機関認証
  がんゲノム医療拠点病院
  臨床研究中核病院
診療科目 内科、消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、脳神経内科、糖尿病内分泌内科、腎臓内科、腫瘍・血液内科、血液内科、感染症内科、食道・胃腸外科、肝臓・胆のう・膵臓外科、救急科、乳腺・内分泌外科、心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科、脳神経外科、整形外科、リハビリテーション科、産婦人科、耳鼻いんこう頭頸部外科、眼科、精神科、小児科、放射線科、放射線腫瘍科、皮膚科、泌尿器科、麻酔科、形成外科、美容外科、歯科口腔外科、矯正歯科、病理診断科
病床数 934床(一般病床888、精神病床46)
本社所在地 〒650-0017神戸市中央区楠町7丁目5-2
設立 明治2年 神戸病院開院
代表者 眞庭 謙昌
事業所 神戸市中央区楠町7丁目5-2
従業員数 2900人
薬剤師数
(薬学出身者数)
令和5年4月現在
薬剤師:82名(教員:5名、常勤薬剤師:77名)
神戸大学医学部附属病院薬剤師レジデント:4名
神戸大学・神戸薬科大学薬剤師レジデント:1名
専門・認定薬剤師 令和5年5月現在
■ 日本医療薬学会/医療薬学指導薬剤師 : 6名
■ 日本医療薬学会/医療薬学専門薬剤師 : 10名
■ 日本医療薬学会/がん指導薬剤師 : 1名
■ 日本医療薬学会/薬物療法専門薬剤師 : 1名
■ 日本病院薬剤師会/病院薬学認定薬剤師 : 21名
■ 日本病院薬剤師会/感染制御専門薬剤師 : 3名
■ 日本病院薬剤師会/感染制御認定薬剤師 : 2名
■ 日本病院薬剤師会/HIV感染症薬物療法認定薬剤師 : 1名
■ 日本病院薬剤師会/妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師 : 2名
■ 日本病院薬剤師会/認定指導薬剤師 : 1名
■ 日本臨床腫瘍薬学会/外来がん治療認定薬剤師 : 1名
■ 日本臨床薬理学会/指導薬剤師 : 2名
■ 日本臨床薬理学会/認定薬剤師 : 3名
■ 日本臨床薬理学会/認定CRC(薬剤師) : 4名
■ 日本糖尿病療養指導士(薬剤師) : 4名
■ 薬学教育協議会/認定実務実習指導薬剤師 : 20名
■ 日本薬剤師研修センター/小児薬物療法認定薬剤師 : 1名
■ 日本薬剤師研修センター・日本生薬学会/漢方・生薬認定薬剤師 : 1名
■ 日本化学療法学会/抗菌化学療法認定薬剤師 : 2名
■ 日本医薬品情報学会/医薬品情報専門薬剤師 : 2名
■ 日本腎臓病薬物療法学会/腎臓病薬物療法専門薬剤師 : 1名
■ 日本緩和医療薬学会/緩和薬物療法認定薬剤師 : 3名
■ 日本緩和医療薬学会/緩和医療暫定指導薬剤師 : 1名
■ 日本臨床救急医学会/救急認定薬剤師 : 3名
■ 日本臨床救急医学会/救急専門薬剤師 : 1名
■ 日本循環器学会/心不全療養指導士 : 1名
■ 日本リウマチ財団/リウマチ登録薬剤師 : 1名
■ ICD制度協議会/インフェクションコントロールドクター(ICD) : 1名
■ 日本アンチ・ドーピング機構/公認スポーツファーマシスト : 6名
■ 日本臨床栄養代謝学会/栄養サポートチーム専門療法士 : 6名
■ 日本老年薬学会/老年薬学指導薬剤師 : 1名
■ 日本老年薬学会/老年薬学認定薬剤師 : 1名
■ 日本薬剤師研修センター/認定薬剤師 : 4名
■日本臨床試験学会/認定がん臨床研究専門職 : 3名
交通機関・アクセス 神戸市営地下鉄「大倉山」駅下車 徒歩約5分
JR「神戸」駅あるいは神戸高速鉄道「高速神戸」駅下車 徒歩約15分
JR神戸駅前より神戸市バス 9系統、110系統もしくは112系統に乗車 約5分「大学病院前」バス停下車

先輩インタビュー

出身大学 神戸薬科大学
卒業年 2019年

◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力

私が病院薬剤師を目指したきっかけは学生時代の病院実習でした。もともと病院志望ではありませんでしたが、病院実習で目の前の患者の医療を支える大切さに触れ病院薬剤師を目指しました。病院薬剤師の魅力は、チーム医療の一員として他職種と近い距離で患者中心の医療を実現できることだと思います。薬物治療最適化のための他職種とのディスカッション、他職種からの薬剤に関する問い合わせ対応など、薬剤師の専門性が求められる場面も多く、やりがいと責任感のある職種であると感じています。

◆当院の志望動機

病院実習において、入院患者は主科以外に他の診療科でも薬物治療を受けている場合が多く、まずは診療科の垣根を越えた薬学的管理ができるジェネラリストを目指す必要性を感じました。当院のレジデント制度は早期から複数の病棟で研修を積むことができ、ジェネラリストを目指す環境が整っているため志望しました。また大学病院であることから臨床・教育・研究の3本柱をベースとした研修プログラムとなっています。多方面で薬剤師としての能力を高めることができることも動機の一つとなりました。

◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容

レジデント時代は、指導薬剤師のもとで薬剤部内の複数の部署(調剤室や化学療法室など)での業務や、複数の診療科での病棟業務を経験し、幅広い知識を身につけることを努めていきました。現在はレジデント研修を終え、病棟薬剤師として病棟に常駐しながらチーム医療の一員として患者の薬物療法のサポートにあたっています。また薬剤師経験年数を重ねるごとに教わる立場から教える立場へとシフトチェンジしており、後輩の指導に携わるワーキンググループに所属して新人教育の業務も行っています。

◆今後の目標

当院は緩和、栄養、感染などの専門薬剤師の資格を有している薬剤師が複数名在籍し、院内の専門チームで活躍している他、糖尿病療養指導士、がん専門薬剤師や妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師などの資格を取得して外来や病棟で活躍している薬剤師も在籍しています。認定・専門薬剤師といった資格に挑戦し、その知識を現場に還元できる環境が整っていることも当院薬剤部の強みと感じています。私はまだ今後の明確な目標は決めていませんが、ジェネラリストとしての研鑽を積みつつ、認定・専門薬剤師の取得も視野に入れていきたいと考えています。

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