法人情報詳細

公益社団法人日本海員掖済会 名古屋掖済会病院

業種 病院

キャリア形成及び教育の考え方

臨床能力に長けた薬剤師、コミュニケーション能力に長けた薬剤師、そして自ら考え、行動できる臨床薬剤師を目指す。「掖済会病院で存在価値のある薬剤師になって活躍してみませんか」

病院薬剤師は薬物療法に責任を持つ時代になり、ますますチーム医療の中での介入も増えてきます。病院薬剤師には医療スタッフや、患者さんとの信頼関係を築くためのコミュニケーション能力、薬剤師としての資質、スキルアップが求められます。と同時に他職種への情報伝達と薬剤部内へのフィードバックができるかどうかも重要な問題です。病院薬剤師を取り巻く医療環境は大きく変化しており、急激な医療環境の変化に対応できる薬剤師、自身のキャリアを設計できる薬剤師、付加価値のある薬剤師の育成に取り組んでいきたいと考えます。

※写真「スタッフステーション内 薬剤コーナー」

会社(法人)の魅力

職員たちは、患者のためなら朝から晩まで働くことを厭わない。そんなマインドの源は、〈掖済〉の精神。腋に手を添え支え助けるという、ひたすらの思いを携え、この病院は歩み続ける。(腋に手を添えて支え助ける。この精神から、次代の医療が始まる)

当院は、名古屋市南西部に位置し、人口30万の医療圏を担う602床の中核病院です。名古屋掖済会病院は、えきさい(導き、たすける)の精神に基づき、地域住民との信頼関係の上に成り立った、安心で安全な医療を目指しています。当院は救命救急センターを有し、「救急を断らない」方針で救急を中心に各診療科が協力していく体制は当院の伝統的なスタイルです。救急を核に各科の連携が取れ、世代間のバリアフリー、職種間のバリアフリーを実現した明るく働きやすい病院と自負しております。

概要

事業内容 医療業
診療科目 内科、血液内科、腎臓内科、糖尿病・内分泌内科、脳神経内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、小児科、精神科、外科、消化器外科、肛門外科、乳腺外科、呼吸器外科、整形外科・手外科、リウマチ科、形成外科、脳神経外科、心臓血管外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、病理診断科、救急科、麻酔科、歯科、歯科口腔外科、緩和ケア内科、腫瘍内科、健康管理科、産業保健科
病床数 602床
本社所在地 〒454-8502  愛知県名古屋市中川区松年町4-66
設立 開設  1948年(昭和23年)11月1日
代表者 院長 北川喜己
事業所 名古屋掖済会病院(愛知県名古屋市中川区松年町4-66)
従業員数 1366名(2022年1月現在)
薬剤師数
(薬学出身者数)
44名(2024年1月現在)
専門・認定薬剤師 がん指導薬剤師1名、がん専門薬剤師2名、、糖尿病療養指導士2名、救急認定薬剤師1名、栄養サポートチーム専門療養士3名、抗菌化学療法認定薬剤師2名、感染制御認定薬剤師1名、医療情報技師1名、骨粗鬆症マネージャー2名、リウマチ登録薬剤師1名、病院薬学認定薬剤師10名、小児薬物療法認定薬剤師1名、周術期管理チーム認定薬剤師2名、心不全療養指導士3名
お問い合わせ先 名古屋掖済会病院 人事課
電話:052-652-7711(内線2604)

先輩インタビュー

◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力

病院では、多くの診療科の患者さんや薬に関わることができるため、幅広い知識を習得することができます。また、処方箋だけでなく、診療録等から、検査値や治療内容などの情報を収集することができ、どのような場面で薬がどのように使用されるかを学ぶことができます。さらに、医師、看護師、コメディカルとの関わりも多く、薬以外の医療に関わる知識も習得することができます。病院は、臨床で働く薬剤師の第一歩として成長するために必要な環境が十分に整っているので、病院薬剤師としての経験は、必ず自分を成長させてくれると思います。

◆当院の志望動機

当院では、全病棟に薬剤師が常駐しています。昨今では、病棟に薬剤師が常駐している病院は珍しくないかもしれませんが、当院では1994年より病棟への終日常駐が始まり、すでに約30年の実績があります。実際に病院見学をした際に、病棟薬剤師が当たり前のように、病棟で他職種や患者さんと関わっている姿を見て、自分もこうなりたいと思い、当院を志望しました。現在では、病棟のスタッフステーション内に、薬剤師専用スペースが設けられており、より病棟で働きやすい環境となっています。病棟業務に興味がある方は、当院を志望いただけたら幸いです。

◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容

入職後は、調剤室、注射室、化学療法センターで研修です。多くの薬を覚えながら、調剤、注射薬調製を習得します。その後順次病棟へ配属されます。病棟では、患者さんへの服薬指導や副作用の有無の確認、医師への処方提案や看護師への情報提供など、多くの業務があります。私はとても人見知で、最初は不安でしたが、病棟常駐しているうちに慣れ、今では患者さんや他職種とのコミュニケーションを楽しみながら仕事をしています。一般病棟以外にも、救命救急室、集中治療室、化学療法センター、入退院支援室など、特殊な部署もあり、経験を積みながら異動も可能です。

◆今後の目標

病棟業務を通して、それぞれ興味がある分野が出てくると思います。私は周術期管理や集中治療業務に携わる中で、集中治療業務において薬剤師が求められる、感染、急性期の栄養、鎮痛鎮静などについて勉強中です。専門性をさらに高めるための資格の取得など、自由にできます。また、働きやすい環境作りも、業務を継続して行っていく上で大変重要だと思うので、働きやすい職場を守り続け、長くみなさんと一緒に業務ができることも重要な目標の一つです。

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