法人情報詳細
地方独立行政法人 神奈川県立病院機構
キャリア形成及び教育の考え方
4つの専門病院と1つの総合病院で将来進みたい領域を見つけよう!
当機構では、幅広い知識・技術・コミュニケーション能力を身につけた薬剤師を育成するため、薬剤師レジデント制度を導入しています。
2年間の研修期間で、県立5病院(足柄上病院、こども医療センター、精神医療センター、がんセンター、循環器呼吸器病センター)全てをまわり、それぞれの病院の特徴に応じたさまざまな疾患の研修を網羅的に受けて研鑽を積むことで、将来、病院薬剤師として貢献できる人材に成長してもらうことを目指しています。
会社(法人)の魅力
神奈川県の医療を支える
2年間のレジデント研修期間の中で、緩和医療、がん薬物療法、精神科薬物療法、小児薬物療法、糖尿病療養、感染制御、栄養管理等の各分野の専門知識を有する薬剤師が指導につき、チーム医療の一員として多職種と連携することが出来ます。また、業務内容やメンタル面などを統括的にバックアップする担当薬剤師が病院ごとにつくため、レジデント期間中はさまざまな分野の専門知識を深めることができます。
概要
事業内容 | 神奈川県立病院機構は4つの専門病院と1つの総合病院で、神奈川県の医療を支えています。 ・神奈川県立足柄上病院 【高齢者医療と地域包括ケアシステム構築に取り組む総合病院】 足柄上病院は、本県でも高齢化が進む足柄上地域において、救急医療、地域包括ケアシステムの構築に取り組み、全県への普及に努めています。専門的な感染症医療の拠点病院・災害拠点病院としての体制を整備しています。 ・神奈川県立こども医療センター 【福祉施設を併設した全国屈指の小児総合病院】 こども医療センターは、全国初の福祉施設を併設した小児専門の総合病院であり、総合周産期施設として、高度専門医療と緩和ケアの充実を図っています。近年では在宅移行支援なども推進しています。 更に、県内唯一の小児がん拠点病院としての役割を果たすとともに、臨床研究機能の充実や人材育成、福祉相談などの組織横断的な対応にも努めています。 ・神奈川県立精神医療センター 【県の中心的役割を担う精神科医療の専門病院】 精神医療センターは精神科救急医療システムの基幹病院として充実した救急医療を提供し、地域の医療機関と連携しています。 依存症、ストレスケア、思春期、医療観察法の4つの分野で専門的な医療を提供しています。 ・神奈川県立がんセンター 【高度・最新医療を推進するがん専門病院】 がんセンターは神奈川県におけるがん医療の中枢機関(都道府県がん診療連携拠点病院)として、手術、化学療法、放射線治療の高度・専門医療を実施するとともに、がんワクチンセンター、漢方サポートセンター、緩和ケアセンターなどがん治療の充実強化に取り組んでいます。 ・神奈川県立循環器呼吸器病センター 【高度先進医療と救急医療を提供する循環器・呼吸器病の専門病院】 循環器呼吸器病センターは循環器・呼吸器病の専門病院として地域医療の充実に貢献します。肺がんなどの呼吸器疾患、心臓血管疾患、循環器疾患における高度で低侵襲な手術や治療を実施しています。また、結核指定医療機関として、結核医療を行っています。 |
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診療科目 | 【神奈川県立足柄上病院】 総合診療科(内科)/呼吸器内科/消化器内科/循環器内科/脳神経内科/精神科/外科/脳神経外科/整形外科/形成外科/婦人科/小児科/眼科/耳鼻いんこう科/泌尿器科/皮膚科/リハビリテーション科/放射線科/歯科口腔外科/麻酔科 【神奈川県立こども医療センター】 小児科(総合診療科、救急・集中治療科、血液・腫瘍科、内分泌代謝科、感染免疫科、遺伝科、新生児科)/アレルギー科/腎臓内科/神経内科/循環器内科/外科/整形外科/リハビリテーション科/形成外科/脳神経外科/心臓血管外科/皮膚科/泌尿器科/眼科/耳鼻いんこう科/放射線科/歯科/麻酔科/病理診断科/児童思春期精神科/内科(母性)/産婦人科 【神奈川県立精神医療センター】 精神科/放射線科/歯科 【神奈川県立がんセンター】 循環器内科/糖尿病・内分泌内科/呼吸器内科/呼吸器外科/血液腫瘍内科/消化器内科/消化器外科/精神科/脳神経外科/頭頸部外科/形成外科/皮膚科/乳腺外科/内分泌外科/婦人科/泌尿器科/腫瘍整形外科/放射線診断科/放射線治療科/漢方内科/内科/麻酔科/緩和ケア内科/歯科口腔外科/リハビリテーション科/病理診断科 【神奈川県立循環器呼吸器病センター】 呼吸器内科/循環器内科/糖尿病・内分泌内科/呼吸器外科/心臓血管外科/放射線科/麻酔科/病理診断科/皮膚科/眼科/耳鼻咽喉科/歯科 |
