法人情報詳細
国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学医学部附属病院
キャリア形成及び教育の考え方
最善の薬物治療を提供し、未来志向に業務・教育・研究を実践することにより。患者のQOL向上に貢献する。
1) 薬物治療における安全性と有効性の向上を目的としたプロトコル等に基づく薬物治療管理の推進
2) 地域薬局との連携強化による患者支援体制の充実
3) 岐阜県との連携による薬剤師研修制度構築と薬剤師偏在解消への取り組み
4) 薬剤関連医療過誤の防止のための体制整備
5) 治験の活性化に向けた協力体制の更なる充実
6) 研究・教育・業務の発展に向けた大学との連携の推進
以上を基本方針として業務を行っています。
会社(法人)の魅力
あなたとの対話が創る信頼と安心の病院
岐阜県唯一の特定機能病院であり、各種疾患等の拠点病院(救急、難病、がん、肝疾患、HIV等)として、岐阜県の高度医療を支える病院です。日本病院薬剤師会(がん薬物療法、HIV感染症薬物療法)、日本医療薬学会(医療薬学専門薬剤師、がん専門薬剤師、薬物療法専門薬剤師)の各種認定制度の研修施設にもなっており、専門資格等も取得しやすい環境です。多職種が協力して治療を行っており、薬剤師の処方提案等が非常に受け入れられやすい環境となっています。各種チーム医療等にも薬剤師が参加しており、積極的に処方提案等を行っています。日々研究マインドを持って積極的に治療に関与し、治療効果の向上・副作用の軽減を目指しています。
概要
事業内容 | 医療業 |
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診療科目 | 内科 外科 消化器内科 血液内科 循環器内科 糖尿病代謝内科 脳神経内科 総合内科 心臓血管外科 呼吸器外科 消化器外科 乳腺外科 産婦人科 整形外科 脳神経外科 眼科 耳鼻咽喉科 形成外科 皮膚科 泌尿器科 精神科 小児科 放射線科 麻酔科疼痛治療科 歯科口腔外科 |
病床数 | 614床 |
本社所在地 | 愛知県名古屋市千種区不老町1番 |
設立 | 現在地への移転/2004年(2004年6月1日) |
代表者 | 病院長 秋山治彦 |
事業所 | 〒501-1194 岐阜県岐阜市柳戸1番1 岐阜大学医学部附属病院 |
従業員数 | 1217名 |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
48名 |
専門・認定薬剤師 | 医療薬学指導薬剤師5名、医療薬学専門薬剤師9名、がん指導薬剤師3名、がん専門薬剤師8名、日本臨床薬理学会指導薬剤師3名、日本臨床薬理学会認定薬剤師3名、緩和医療暫定指導薬剤師1名、緩和薬物療法認定薬剤師2名、抗菌化学療法認定薬剤師4名、NST専門療法士3名、心不全療養指導士1名、腎薬物療法認定薬剤師1名、糖尿病薬物療法履修薬剤師1名、がん薬物療法認定薬剤師1名、感染制御専門薬剤師1名、HIV感染症専門薬剤師1名、小児薬物療法認定薬剤師2名、認定実務実習指導薬剤師7名、日本糖尿病療養指導士2名、アレルギー疾患療養指導士1名 |
沿革 | 1875年(明治8年) - 岐阜県公立病院として、厚見郡今泉村(現在の岐阜市)に設置。 1876年(明治9年) - 岐阜市司町(現在のみんなの森 ぎふメディアコスモス所在地)に移転。 1882年(明治15年) - 岐阜県医学校附属病院に改称。 1886年(明治19年) - 岐阜県病院に改称。 1944年(昭和19年) - 岐阜県立女子医学専門学校附属病院に改称。 1945年(昭和20年) - 太平洋戦争下の空襲により一部を焼失。翌年修復。 1949年(昭和24年) - 岐阜県医工科大学岐阜県立女子医学専門学校附属病院に改称。 1950年(昭和25年) - 岐阜県立大学医学部附属病院に改称。 1954年(昭和29年) - 岐阜県立医科大学医学部附属病院に改称。 1967年(昭和42年) - 岐阜大学医学部附属病院に改称。 1973年(昭和48年) - 病棟の増設。 2004年(平成16年) - 現在地に移転。 2011年(平成23年) - 岐阜県のドクターヘリの運航拠点に指定。災害拠点病院の指定を受ける。 |
お問い合わせ先 | 058-230-7088 |
交通機関・アクセス | JR岐阜駅(JR岐阜駅バスターミナル) 9番のりば:C70 岐阜大学病院(忠節橋・正木マーサ前経由)行き 9番のりば:N45 岐阜大学病院(長良橋・さぎ山経由) 行き 名鉄岐阜駅(駅前・神田町通り北行のりば) 4番のりば:N45 岐阜大学病院(長良橋・さぎ山経由) 行き 5番のりば:C70 岐阜大学病院(忠節橋・正木マーサ前経由) |
先輩インタビュー
出身大学 | 名城大学 |
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卒業年 | 令和5年 |
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
私が病院薬剤師を選んだ理由は薬剤師が薬物療法の面から他職種と連携し患者さんにより良い医療を提供できる最善の場所だと考えたからです。特に岐阜大学医学部附属病院では、他職種と密に連携しています。薬剤師が医師や看護師から薬の相談を多数受けており、他職種から厚い信頼を得ています。薬剤師の意見により、治療方針が大きく変更になる場面も多数あります。薬剤師の専門性を発揮し、医療に貢献できるという、この上ない魅力が病院薬剤師にはあります。
◆当院の志望動機
私は、岐阜大学医学部附属病院で実習を行いましたが、終末期の患者に対し薬剤師が向き合い、余命をよりよく過ごすために薬物療法の観点から介入を行っている姿に感銘を覚えたため、そのまま入職しました。その症例は病棟実習を行っていた際に担当しました。がんで余命宣告を受けており、指導薬剤師は患者の死にたくないという切実な訴えを聞いたうえで、つらい気持ちを優しく受け止め話をされていました。また、その患者に対し、他職種と連携しながら薬剤師としてできる最善を模索・提供している姿が実習生の私にとても深く刺さりました。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
初めの半年は、研修期間として薬剤部内の様々な部署を回り、部門ごとの役割について学ぶとともに、業務内容を覚えていきます。特に薬剤部の基本となる調剤・注射業務を、一人前に仕事をこなせるように重点的に研修を行いました。
現在私は入職して10ヶ月目となり、研修で学んだことを生かして調剤・注射業務を行っています。また、病棟業務も開始しました。配属は、小児病棟で、周術期の管理や化学療法の治療に携わっています。経験の浅さや知識不足を日々痛感するばかりですが、一緒に働く先輩薬剤師の先生方と相談しながら、少しずつ新しいことに挑戦しています。
◆今後の目標
私の今後の目標は、まず、今行っている業務を確実にできるようにすることです。現在、一通りすべての業務を習得すべく、主に注射と調剤室をローテーションしています。あらゆる業務を交代で行っているため、覚えることがたくさんあります。失敗し、先輩薬剤師にご迷惑をおかけすることもありますが、周りに助けられながら日々精進しています。また、4月から後輩が入職するので自身の業務を行うだけでなく、後輩に教えることができるくらい習得していきたいと考えています。