法人情報詳細
日本赤十字社 愛知医療センター名古屋第二病院
キャリア形成及び教育の考え方
患者さんへの思いやりと温かみのある医療を目指して、救急医療・高度医療の充実に貢献できる薬剤師を育成します。
当院は地域における高度医療と救急医療を担っており、日常業務において様々な疾患や合併症例を経験することができ、幅広く、薬剤や病態について学ぶ機会が多くあります。加えて、様々な分野の専門薬剤師、認定薬剤師が在籍しており、専門的な領域を学びながら、自身の今後のキャリアプランを立てる環境が整っています。そのような中で1年目より上級薬剤師指導のもと、学会発表を行うなど、様々な経験を積みながら、今後のキャリア形成の準備をしていきます。
会社(法人)の魅力
日本赤十字社は赤十字組織の一社であり、国内外における災害救護をはじめとし、苦しむ人を救うために幅広い分野で活動しています。赤十字病院は、在宅から高度先進医療まで、各施設毎に特長を活かした地元に根ざした医療機関です。
日赤愛知医療センター名古屋第二病院のホスピタルミッションは、以下の通りです。
1. 医療の質と安全とサービスでトップレベルの病院
安全な医療、安心感のあるアメニティを目指します。
救急医療・高度医療・がん医療の充実に努めます。
トップレベルの病院をつくるために、健全経営の維持に努めます。
2. 人材が集まり、人材が育ち、人材を育てる病院
教育・研修施設として人材育成に努めます。
職員の満足度が高く働きがいのある病院を目指します。
3. 社会に貢献するモラルの高い病院
地域医療に貢献します。
国内の災害救護と国際医療救援の推進に努めます。
概要
事業内容 | 医療業 |
---|---|
診療科目 | 内科・精神科・脳神経内科・呼吸器内科・消化器内科・循環器内科・小児科・外科・整形外科・形成外科・脳神経外科・呼吸器外科・心臓血管外科・小児外科・皮膚科・泌尿器科・産婦人科・眼科・耳鼻いんこう科・放射線科・麻酔科・救急科・薬物療法内科・病理診断科・リハビリテーション科・歯科・歯科口腔外科 |
病床数 | 801床(一般 799床/第一種感染病床2床) |
本社所在地 | 東京都 |
設立 | 開設/1914年(大正3年)12月 |
代表者 | 院長 佐藤 公治 |
事業所 | 日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院 名古屋市昭和区妙見町2番地の9 |
従業員数 | 1837名(2024年4月1日現在) ※職員数は換算数 |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
48名(2025年2月現在) |
専門・認定薬剤師 | 【日本医療薬学会】医療薬学指導薬剤師1名、医療薬学専門薬剤師2名、がん指導薬剤師2名、がん専門薬剤師4名【日本病院薬剤師会】感染制御専門薬剤師1名、感染制御認定薬剤師1名、妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師2名【日本緩和医療薬学会】緩和薬物療法認定薬剤師3名【日本薬剤師研修センター】認定実務実習指導薬剤師12名、小児薬物療法認定薬剤師1名【その他】救急認定薬剤師1名、抗菌化学療法認定薬剤師1名、栄養サポートチーム専門療法士4名、日本糖尿病療養指導士1名、医療情報技師2名、術後疼痛管理研修修了者3名 |
先輩インタビュー
出身大学 | 名古屋市立大学 |
---|---|
卒業年 | 2023年 |
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
私は薬学部で勉強していく中で、薬を”使う”ことに魅力を感じ、現場で働く薬剤師になりたいと思いました。それは実際に大学で習ったことでも、実習でいざ患者さんに使っていくと習った通りにはいかず、教科書がすべてではないということに興味を惹かれたからです。その中でも病院薬剤師は患者さんが薬を使っていくときにより近くで関わることができ、臨機応変さを求められることにやりがいを感じられるのではないかと考えました。また常にカルテを見られる状況のため、患者さんの状態や医師の処方意図がわかりやすく、患者さんにその意図を汲んだ上で説明ができることも魅力のひとつでした。
◆当院の志望動機
私は実習先が当院で、入職前に雰囲気や大まかな仕事内容を直接見られたことが一番の決め手でした。特に実習の時にお世話になった先生が、化学療法直後の患者さんの日々変わる体調に寄り添って、他職種と連携しながら対応していくところを目の当たりにし、こんな薬剤師になりたいと感じました。また新人教育の体制が整っていて、なかでも各専門分野の専門・認定薬剤師を取得されている先生から少しずつ講義をしてもらえることで、実践的な知識を身につけつつ働くことができそうだと思い、志望しました。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
入職して最初の頃はセントラル業務が中心で、内服・注射の調剤をしていくなかで処方監査や麻薬・毒薬などの管理方法を習得しました。最近はセントラル業務にも慣れて当直や休日出勤がこなせるようになり、病棟業務にも携わるようになり始めました。病棟業務が始まってからは患者さんの訴えや症状に対して考えるべきことが増え、その答えをひとりで出せないことも多々あります。先輩の先生方の力を借りながら、そういった解決能力を身につけるべく奮闘しています。
◆今後の目標
目下の目標として、まずは薬のジェネラリストとしての薬剤師を目指しています。まだセントラル業務が完璧なわけでもなく、腎機能での用量調節が必要だと知らなかったために処方監査を誤って通してしまったこともあり、己の知識不足を感じました。なるべく早く薬剤師として当然知っていなくてはならないことを習得し、使っていきたいです。第二の目標としては憧れであったがん専門薬剤師を目指していきたいと思っています。がん領域はまだ勉強不足で、抗がん剤の勉強会に参加しても実際の仕事に生きていると感じることは少ないですが、まずは実践の前の知識の部分を増やしていきたいです。