法人情報詳細
社会医療法人財団聖フランシスコ会 姫路聖マリア病院
キャリア形成及び教育の考え方
ジェネラリストをベースに特定分野のスペシャリストを目指す。
薬剤部の重点目標は「病棟業務」「抗がん剤業務」「ポリファーマシー対策」
初めに調剤、処方監査、薬剤鑑別、疑義照会、DI、院内製剤、抗がん剤(レジメン確認・混注・服薬指導)、問い合わせ・窓口対応、など基本的な薬剤業務の習得を目指します。ジェネラリストの一面を持つために、幅広い知識・技能習得を目指し、約5か月間の研修プログラム(病棟業務・チーム医療業務を含む)に取り組んでいただきます。その後、中央業務を実践します。2年目から病棟業務・チーム医療へ参加しスペシャリストとなるための専門性を磨き、合計2年間でおおよその場面に対応できる薬剤師を目指します。多面的に考える力を養うため部署の垣根を超えた知識共有も重要視しており、技術部と合同の教育プログラム等も積極的に取り入れています。
会社(法人)の魅力
「つなぐ 支える 地域の笑顔とマリアの心」 (2024年度スローガン)
当院は中播磨〜西播磨エリア最大のケアミックス型病院として、地域の皆さまの命を守ることを使命に日々医療と向き合っています。29の診療科を有し、急性期入院から手術、早期リハビリ導入までを一貫して行う「高齢者救急・地域急性期医療機能」を提供しています。
また、周産期医療、小児医療、緩和ケアにも力を入れており、重度障害者総合支援センター、介護老人保健施設、地域総合支援センターなど、専門的な施設も併設しています。そのため、業務を通じて幅広い医療知識を身につけられる環境が整っており、関心のある分野をより深く学び、専門性を高めていくことが可能です。

概要
事業内容 | 医療業 |
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診療科目 | 内科 / 呼吸器内科 / 消化器内科/消化器・肝臓内科 /循環器内科 / 緩和ケア内科 / 腎臓内科 / 神経内科 /人工透析内科 / 外科 / 乳腺外科 / 消化器外科 /大腸・肛門外科 / 内視鏡外科 / アレルギー科 / 小児外科 /形成外科 / 整形外科 / /小児科 / 皮膚科 / 泌尿器科 /産婦人科 / 眼科 / 耳鼻いんこう科 / リハビリテーション科 /放射線科 / 病理診断科 / 救急科 / 麻酔科 |
病床数 | 440床 |
本社所在地 | 住所 〒670-0801 兵庫県姫路市仁豊野650 |
設立 | 1950年 |
代表者 | 理事長 古川 正子 |
従業員数 | 992名(2025年4月現在) |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
22名(2025年4月現在) |
専門・認定薬剤師 | 緩和医療暫定指導薬剤師:1人 緩和薬物療法認定薬剤師:2人 感染制御認定薬剤師:1人 NST専門療養士:1人 糖尿病療養指導士:1人 医療情報技師:2人 日病薬病院薬学認定薬剤師:7人 |
沿革 | 1949年 シスターが姫路市仁豊野で小さな診療所を始める 1951年 40床の病院となる 1953年 病床を116床に増床 1958年 病床を161床に増床 1962年 医療法人聖マリア会姫路聖マリア病院と名称変更 1966年 特定医療法人となる 1984年 360床に増床し総合病院となる 2003年 臨床研修指定病院認可 2013年 社会医療法人へ移行 法人名を社会医療法人財団聖フランシスコ会と改称 2020年 地域医療支援病院の承認を受ける |
お問い合わせ先 | 社会医療法人財団聖フランシスコ会 法人本部管財部 人事給与課 TEL:079-265-5111(代) MAIL:jinji@himemaria.or.jp |
交通機関・アクセス | JR播但線 仁豊野駅から徒歩13分 |
先輩インタビュー
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
病院薬剤師を選んだのは、抗がん剤治療に密に関わることができることやカルテ内容を確認できることからも一貫して薬物治療に参加できること、さまざまな疾患・薬に触れる機会が多く、自己研鑽に励むことができる環境であると考えたからです。病院薬剤師の魅力として、忙しいながらも当直帯勤務もあるため、さまざまな知識を得ることができ、抗がん剤治療においては薬剤師の職能を存分に発揮する機会があることだと感じています。また、病院薬剤師であるからこそ認定・専門資格も取得しやすく、その点も魅力であると考えています。
◆当院の志望動機
当院は患者さんの「人生すべて」に寄り添うという理念のもと、総合的な医療を提供する地域に密着した病院であり、生まれ育った姫路の医療に貢献することができると考えたからです。また、当院は地域周産期病院に指定されており、周産期医療に関わることができる病院であることからも妊婦・授乳婦認定薬剤師取得のうえ、妊婦・授乳婦の薬物治療に関わることができると考えました。他にも当院薬剤部はジェネラリスト・スペシャリストになることを目標としており、私自身の目標と合致していた点からも当院を志望しました。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
入職してから今までの約1年半は調剤室・注射室のローテーションの一員として勤務しています。また、1ヶ月に数回抗がん剤のミキシングを行っており、注射室のローテーションでは抗がん剤のレジメンチェックの仕事もあるため、間接的には抗がん剤治療に関われているのではないかと感じています。現時点では病棟業務には関わることができていませんが、今年秋ごろ従事予定となっています。他にも、今年度より調剤補助者へのタスクシフト・シェアの推進やリクルート活動推進に参加することとなりました。
◆今後の目標
今後はスポーツファーマシスト、病院薬学認定薬剤師、外来がん認定薬剤師取得という目標があります。外来がん認定薬剤師資格を取得後は外来がんの専任薬剤師となり、外来がん治療に貢献し、当院の薬剤師に還元できるような薬剤師となれるよう尽力したいと考えています。また、タスクシフト・シェアを通し、更なる薬剤師の調剤室・注射室業務の効率化・最適化を図ることや、リクルート活動の推進を行い、人材確保のうえ、更なる薬剤師の病棟・外来業務の発展に貢献したいと考えています。