法人情報詳細
社会医療法人岡本病院(財団)京都岡本記念病院
キャリア形成及び教育の考え方
日本中どこでも通用するジェネラリスト薬剤師であれ
当院は京都府南部地域において「地域を支え、地域に支えられる病院」、「24時間365日断らない救急体制を目指して」をスローガンに医療を展開しています。
「まずはジェネラリストであるべき」という考えに基づき、全業務を全薬剤師が習得できる臨床現場重視の教育を行います。その上で興味が深まった専門領域の知識を高めるために、スペシャリスト育成のための環境作りも行っています。当直は2年目以降からです。
2025年には当院に隣接してリハビリテーションの新病院を開院します。急性期と回復期、どちらの知識も身に付ける事ができる数少ない職場です。
新しく広々とした病院で社会人として、薬剤師としてともに成長しましょう。
会社(法人)の魅力
地域の医療福祉ゾーンにおける、超急性期から急性期、回復期から慢性期、在宅まで連携する“地域完結型医療”の実現(当院に隣接する慢性期の新病院、2025年4月開院予定)
京都岡本記念病院は「いつくしみの心で、すべての命に平等に向きあう」の理念をもとに、地域を支え、地域に支えられる病院として存在しています。医療の高度化、多様化していく中において、専門性を高め、設備を充実し新たな医療技術への挑戦に日々尽力しています。また、専門性を高めるための、キャリアアップの支援も充実しており、スタッフも自己研鑽に努めています。2025年には、当院に隣接する慢性期の新病院を設立し、超急性期から在宅まで連携した医療・介護の展開を実践していきます。
概要
事業内容 | 医療 |
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診療科目 | 内科、呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、血液内科、糖尿病内分泌内科、腎臓内科、脳神経内科、緩和ケア内科、ペインクリニック内科、感染症内科、外科、外科(消化器外科・肛門外科・がん)、呼吸器外科、心臓血管外科、乳腺外科、整形外科、脳神経外科、形成外科、精神科、リウマチ・膠原病内科、小児科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテ―ション科、心臓リハビリテ―ション科、放射線科、臨床検査科、病理診断科、歯科口腔外科、麻酔科、放射線治療センター・予防医学科・臨床検査科 |
病床数 | 419床 |
本社所在地 | 京都府久世郡久御山町佐山西ノ口100番地 |
設立 | 昭和54年 |
代表者 | 理事長 藤井信吾 |
事業所 | 京都岡本記念病院、ひまわり保育園、くみやま岡本病院(2025年4月開院予定) 京都府宇治市(おかもとクリニック、訪問看護ステーションひまわり、岡本介護支援センターひまわり、おかもとクリニック通所リハビリテーションセンター、宇治おかもと安心介護の家(小規模多機能型) 京都府伏見区(伏見岡本病院、伏見岡本デイケアセンター、訪問看護ステーションふれあい、居宅介護支援事業所ふれあい) |
従業員数 | 1134人 |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
36人 |
専門・認定薬剤師 | 日本病院薬剤師会 日病薬病院薬学認定薬剤師16名 日本臨床救急医学会救急認定薬剤師 2名 日本臨床腫瘍薬学会外来がん治療専門薬剤師 1名 日本臨床腫瘍薬学会外来がん治療認定薬剤師 1名 日本化学療法学会抗菌化学療法認定薬剤師 1名 その他の学会、団体の認定資格、療養士資格保持者多数 |
沿革 | 岡本病院のあゆみは、明治39(1906)年岡本豊蔵が京都市伏見区に開業した診療所から始まります。診療所を受け継いだ岡本隆一が、昭和29(1954)年、医療法人岡本病院(財団)を創立。以来「この人はわが子、わが親 わが兄妹」を信条に患者さんに対するまごころ医療を実践してきました。「医療を以って地域住民に奉仕せん」と岡本病院憲章にもうたわれている通り、その歴史は、地域の人々との太い信頼のパイプによって積み重ねられてきたものです。 |
お問い合わせ先 | 社会医療法人岡本病院(財団) 法人事業部 人事部 |
交通機関・アクセス | 近鉄京都線「大久保」駅・JR奈良線「新田」駅から:淀方面行き京都京阪バスに乗車。「佐山」停で降車。徒歩約5分。 京阪本線「淀」駅から:京阪宇治駅または近鉄大久保方面行き京都京阪バスに乗車。「佐山」停で降車。徒歩約5分。 |
先輩インタビュー
出身大学 | 京都薬科大学 |
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卒業年 | 2020年 |
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
病院薬剤師を選んだ理由は、カルテから治療の妥当性について確認でき、他職種と連携をとりながらチームとして患者の治療にあたる事ができ、自身の成長にも繋がると考えたためです。
実際、患者さんの継続的なフォローができ、患者さんに確認した事柄やカルテの記載内容を用いて他職種と連携をとりながら治療における根本的な問題点への対策や治療方針にも介入でき、治療の質の向上に繋げることできました。様々な患者の治療における問題点に気づき対策を考えたり、副作用の評価を行ったりするなかで思考力が培われ、やりがいにもつながっています。
◆当院の志望動機
私は、診療科が多数ある急性期病院でまずはジェネラリストとして様々な業務を行うことができるようになりたいと考えました。当院では、調剤、病棟業務、電話対応、抗がん剤やTPNの調製、救急対応はすべての薬剤師が行うことができるような教育システムがとられており、様々な分野の知識と経験が得られ、薬剤師としての成長に繋がっています。
また、ジェネラリストとしての力がついた後にがん薬物療法のスペシャリストになりたいと考え、地域がん診療連携拠点病院で積極的に外来がん化学療法に薬剤師が介入している当院を志望しました。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
入職後はまず調剤や電話対応、抗がん剤の調製の業務を行い、1年目後半に病棟業務が始まりました。2年目に救急対応について学び当直業務などが開始しました。1年程で担当病棟が変更となり、様々な診療科に携わりました。4年目に私はメンターとして1年目薬剤師のサポートを行いました。また、外来がん化学療法の業務に携わるようになり、現在資格取得を目指しています。
入職後、当院の薬剤師数の増加に伴い、入院前面談、慢性期病棟のカルテの確認、周術期業務など新たに薬剤部としての新しい業務が増え、日々薬剤部も進化しています。
◆今後の目標
現在、外来がん治療認定薬剤師である先輩薬剤師が私の目標です。その方は、学会発表も多数行っており、がん化学療法に加え感染症治療、循環器疾患になど様々な質問に対して豊富な知識から的確に回答され、他職種からの信頼が厚いです。そのような長期目標に対し、まずは当院のがん化学療法の業務において一人前になることを目標としています。他職種や患者からの質問にも的確に回答できるよう知識と経験をつけ、正確に判断し提案できるよう現在先輩方の元で勉強しています。そして、2025年に外来がん治療認定薬剤師の資格取得を目指しています。