法人情報詳細

公益社団法人 地域医療振興協会(JADECOM)

業種 病院その他

キャリア形成及び教育の考え方

薬剤師レジデント制度
高度急性期から慢性期、地域医療まで・・・
日本中で活躍できる薬剤師を目剤して、ニッポンを元気にする!

薬剤師の卒後教育は入職した施設に依存します。例えばある病院では臨床業務や学会発表に積極的、一方ある病院では人手不足で調剤メイン。結果として薬剤師による医療の質の差が生じており、これは本邦における医療の問題点の一つであると考えています。地域医療振興協会はこの薬剤師の卒後教育に関する問題に焦点を合わせ、薬剤師レジデント制度をスタートさせました。正職員と同じ採用形態でライフワークバランスを考慮しつつ、日本中で活躍できる薬剤師を目指すため、2年間で高度急性期から慢性期、地域医療まで経験できるプログラムを提供しています。

会社(法人)の魅力

「わが国の地域医療の確保と質の向上」
日本全国の地域、そこに住む人々、そして医療に携わる医療人の三者が幸せになれる未来を作っていくため、地域医療振興協会は活動を行っています。

JADECOMは「医療に困っている地域を支援する」を理念に、全国86施設で地域医療・へき地医療を展開しています。急性期から慢性期、診療所や老健施設まで多様なフィールドで、薬剤師を含む多職種が連携し、地域の医療ニーズに応えています。他施設における研修や支援活動も活発で、離島やへき地でも仲間とつながり、安心して成長できる環境が整っています。さらに、薬剤師レジデントプログラムでは、2年間で異なる病院・施設を複数経験し、急性期から慢性期、都市部から地域医療まで幅広い現場を学べます。多様なキャリアや価値観を持つ先輩たちと共に、日本の地域医療を支える薬剤師として成長できるのが、JADECOM薬剤部会の大きな強みです。

薬剤部HPはこちら↓
https://jadecom-pharmacist.jp/

概要

事業内容 ○施設運営事業
○派遣・診療支援事業
○研修事業
診療科目 総合病院から一般病院まで
施設による
病床数 100~482床
本社所在地 〒102-0093
東京都千代田区平河町2丁目6-4 海運ビル4階
設立 1986年 5月15日
代表者 会長 吉新 通康
理事長 藤来 靖士
事業所 全国86の病院、複合施設(診療所&介護老人保健施設等)、診療所、介護老人保健施設
従業員数 9,777名 ※ 正職員のみ(2025年4月1日現在)
薬剤師数
(薬学出身者数)
232名 ※ 正職員のみ(2025年4月1日現在)
専門・認定薬剤師 がん専門薬剤師,がん薬物療法認定薬剤師,外来がん治療認定薬剤師,外来がん治療専門薬剤師,緩和薬物療法認定薬剤師,感染制御認定薬剤師,抗菌化学療法認定薬剤師,心不全療養指導士,腎臓病療養指導士,糖尿病療養指導士,小児薬物療法認定薬剤師,NST専門療法士,医療情報技師,公認スポーツファーマシストなど 人数は施設による
沿革 昭和61年5月15日設立 許可=厚生大臣・自治大臣
平成21年12月1日 公益社団法人として登記
お問い合わせ先 医療人材部コメディカル・事務職課 大久保
TEL:03-6832-2945
e-mail:katsuyao@jadecom.jp
交通機関・アクセス 本部事務局
東京メトロ有楽町線・半蔵門線 永田町駅4番、5番出口から徒歩1分
東京メトロ南北線 永田町駅9番a出口から徒歩1分
東京メトロ銀座線・丸の内線 赤坂見附駅D番出口から徒歩5分

先輩インタビュー

出身大学 昭和医科大学
卒業年 2021年

◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力

病院薬剤師の魅力は、薬を調剤するだけでなく、医師や看護師と一緒にチームの一員として患者さんの治療に関われることだと思います。学生の実習で、薬剤師が病棟で治療方針に関わり、患者さんに寄り添っている姿を見て「自分もこうなりたい」と強く感じました。実際に働いてみると、患者さんの表情や症状の変化を間近で感じながら、薬の効果を確かめられるのは病院ならではで、日々の学びとやりがいにつながっています。また、患者さんだけでなく医療スタッフから学ぶ機会も多く、自分の知識や視野が広がっていくのも病院薬剤師の魅力だと感じています。

◆当院の志望動機

私は九州の田舎で育ち、大学進学を機に東京に出ました。都市部での学びはとても刺激的でしたが、一方で「自分が生まれ育ったような地域で医療を支えたい」という思いが強くなりました。そこで地域医療に携われる病院を志望しました。実際に入職してからは、幅広い診療を経験できるだけでなく、希望を伝えることで新しい土地に挑戦する機会も得られ、現在は北海道で地域医療に関わっています。異なる環境で働くことで、薬剤師としてだけでなく人としても成長できるのを実感しています。こうした環境が整っていることが、当協会を選んだ大きな理由です。

◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容

入職してからの2年間は、東京ベイ・浦安市川医療センターのレジデントとして過ごしました。急性期から慢性期まで幅広い病棟を経験し、まさに“働きながら学ぶ”日々で、薬剤師としての基盤を築けた時期だったと思います。3年目以降は、それまでに学んだことを実践に移す機会が増え、少しずつ自分の意見を伝えたり、業務を任せてもらえる場面も増えてきました。そして現在は北海道に異動し、薬剤師2名という少人数の環境で幅広い業務を担っています。調剤や病棟業務に加え、退院支援や地域連携にも関わり、責任も大きいですがその分成長を強く実感できています。

◆今後の目標

これまでの経験を通じて、地域で働くことのやりがいを強く感じています。今後は病棟や在宅、地域連携など幅広い分野で実践を重ね、どんな環境でも対応できる薬剤師を目指したいです。地域に行くハードルは思っているよりも低く、協会内の薬剤師同士がネットワークでつながっているので、困ったときも仲間に支えてもらえます。だからこそ、自分のやりたいことに挑戦できるのだと思います。今も、そしてこれからも、困っている地域で少しでも力になれる薬剤師でありたいです。

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