法人情報詳細
天野エンザイム株式会社
キャリア形成及び教育の考え方
見識を深め、自己成長できる教育プログラム
人材育成面では、「人間力の向上」を重視。豊かな教養と幅広い見識を身に付けてもらうため、通信教育費用の半額負担やスキル・経験に応じた教育プログラムに力を入れています。
会社(法人)の魅力
創業125周年!!日本のバイオテクノロジーで世界を変える★医療、食品、環境分野で暮らしをより豊かにする酵素メーカー★
当社は付加価値の高い酵素に事業分野を定め、「World No.1 Speciality Enzyme Producer」を目指しています。医療分野では医薬用、診断薬用酵素の開発と販売を行っており、特に消化酵素は、国内の胃腸薬に採用されトップクラスのシェアを有しています。食品分野では当社の酵素は食感や風味の改善に使用され、食文化にも大きな影響を与えています。
当社の強みは420件の特許と約1万6,500株の豊富な菌株ライブラリー、約30%にも及ぶ技術社員による研究開発体制を整えていることです。また、2つの培養方式による多品種の製品提供も行い、酵素を通じた価値創生で社会に貢献しています。
概要
事業内容 | 医薬用、産業用酵素剤の製造および販売 |
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本社所在地 | 愛知県名古屋市中区錦一丁目2番7号 |
設立 | 1948年8月26日 |
資本金 | 3億9千万円 |
代表者 | 天野源之 |
売上高 | 122億円(2023年3月期) |
事業所 | 本社(愛知県名古屋市) 東京事務所(東京都港区) イノベーションセンター(岐阜県各務原市) 名古屋工場(愛知県北名古屋市) 養老工場(岐阜県大垣市) 滋賀工場(滋賀県湖南市) |
従業員数 | 470名 |
先輩インタビュー
出身大学 | 名城大学 |
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卒業年 | 2020年 |
◆現在の職種を選んだ理由・魅力
幅広く人へ影響を与えることができる研究開発職に魅力を感じたからです。実務実習を通じて、現場の薬剤師は患者一人一人と向き合うことができると感じました。一方、研究開発職を選択することで一つの製品から沢山の人を支えることが可能だと考えました。
学生時代の研究室では、製剤設計の研究をしていました。仮説通りのデータが取れる時、上手く実験が進まない時など様々です。しかし、結果に対する原因を考察することや、失敗しても粘り強く再挑戦する面白さや楽しさを学び、実験を仕事で続けたいと考えたことも理由の一つです。
◆当社の志望動機
会社説明会でB to Bビジネスを展開しており、「縁の下の力持ち」という部分に、惹かれたことを覚えています。酵素は医薬品、食品など想像以上に身近に存在していること、環境にも優しく未来を支えていくことを知りました。酵素は無限の可能性を秘めています。私は薬学の知識を大学時代に習得しましたが、食にも大変興味があり、どちらにも関わりたいという欲張りな気持ちを胸に就職活動を行いました。その気持ちに当てはまる事業領域でかつ、潜在的に社会から必要とされ続ける存在に魅力を感じ、志望しました。
◆入社してからの仕事の変化・現在の仕事内容
メディカル部門に所属しており、医薬品関係の酵素の研究開発部門の研究者として、米国向けの消化酵素の開発に携わっています。日本の国菌である麹酵素をアピールポイントに、有用性データの収集を主な業務としています。実験計画や測定方法等知らないことばかりで、手探り状態ですが、文献から情報を収集したり、知識の豊富な先輩方が丁寧に教えてくださるので、仕事に向き合うことができています。現在、期待するデータが取れず悩むことが多いですが、根気強く研究を続けていこうと思っています。
◆今後の目標
入社1年目を振り返ると、覚えることばかりで、仕事をこなすことに必死であっという間でした。酵素の知識も不十分で、実験のデータから何が言えるのか考察すらできず、自分の意見を持つことが中々出来ず悔しい思いをしました。直近の課題は、実験計画等で先輩方と深い話し合いができるように、酵素の知識を身に付けることです。そして将来の夢は、自分の携わった酵素が様々な製品の中に使用されて、社会に貢献し、人々の生活を豊かにする酵素製品の開発をすることです。