法人情報詳細
三重県病院薬剤師会
キャリア形成及び教育の考え方
専門性を持ち、患者さんの状態や使用薬剤を把握するとともに、他のメディカルスタッフとコミュニケーションをとることで、個々の患者さんに最適な薬剤を選択し適切な投与量を提言する。
各薬剤師が専門性を持ち、患者さんの状態や使用薬剤を把握するとともに、医師、看護師や他のメディカルスタッフとコミュニケーションをとることで、個々の患者さんに最適な薬剤を選択し適切な投与量を提言する業務も行っています。日本病院薬剤師会をはじめいくつかの学会等ではこのような専門性を持つ薬剤師の認定を行っており、薬物療法、がん、感染制御、精神科、HIV、妊婦・授乳婦、栄養サポート(NST)、医薬品情報、腎臓病薬物療法など様々な領域の認定制度があり、三重県病院薬剤師会も各認定薬剤師を育てるため専門部会を立ち上げ認定取得の支援をしています。
会社(法人)の魅力
知識・技能の向上や、地域や医療機関における薬剤師業務の充実により、県民の健康促進に努める。
地域包括ケアシステム構築の観点から、病院と保険薬局が一体となった薬剤の管理が期待されています。病院薬剤師は入院前から服用薬剤の情報を得ることで安全に入院治療を継続し、退院後も保険薬局の薬剤師に情報提供を行うことで、切れ目のない薬剤の管理を必要とされています。病院薬剤師と開局薬剤師のさらなる連携を考え、三重県病院薬剤師会と三重県薬剤師会の協働が重要であると考えます。
概要
事業内容 | 日本病院薬剤師会との連携のもと、医療機関に所属する薬剤師の倫理感及び学術水準を高め、質の高い薬物療法の確保を図ることにより、県民医療の安心と安全に貢献すること。 |
---|---|
本社所在地 | 〒514-8507 三重県津市江戸橋2丁目174番地 |
設立 | 昭和25年 |
代表者 | 松田 浩明 |
事業所 | 88施設 |
従業員数 | 会員数611名 |
薬学出身者の活躍職種 | 薬剤師 |
お問い合わせ先 | 三重県病院薬剤師会 事務局 〒514-8507 三重県津市江戸橋2丁目174番地 国立大学法人 三重大学医学部付属病院 薬剤部内 E-MAIL:shomu001@miebyoyaku.jp TEL:059-231-5302 FAX:059-231-5221 |
先輩インタビュー
出身大学 | 鈴鹿医療科学大学 |
---|---|
卒業年 | 2021年 |
◆現在の職種を選んだ理由・魅力
私は、大学卒業後、調剤薬局に就職し1年間勤めてまいりました。在宅中心の薬局で勤めていましたが、患者さんの状態を評価する難しさを感じるとともに業界を問わず薬剤師としてより高度な臨床的判断が求められていると痛感しました。そのため多くの経験と知識を得られると考え病院薬剤師への転職を決めました。病院が薬局と違う点としては、患者さんの状態を経時的に把握でき、カルテからも多くの情報を得られるところかと思います。得られた情報から薬学的知見で医師を始め、多職種と連携して患者さんの医療に関わる事ができるのが魅力と私は感じています。
◆当院の志望動機
三重県厚生連では6病院でそれぞれ機能病床があるため、転勤に伴って病院の地域との関わり方が変わることが特徴的かと思います。それぞれの病院によって処方内容も変わり、多くの処方に触れる事ができると考えた為志望しました。なかでも、現在勤めている鈴鹿中央総合病院は、急性期の複数の診療科がある総合病院であり、1年目の早期から病棟業務に携わることができると伺っていました。他院と比較して、臨床的な経験を早くから積むことができることも志望した理由の一つです。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
1年目の業務の流れとしては、4月から2カ月程度、内服薬、注射薬の調剤、中心静脈栄養の無菌調製などセントラル業務を中心に行い、6月ごろから病棟業務に携わるようになります。そして、10月からは正式に病棟配属が決定する流れになっています。分からない点や不安なことも多いですが、先輩薬剤師からアドバイスをいただきながらやりがいを感じて業務に取り組めています。
◆今後の目標
病棟業務に携わるようになってから特に薬剤師として、日々の自己研鑽が必要だと痛感する毎日を過ごしています。各疾患の標準的な治療を理解し、薬剤の治療効果や副作用について正しく評価し、処方提案や疑義照会を行えるようになっていくのが第一の目標であり、病院薬剤師としての役割だと思います。私はまだ自分の目指したい分野が明確にあるわけではないのですが、将来的には専門・認定薬剤師の資格を取得したいと考えています。