病床数 | ・神奈川県立足柄上病院 296床 ・神奈川県立こども医療センター 430床 ・神奈川県立精神医療センター 323床 ・神奈川県立がんセンター 415床 ・神奈川県立循環器呼吸器病センター 239床 |
本社所在地 | 神奈川県横浜市中区本町2-22 京阪横浜ビル4階 |
設立 | 2010年4月1日 |
代表者 | 理事長 阿南 英明 |
事業所 | ・神奈川県立足柄上病院 ・神奈川県立こども医療センター ・神奈川県立精神医療センター ・神奈川県立がんセンター ・神奈川県立循環器呼吸器病センター |
従業員数 | 2,662人(令和6年4月1日現在の常勤職員数) |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
99人(令和6年4月1日現在の常勤職員数) |
専門・認定薬剤師 | ・がん指導薬剤師 1人 ・がん専門薬剤師 2人 ・がん薬物療法認定薬剤師 7人 ・外来がん治療認定薬剤師 2人 ・緩和薬物療法認定薬剤師 1人 ・感染制御認定薬剤師 6人 ・抗菌化学療法認定薬剤師 6人 ・精神科薬物療法認定薬剤師 2人 ・栄養サポートチーム専門療養士 16人 ・周術期管理チーム認定薬剤師 3人 ・HIV感染症薬物療法認定薬剤師 1人 ・小児薬物療法認定薬剤師 2人 ・漢方薬・生薬認定薬剤師 6人 ・認定CRC 5人 ・日本糖尿病療養指導士 4人 ・神奈川糖尿病療養指導士 4人 ・認定実務実習指導薬剤師 13人 その他)心臓リハビリテーション指導士、日本DMAT隊員、ゲノムメディカルリサーチコーディネーター 認知症ケア専門士、医療情報技師等 ※令和6年6月1日現在 |
お問い合わせ先 | ●職員採用・採用試験に関するお問い合わせ 本部事務局人事部人事給与課採用担当 TEL 045-651-1233 ●病院見学に関するお問い合わせ 各病院薬剤科へ直接お電話ください |
交通機関・アクセス | 各医療機関へのアクセス情報は、各医療機関ホームページにてご確認ください |
先輩インタビュー
出身大学 | 北里大学 |
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卒業年 | 2022年 |
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
病院薬剤師は他職種と連携して治療に関わる事ができ、カルテ閲覧で治療に必要な情報をリアルタイムに得ることができるため、薬剤師の視点で治療の評価や提案をより迅速に行えることが魅力だと思います。
治療中で不安を抱えている患者さんに寄り添い、個々に合わせた医療の提供に携わることができます。
入職前、実際に入院した経験のある人から、その時の不安の大きさや病院薬剤師の存在について聞き、同じように不安を抱えた患者さんを近くで支えたいと思い、病院薬剤師を志望しました。
◆当院の志望動機
患者さんが安心・安全に治療に臨めるようサポートできる薬剤師を目指し、その基礎を築くため神奈川県立病院機構を志望しました。
神奈川県立病院機構は、4つの専門病院と1つの総合病院で様々な経験を積むことができるのが特徴です。専門病院では、希少疾患に触れること、高度な医療に携わることができ、それらをより深く学ぶことができます。また、総合病院では幅広い疾患に関わることができるため基礎的な知識や経験の習得が可能です。さらに複数の病院で働くことで様々な人の視点や考え方に触れることができることも魅力です。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
入職してから2年間は薬剤師レジデントとして5つの病院で先輩方のサポートを受けながら、調剤業務や病棟業務等に従事し、薬剤師として必要なスキルを身に付けました。また、この期間にチーム医療への参加や他部署の見学もできるため、多職種の方々の考え方や仕事についても学ぶことができ、視野が広がります。現在は薬剤師レジデントで経験したことを生かしながら、調剤業務や病棟業務を行うだけではなく、医薬品情報室の一員として院内の様々な医薬品情報を主に取り扱う業務を行っています。
◆今後の目標
今後は患者さんが安心・安全に治療に臨めるよう、また一人一人が最適な治療が受けられるよう他職種と連携しながら、薬剤師の立場で治療に積極的に関わっていきたいと考えます。そのために、まずは日々の業務を丁寧に行い、更に経験を積むことで薬剤師としてレベルアップしたいと考えます。また、将来的には専門資格の取得も視野に入れ、より高度な治療にも対応していけるようになりたいです。患者さんが薬に対して大きな不安を抱えているときに、自身の経験を生かしながら寄り添い、サポートできるよう努めていきたいと思います。