法人情報詳細
公益財団法人甲南会 甲南医療センター
キャリア形成及び教育の考え方
全ての患者に「より安全・より効果的」な治療を提供するために、一緒に成長しよう!!
新人薬剤師のために実践していること
1. チェックリストを用いて業務到達度をオーダーメイドで把握
2. 若手(2~3年目)の先輩薬剤師による業務面や生活面の悩みを解決
3. 認定薬剤師、専門薬剤師の取得をサポート
当院の薬剤部は「チーム医療の一員として薬に関する有効性と安全性を確保し、薬の専門家として医療の質の向上に貢献する」を理念に日々業務に取り組んでいます。
当院の薬剤師の約9割が20代、30代です。アットホームな環境で雰囲気も良いので、日々の疑問点も先輩薬剤師に質問しやすいです。
また、薬剤部内に認定薬剤師や専門薬剤師を取得している人が多数在籍するので取得を希望する人に対してはサポートします。
会社(法人)の魅力
人類愛に基づき、あらゆる点において病人を本位とした
「悩める病人のための病院たらん」
病気で悩んでい患者のための病院でありたいという願いから、「悩める病人のための病院たらん」を法人の理念としています。これは創立した1934年(昭和9年)から変わっていません。
この素晴らしい理念のもとで予防・急性期から慢性期まで質の高い医療を提供できる病院、そして皆さまに開かれた信頼される病院として在り続けたいと願っています。
概要
事業内容 | 病院における薬剤師業務 ①調剤 ②薬剤管理指導 ③病棟薬剤業務実施加算 ④がん化学療法・中心静脈栄養調製関連 ⑤栄養管理サポート・感染管理・糖尿病・医療安全他、チーム医療活動 |
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診療科目 | 全29診療科 糖尿病内分泌・総合内科、消化器内科、消化器外科、呼吸器内科、呼吸器外科、循環器内科、腫瘍・血液内科、緩和ケア内科、腎臓内科、脳神経内科、脳神経外科、精神科、小児科、皮膚科、放射線科、乳腺外科、整形外科、歯科口腔外科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、形成外科、眼科、麻酔科、救急科、産婦人科、病理診断科 |
病床数 | 461床 |
本社所在地 | 〒658-0064 兵庫県神戸市東灘区鴨子ヶ原1丁目5-16 |
設立 | 1934年(昭和9年)6月17日 |
代表者 | 具 英成 |
事業所 | 甲南医療センター |
従業員数 | 904人 |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
25名 (2023年7月時点) |
専門・認定薬剤師 | がん専門薬剤師 1名、がん薬物療法認定薬剤師 1名、外来がん治療専門薬剤師 1名、小児薬物療法認定薬剤師 1名、日本糖尿病療養指導士 1名、抗菌化学療法認定薬剤師 1名、NST専門療法士 1名、日病薬病院薬学認定薬剤師 6名、認定実務実習指導薬剤師 3名、研修認定薬剤師 1名、健康食品管理士 1名 |
お問い合わせ先 | 公益財団法人甲南会 甲南医療センター 〒658-0064 兵庫県神戸市東灘区鴨子ヶ原1丁目5-16 TEL 078ー851ー2161(代表) |
先輩インタビュー
出身大学 | 京都薬科大学 |
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卒業年 | 2022年 |
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
病院では患者さんの治療背景、検査値、画像所見、医師による治療方針から治療過程まで一連の流れを見ることができるため、薬剤師としても介入できる場面が多岐に渡るのではないかと思い、病院薬剤師を志望しました。カルテを通して検査値から薬の効果や副作用を確認し、そこから医師へ処方提案を行ったり、アドヒアランス向上のために看護師やソーシャルワーカーと共に最適な薬の剤形、内服・管理方法を考えたりすることもあります。他職種と情報を共有し、お互いの視点を取り入れながら治療の最適化を考えていけるのは病院業務の最大の魅力ではないかと思います。
◆当院の志望動機
甲南医療センターは急性期の病院であり、また診療科が多岐に渡ることから幅広い疾患の薬物治療に関わることで薬剤師としても多くの経験が積めるのではないかと思い、当院を希望しました。学生の頃から、地域に根付いた医療に貢献したいと考えていたため、生まれ育った地元の病院で働きたいという思いもありました。近年の工事により最新の施設と設備を兼ね備えた病院へと生まれ変わり、綺麗な院内と見晴らしの良い眺望は患者さんだけでなく働く医療従事者にとっても快適な空間であることは魅力の一つだと思います。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
1年目では内服・注射の調剤、抗がん剤、TPNの混注など、中央業務に従事し、その後病棟業務、調剤監査、当直業務も行いました。当院の薬剤部ではプリセプター制度があり、年の近い指導薬剤師がつくため、分からないことは聞きやすい環境であると思います。現在2年目になりますが、昨年より病棟業務の時間が増え、今は整形外科、糖尿病・呼吸器内科の病棟に従事しています。病棟によって入院される患者さんの年齢層にも特徴があるため、患者さんの理解度や求めているものに応じて個々にあった服薬指導が出来ないか、試行錯誤しながら行っています。
◆今後の目標
現場では他職種から薬の質問を受ける場面が多く、スムーズに求められた答えを返せないこともあり、その度に歯がゆい思いをしますが、知識面はもちろん、調べ方や考え方のアドバイスを先輩方から頂きながら、日々業務に取り組んでます。当院では診療科が多いため、毎日幅広い疾患の薬に出会います。まだまだ知らない症例や薬もあるため、薬に関して確かな知識と考え方を身につけること、そしてそれが患者さんの治療に活かせられるように日々自己研鑽に励み、数年後には当院の諸先輩方のようにオールラウンドで活躍できる薬剤師になることを今は目標としています。