法人情報詳細
地方独立行政法人 岐阜県総合医療センター
キャリア形成及び教育の考え方
新規採用職員には計画的・段階的に研修を行い、先輩薬剤師のフォローのもと、早期に病棟業務を担当し、臨床現場の中でスキルを身につけ成長していくことを目指しています。
教育体制を充実させています。新規採用職員は入職後2ヶ月の初期研修を実施します。調剤時のルールなどの基本事項は第1次集中研修、各病態に合わせた薬物療法については第2次集中講義を実施しています。その後、雑誌の閲覧やデータベース研修を行うことで実践的な知識を習得できるよう教育体制を構築しています。新卒薬剤師も5月から担当病棟に配属し、病棟業務を実施しています。病棟業務はチーム制を取っており、先輩のフォローと、DI室に専任の医薬品情報担当者を配置して、全面的にバックアップしています。週3回の症例カンファレンスでは、抗菌剤使用症例を中心にがん、緩和ケア、心不全等の症例検討だけでなく、統計解析やDI業務などのレクチャも行い、知識レベルの向上に努め、臨床現場の中でスキルアップしていきます。
会社(法人)の魅力
救命救急医療、周産期・小児医療、女性医療、がん医療、心臓血管疾患医療、災害医療を重点医療に位置づけ、地域に根ざした急性期総合病院です。患者さんへ安全安心な医療が提供できるよう、各職種が連携して取り組んでいます。
新生児から成人まで総合的に診察・治療を行っている急性期病院です。日々、多くの患者さんと接し、あらゆる疾患の勉強ができます。薬剤部はチーム制で病棟業務や中央業務を行っており、先輩が後輩をフォローしながら、全員がレベルアップできるよう様々な教育体制を組んでいます。2020年7月に、入退院を支援する総合サポートセンターが開設され、薬薬連携を通じて入院前から退院後まで、患者さんのサポートを実施しています。また、全病棟と手術室に専任薬剤師を配置し、病棟薬剤業務の他、ICT、AST、NST、緩和ケア等の多くのチーム医療にも参加し患者さんの安全な薬物療法に貢献しています。
概要
事業内容 | 地域がん診療連携拠点病院 基幹災害拠点病院 災害派遣医療チーム岐阜DMAT指定病院 総合周産期母子医療センター 小児救急医療拠点病院 地域医療支援病院 がんゲノム医療連携病院 エイズ治療拠点病院 DPC特定病院群(高診療密度病院群) |
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診療科目 | 内科・腎臓内科、血液内科、糖尿病・内分泌内科、疼痛緩和内科、感染症内科、精神科、脳神経内科、呼吸器内科、消化器内科、肝臓内科、循環器内科、小児科、小児循環器内科、新生児内科、外科、消化器外科、乳腺外科、疼痛緩和外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、小児外科、小児脳神経外科、小児心臓外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、 放射線科、麻酔科、病理診断科、臨床検査科、救急科、小児救急科、歯科口腔外科 |
病床数 | 620床 |
本社所在地 | 〒500-8717 岐阜県岐阜市野一色4-6-1 |
設立 | 開院/1953年(昭和28年)7月 |
従業員数 | 職員数(非常勤を含む) 1697人 (2024.4.1現在) |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
50人(うち治験管理部兼務1名) |
専門・認定薬剤師 | がん指導薬剤師1名、がん専門薬剤師3名、感染制御認定薬剤師3名、抗菌化学療法認定薬剤師4名、腎臓病薬物療法認定薬剤師1名、腎臓病療養指導士2名、小児薬物療法認定薬剤師2名、周術期管理チーム薬剤師3名、救急認定薬剤師2名、外来がん治療専門薬剤師1名、緩和薬物療法認定薬剤師2名、日本糖尿病療養指導士5名、心不全療養指導士1名、アレルギー疾患療養指導士2名、公認スポーツファーマシスト3名、認定実務実習指導薬剤師8名、病院薬学認定薬剤師27名、研修認定薬剤師4名 (2024.4現在) |
交通機関・アクセス | 岐阜バス 岐阜県総合医療センター下車 |
先輩インタビュー
出身大学 | 名城大学 |
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卒業年 | 2023年 |
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
私が病院薬剤師を選んだ理由の一つに多職種と関わりながら患者さんの状態を見れるということが挙げられます。一人の患者さんに薬剤師だけでなく、いろいろな職種の方が同時に関わるためさまざまな経験ができることが魅力だと思います。また、他職種から必要とされることで自分の知識を高めることができると同時に、自分もチームの一員だと再確認できるため、モチベーションアップに繋がることも魅力の一つだと思います。調剤だけでなく、抗がん剤調製、TPN調製など様々な業務に携われることも魅力の一つです。
◆当院の志望動機
当院を選んだ理由としては病棟配属が他の病院と比べて早い点に魅力を感じたからです。ゴールデンウィークが明けたころには病棟配属が決まり、中央業務もやりつつ病棟での業務を開始できるので早い段階から他職種や患者さんと関われるところが魅力的だと思いました。また、急性期病院であるため、いろいろな疾患に出会うことができるため自分の知識向上、スキルアップがしやすいと感じたところも志望動機の一つです。また、年齢の近い人から経験年数の多い先生まで幅広くいるため、いろいろなことが相談しやすく、それでいて風通しがよさそうに感じられたこともよかったです。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
現在私は循環器内科病棟にて働いています。入職してすぐの頃は、中央業務(調剤・注射業務)を重点的に学び、ゴールデンウィーク明けより現在の循環器内科病棟に配属されて今も続けて働いています。病棟業務としては入院患者さんの持参薬の鑑別、初回面談や医師や看護師からの服薬指導依頼の実施、患者さんの使用薬剤、検査値等を確認して副作用が起きていないかなどのチェックを行っています。最近では心不全に関する業務に多く関わらせていただき、心不全カンファレンスに参加したりもしています。
◆今後の目標
循環器病棟に配属されて現在2年目で来年3年目を迎えるので、今後は最近従事させていただいている心不全業務をより勉強し、心不全療養指導士の資格取得を目指したいと思っています。また、他職種から信頼される薬剤師になるためには豊富な知識と、潤滑なコミュニケ―ションが必要不可欠となってくるので、それらのスキルも絶えず伸ばしていけるように日々励みたいと思っています。また自分が学んだ知識を周りの方にわかりやすく共有していくことも目標の一つです。