法人情報詳細
春日井市民病院
キャリア形成及び教育の考え方
チーム医療の中で、薬剤師として活躍できる人材の育成
当院では、入職後初期研修として1年かけて基本的な業務と病棟業務を習得していただきます。2年目からは調剤などの中央業務と並行して病棟業務を行うとともに、病院薬学認定薬剤師などの基礎的な知識を身に着けていただき、5年目以降からより専門的な知識をつけ、専門薬剤師や認定薬剤師の取得を目指していただきます。チーム医療の中で医師と協働して働くためには専門的な知識を習得することも重要と考えています。個人のキャリアアップが組織の質の向上につながると考えています。
会社(法人)の魅力
地域医療支援病院として、薬薬連携を通して地域住民を守る
当院は春日井薬剤師会と協働して研修会(薬薬連携コンソーシアム)を開催しています。この取り組みを通じてお互いのスキルアップを図り、薬薬連携の推進を図っています。薬剤局としては、医薬品情報に力をいれ、病棟活動を支援するプログラムの開発を行い、効率の良い病棟業務を実施しています。また、仕事と家庭を両立するための支援として、各種休暇や長期休暇の取得も奨励しています。
概要
事業内容 | 医療業 |
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診療科目 | 内科、糖尿病・内分泌内科、消化器内科、小児科、形成外科、心臓外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科、放射線治療科、歯科口腔外科、血液・腫瘍内科、脳神経内科、循環器内科、外科、脳神経外科、血管外科、産婦人科、リハビリテーション科、麻酔科、腎臓内科、呼吸器内科、メンタルヘルス科、整形外科、呼吸器外科、皮膚科、眼科、放射線診断科、病理診断科 |
病床数 | 一般病床552床(うち特定集中治療室(ICU)、冠状動脈疾患集中治療室(CCU)6床、救急病床6床) その他 手術室10室、人工透析25床、感染症病床6床 |
本社所在地 | 〒486-8510 愛知県春日井市鷹来町1丁目1番地1 |
創業 | 開院/1951年(昭和26年)8月 |
代表者 | 院長 成瀬 友彦 |
事業所 | 春日井市民病院 |
従業員数 | 1234名(令和6年1月1日現在) |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
42名 |
専門・認定薬剤師 | 日本病院薬剤師会病院薬学認定薬剤師、日本薬剤師研修センター認定薬剤師、日本薬剤師研修センター認定実務実習指導薬剤師、日本病院薬剤師会感染制御認定薬剤師、日本医療薬学会専門薬剤師、日本医療薬学会指導薬剤師、日本医薬品情報学会認定医薬品情報専門薬剤師、日本医療薬学会がん専門薬剤師、糖尿病薬物療法認定薬剤師、日本糖尿病療養指導士、小児薬物療法認定薬剤師、臨床栄養代謝専門療法士、NST専門療法士、緩和医療薬学会認定緩和薬物療法認定薬剤師、外来がん治療専門薬剤師、日本医療情報学会認定医療情報技師、日本安全性学会専門薬剤師、NBCRテロ対策1級責任者、腎臓病療養指導士、心不全療養指導士 (令和5年5月1日現在) |
交通機関・アクセス | かすがいシティバスを利用する 東環状線 停留所 春日井市民病院⇔高蔵寺駅⇔神領駅⇔春日井駅⇔春日井市民病院 ※「左まわり」と「右まわり」がありますので、ご注意ください。 西環状線 停留所 春日井市民病院⇔味美駅前⇔勝川駅⇔春日井市民病院 ※「左まわり」と「右まわり」がありますので、ご注意ください。 北部線 停留所 名鉄牛山駅⇒春日井市民病院 南部線 停留所 勝川駅⇒春日井駅南口⇒春日井市民病院 名鉄バスを利用する 「JR中央本線・春日井駅」から 「春日井駅」から「桃花台東行き」「桃花園行き」「春日井市民病院行き」のいずれかに乗車。 「JR中央本線・勝川駅」から 「勝川駅」から「春日井市民病院行き」に乗車。 |
先輩インタビュー
出身大学 | 名城大学 |
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卒業年 | 平成30年 |
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
私自身、どんな環境で仕事をしていきたいかと考えたときに、様々な職種の方々と患者の治療に関わることのできるチーム医療の形を想像しました。病院薬剤師は、医師・看護師・コメディカル様々な医療従事者と顔を合わせて仕事を出来るところに魅力に感じます。そんな環境で薬のプロとして責任を持った仕事を出来る点が病院薬剤師を選んだ理由です。
また急性期病院では、抗がん剤等ハイリスク薬へ触れる機会にも恵まれます。薬物治療の安全かつ最良の効果のため、薬剤師の職域を発揮することができます。
◆当院の志望動機
医薬品情報を扱うDI業務に力を入れられているという点に魅力を感じました。見学会に参加させて頂いた際にも、薬の情報を収集・吟味・活用・評価する力が今後の薬剤師には求められるというお話を伺い、目指すべき薬剤師の方向性が定まりました。また、当院では専門性を発揮する中でも、薬剤師全員が各分野において同程度の力を発揮できるよう様々な業務に関わることできるということも見学会でお聞きしました。関わっていきたい分野が明確に決まっていなかった当時の私にはこの点も志望動機に重要視されました。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
当院は調剤部門、薬品管理部門、DI部門と大きく分けて3分野に分かれて仕事をしています。入職後は全ての部門を研修し、現在は調剤部門に所属しています。病棟業務は一通り全ての病棟を研修させて頂いた後、外科→脳神経内科の病棟担当を経て、現在は消化器内科の病棟担当薬剤師として日々業務をしております。チーム医療としては感染、腎臓、糖尿病、緩和ケア、栄養、褥瘡、認知症と様々なチーム医療があり、現在は半年ごとに交代制で携わっており、私も現在は糖尿病チームにてチーム医療に携わっております。
◆今後の目標
入職後様々な業務へ携わる中で、抗がん剤医療へより専門性を持って関わっていきたいと考えました。現在は来年度のがん専門薬剤師の習得に向けて日々準備を進めております。また、現在の消化器内科の病棟でも消化器内科の薬剤に関する知識は非常に重要ですが、専門医からの問い合わせや質問などは他科の薬剤に関することも多くあります。がん専門薬剤師としてのスペシャリストだけでなく、薬剤師という薬の専門家としてのジェネラリストの面をより一層成長できるよう、自己研鑽を続けていきたいです。