法人情報詳細
厚生労働省 地方厚生局 麻薬取締部(近畿厚生局麻薬取締部)
キャリア形成及び教育の考え方
現場で活躍できる麻薬取締官となるために、研修やOJTで学んでいきます。
麻薬取締部の業務には、違法薬物や法律などの専門知識が必要となることから、経験年数や期待される役割に応じて、新規採用職員研修・任官前研修・係員研修・係長級研修・補佐級研修、幹部研修などの研修を実施しているほか、専門性を高めるためにデジタルフォレンジックの研修などを実施しています。また、検察庁・警察庁・人事院などが主催する研修にも参加することができます。もちろん、現場で自ら経験したり、先輩職員から学んだりすることも多いので、OJTによる能力向上を日々図っています。さらに、業務上必要となる逮捕術や拳銃射撃についても定期的に訓練を行っています。
会社(法人)の魅力
薬物犯罪捜査に特化した少数精鋭の捜査機関であり、違法薬物から国民の健康と安全を守ります。
我が国の薬物乱用問題は、海外の薬物情勢や社会環境の変化によって日々刻々と変化しており、実は皆さんのすぐ身近に迫る深刻な問題となっています。薬物乱用のない安心・安全な社会の維持は、麻薬取締官に課せられた使命です。この使命を達成するために、強い正義感を持ち、常に前を向いて進もうとするやる気のある皆さんの力を麻薬取締部は必要としています。
概要
事業内容 | 公務(薬物犯罪捜査、薬物鑑定、医療用麻薬等に関する監督・指導、薬物乱用防止のための啓発活動、違法薬物に関する相談業務、再乱用防止対策) |
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本社所在地 | 〒102-8309 東京都千代田区九段南1-2-1 九段第3合同庁舎17階 関東信越厚生局麻薬取締部 |
設立 | 1950年4月1日 |
代表者 | 厚生労働大臣 |
事業所 | 札幌市、仙台市、東京都、横浜市、名古屋市、大阪市、神戸市、広島市、高松市、北九州市、福岡市、那覇市 |
従業員数 | 定員296名(令和5年4月1日現在) |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
178名(令和5年5月1日現在) |
薬学出身者の活躍職種 | 麻薬取締官 |
沿革 | 昭和25年(1950年)4月1日、麻薬取締の専従職員として誕生した麻薬取締官は、昭和26年4月、麻薬及び大麻の取締りに関する事務を分掌する地方支分部局として設立された「地区麻薬取締官事務所」に所属することとなりました。平成13年(2001年)1月6日、厚生省と労働省が統合され厚生労働省となり、これに合わせて地区麻薬取締官事務所と地方医務局が統合され、地方厚生(支)局麻薬取締部(支所)となり現在に至っています。 |
お問い合わせ先 | 最寄りの地方厚生局麻薬取締部へ。 近畿の場合は、近畿厚生局麻薬取締部 調査総務課 大阪市中央区大手前4-1-76 大阪合同庁舎第四号館3階 電話:06-6949-6336 Mail:kinki-saiyou@mhlw.go.jp |
交通機関・アクセス | 各麻薬取締部へのアクセスは、麻薬取締官HP(https://www.ncd.mhlw.go.jp))をご確認ください。 近畿厚生局麻薬取締部の場合、地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目駅」5番出口すぐ |
先輩インタビュー
出身大学 | 神戸薬科大学(女性) |
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卒業年 | 2018年 |
◆現在の職種を選んだ理由・魅力
高校生のころ、薬剤師の仕事としてどんなものがあるのかを調べ、初めて麻薬取締官を知りました。大学で違法薬物の依存性が非常に強いものだと学び、違法薬物の危険性を一般の人に啓発するだけではなく、その密売や乱用を厳しく取締ることも重要であると考え、麻薬取締官になりました。
◆当社の志望動機
違法薬物の蔓延は国を破滅させる危険があります。自分の子供や未来の世代に薬物に汚染された社会を残したくないと考えて、薬物乱用の無い安全で安心な社会の実現を使命とする麻薬取締部を志望しました。
◆入社してからの仕事の変化・現在の仕事内容
捜査課に配属されているときには、これまでの人生で会ったことのない暴力団関係者など薬物犯罪に関わっている被疑者と接触するので、毎日が驚きの連続でした。現在は、医療用の麻薬や向精神薬の許認可手続き、病院や薬局への立入検査や指導を担当しており、薬剤師の知識を活かしています。
◆今後の目標
麻薬取締官として働くようになって、安易に薬物犯罪に手を出している人が多いことにとても驚きました。捜査現場では内偵捜査をはじめとして女性の強みを活かすことが出来る仕事もたくさんあります。麻薬取締官として色々な経験をさらに積み、組織に必要とされる人間になりたいと思っています。