法人情報詳細

地方独立行政法人 明石市立市民病院

業種 病院

キャリア形成及び教育の考え方

病態生理を理解しながら薬理学・薬物動態・ガイドラインに基づいたアプローチを!

診療科カンファレンスにて治療の進め方に合わせた薬物療法が提案できることを目的に、薬剤課内の勉強会を定期的に開催しています。また、近隣病院が開催する勉強会にも積極的に参加することで自院の診療内容にとどまることなく、広い視野で患者さんの診療内容を診ることができるように各自研鑽を行っているほか、年2回の学会参加補助制度を利用して最新の知見を得ることができます。課内は調剤チーム、DIチーム、病棟チームが連携しながら安心・安全な薬物療法を提供できる体制が構築されており、効率的に病院薬剤師にとって必要な知識が得られる環境が整っています。

会社(法人)の魅力

地域とともに歩み続ける市民のための病院

当院は、市民に安心・安全でぬくもりのある最高の医療を提供するため、地域から選ばれる病院を目指し、「在宅から入院そして在宅へ」をキーワードに市民のための市民病院として歩み続けています。
救急医療では、「断らない救急」を目指し、24時間365日の救急体制を構築しており、全診療科が協力して診療にあたっています。また、在宅における医療と介護が一体的に提供できるよう市や介護事業所との連携を行い、地域医療への貢献にも取り組んでいます。
そして、最高の医療を提供できるよう職員の働きやすい環境を整えることを大切にし、休暇の取得しやすい雰囲気づくりや、子供がいても長く働き続けられるよう院内保育所も設置しています。

概要

事業内容 医療業
診療科目 総合内科、血液内科、腎臓内科、糖尿病内科、リウマチ・膠原病内科、健診科、循環器内科、脳神経内科、
消化器内科、心療内科・精神科、小児科、外科、一般外科・乳腺外科、整形外科、脳神経外科、皮膚科、泌
尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、病理診断科、救急診療
病床数 329床
本社所在地 〒673-8501 兵庫県明石市鷹匠町1-33
設立 開設/1950年(昭和25年)10月25日
代表者 理事長 阪倉 長平
従業員数 661名(令和5年9月15日時点)
薬剤師数
(薬学出身者数)
21名
専門・認定薬剤師 医療薬学専門薬剤師:1名、ICD:1名、抗菌化学療法認定薬剤師:2名、救急認定薬剤師:1名、外来がん治療認定薬剤師:1名、NST専門療養士:1名、日本糖尿病療養指導士:1名、小児薬物療法認定薬剤師:2名、骨粗鬆症マネージャー認定薬剤師:1名、認定実務実習指導薬剤師:5名、日病薬病院薬学認定薬剤師:3名、日本薬剤師研修センター研修認定薬剤師:2名
お問い合わせ先 経営管理本部 人事担当
TEL:078-912-2323
Mail:jinji@akashi-shiminhosp.jp
交通機関・アクセス JR明石駅・山陽電鉄明石駅から徒歩で約15分
JR明石駅・山陽電鉄明石駅から 神姫バス・タクシーで約5分

先輩インタビュー

出身大学 神戸学院大学
卒業年 2007年

◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力

幼い頃から病院に行くたび、医師や看護師、名前はわからないけれどいろいろな職種の人が連携して患者さんの治療にあたる姿に興味があり、将来は自分もその中にありたい、と考えていました。
神戸学院大学薬学部在学中に参加したアメリカ薬学研修で、アメリカの臨床現場で活躍するClinical Pharmacistsの活躍に心を打たれ、日本の薬剤師との役割の違いに衝撃を受けました。保険制度の違いこそあれど、今後日本の薬剤師にも大きな変化が訪れると思い、その最前線である病院薬剤師を選択しました。

◆当院の志望動機

当時は病院薬剤師の募集が少なく、あまり選択できる状況ではありませんでしたが、幅広い診療科を有しており、多くを学べると思い応募しました。
病院薬剤師には厳しいイメージがありますが、当院は地域に根ざした病院であり、アットホームな雰囲気が気に入っています。

◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容

入職1年目は調剤を中心に行い、半年頃から病棟業務にも携わりはじめました。2年目からは緩和ケアチームの一員として、チーム医療にも携わり、とても貴重な経験をしました。
5年目以降、2人の子供の出産のため育児休業を合計3年間取得しました。復帰後は院内保育所や時間短縮勤務等の制度を利用しながら働いています。福利厚生が手厚いため、産後も安心して仕事復帰することができました。
現在はDI(医薬品情報)担当として、新薬のみならず様々な分野の情報を収集し、質の高い医療への貢献に努めています。

◆今後の目標

入職し15年にわたる月日の中で、病院薬剤師に求められる役割は刻一刻と変化しています。「対物業務から対人業務へ」と一言で言っても、実際に何をするかは人それぞれです。ただがむしゃらに目の前の症例に向かう姿勢も大切とは思いますが、それでは近い将来AIに取って代わられるかもしれません。超高齢化社会に向けて変化し続ける医療体制の中で、広い視野で情報を収集・分析し、自ら考えて行動できる薬剤師でありたいと思っています。

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