様々なキャリア~目標とする働き方~

地方独立行政法人 神戸市民病院機構

業種 病院
2023年取材記事
チーム医療や若手の育成を通して 医療の質向上に幅広く貢献したい。
私のCAREER 主査
キャリアの軌跡と今後

レジデントとして経験を積み 医療貢献をより強く意識

 学生の頃は漠然と病院薬剤師を志望していましたが、病院実習をきっかけにその魅力を知り、強く志すようになりました。一方で、実習では自分の未熟さを痛感したため、知識や技能を習得するために大学院へ進学、医療薬学を専攻しました。大学院で基礎研究と病院研修を経験したことで、円滑に病院薬剤師のスタートを切ることができたと思っています。  就職1年目、当院の薬剤師レジデントとして入職。業務や研究活動を通して視野を広げる中で「医療の質向上にどう貢献していくか」と使命感が強まり、レジデント修了後は正規職員としてさらに活動の幅を拡げました。化学療法の患者さん対応では、治療中の副作用モニタリングや症状アセスメントから医師に処方提案し、患者さんや医療従事者から感謝してもらえた時には大きなやりがいを感じました。あらゆる場面で薬剤師の専門性を活かせるよう、研鑽する日々を過ごしました。

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2023年取材記事
臨床での気づきを研究につなげ 成果を患者さんに還元できる薬剤師へ。
私のCAREER 3年目
次世代を担う薬剤師

ジェネラリストとしての基礎と 研究マインドを磨く

 「もっと薬の知識を深めたい」と考えていた私にとって、高度医療や地域連携において先進的な取り組みを行う神戸市立医療センターは非常に魅力的で、かつ体系的なカリキュラムで薬剤師業務を学べる薬剤師レジデント制度があることも入職を決める大きなポイントとなりました。  2年間にわたるレジデント研修では、調剤や抗がん剤調製、病棟での業務などを通してジェネラリストとしての基礎を培うとともに、臨床研究を通して研究マインドを醸成するなど、充実したプログラムでした。  特に初めて病棟の臨床現場に出た時には、「大学で勉強してきたことだけではまだまだ足りない」と、自分の未熟さを痛感。「自分の知らないこと、学ぶべきことはたくさんある、これから頑張っていこう」と闘志に火が付きました。そんなこともあり、レジデントの2年目には、社会人大学院への進学も決め、今も大学院での学びを継続中です。

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