法人情報詳細
公益財団法人がん研究会有明病院
キャリア形成及び教育の考え方
主体性と課題解決能力を備え、実務と研究の両面から患者さんの治療に貢献できる薬剤師の育成を目指します
特定機能病院の薬剤部として、診療、教育、研究を3本の柱として、「枠にとらわれない発想と柔軟な対応」を目指し日々取り組んでいます。当院では充実した研修プログラムを提供しており、最新の知識やスキルを身につけることができます。また、国内外から薬学生や保険薬局、病院薬剤師の研修生を多数受け入れています。保険薬局薬剤師と連携し、共に成長し医療サービスの質の向上を目指しています。多様な個性の違いを受け入れて互いを理解し合い、共通の目標に向かってすすめる環境を整えています。すべてのスタッフが自身が持つ力をフルに発揮してもらえるよう学習意欲と自主性、自立性を引き出す教育研修体制を敷いています。
会社(法人)の魅力
当病院は日本で最初に出来たがん専門病院です。常にがんの診断・治療・予防に貢献すると共に、生命科学の先端を開拓します。
1908年に日本初のがん専門研究機関として設立し、基礎研究、臨床研究が一体となった活動により、日本のがん研究と診療をリードしてきました。「がん克服をもって人類の福祉に貢献する」を理念に、医師、研究者をはじめすべての職種が連携し、がんに立ち向っています。2005年に大塚(豊島区)から有明(江東区)に移転し、2011年には公益財団法人の認定を受け、より社会の期待を背負って、がん克服のため最善の努力をしています。超高齢社会の進展に伴いがんの患者数はますます増加している中、がんによる死亡者数を減少させるため、早期発見のパワーアップと一層充実したがん治療を行う体制を整えました。

概要
事業内容 | 当院は1908年に日本で初めて設置されたがん専門機関であり、日本を代表するがん治療専門施設です。病床数は644床、手術室20室、外来がん化学療法室75床を有しています。特定機能病院、都道府県がん診療連携拠点病院、災害拠点病院、がんゲノム医療中核拠点病院です。当院の特徴としては、チーム医療、低侵襲手術、先端医療の開発、研究所と連携した新しい医療の創造、他の総合病院との連携等を通じて室の高いがん治療を患者さんに提供しています。 |
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診療科目 | 内科、呼吸器内科、呼吸器外科、消化器内科、消化器外科、肝胆膵内科、肝胆膵外科、消化器化学療法科、皮膚腫瘍科、感染症科、血液腫瘍科、精神腫瘍科、乳腺内科、乳腺外科、食道外科、泌尿器内科、泌尿器外科、脳腫瘍外科、眼科、麻酔科、病理診断科、救急内科、歯科、頭頸部外科、疼痛緩和治療科 |
病床数 | 644床 |
本社所在地 | 東京都江東区有明3-8-31 |
創業 | 1934年 |
設立 | 1908年 |
代表者 | 浅野 敏雄 |
従業員数 | 2376名 |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
68名 |
専門・認定薬剤師 | がん指導薬剤師(日本医療薬学会):10名 がん専門薬剤師(日本医療薬学会):22名 外来がん治療認定薬剤師(日本臨床腫瘍薬学会):3名 抗菌化学療法認定薬剤師(日本化学療法学会):5名 感染制御認定薬剤師(日本病院薬剤師会):2名 栄養サポートチーム(NST)専門療法士(日本臨床栄養代謝学会):3名 医療薬学指導薬剤師(日本医療薬学会):3名 |
沿革 | 1908年(明治41年) 癌研究会創設〔わが国初のがん専門機関〕 1934年(昭和 9年) 大塚に癌研究所並びに附属病院開設 2005年(平成17年) 病院・研究所ともに臨海副都心「有明の丘」へ全面移転。臓器別診断、電子カルテシステムを導入した近代化を実現 2011年(平成23年10月)特定機能病院に承認 |
お問い合わせ先 | 担当者:人事部 人事・労務課 魚住、若林 連絡先電話番号:03-3570-0398 連絡先E-Mail:saiyo@jfcr.or.jp |
交通機関・アクセス | りんかい線 「国際展示場駅」から徒歩4分 ゆりかもめ 「有明駅」から徒歩2分 |
先輩インタビュー
出身大学 | 昭和大学 |
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卒業年 | 2001年 |
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
学生時代は病院薬剤師に特別な関心を持っていたわけではありません。
しかし入職後、薬剤師の社会的地位を高めたいと情熱を持って取り組む先輩や同志との出会いを通じ、病院薬剤師として働く意味を強く実感しました。
チーム医療の一員として多職種と協働し、さらにがん薬物療法に深く関われることは、自分にとって大きなやりがいであり、この職種ならではの魅力だと思います。
◆当院の志望動機
学生の頃から「がん」に関連する研究に強い関心を持っていました。
がん研究会有明病院なら、研究と臨床の両面に携われる環境があると考え、志望しました。
実際に働き始めてからも、患者さんの治療に直接関わりつつ、研究活動にも挑戦できることに大きな魅力を感じています。
ここでの経験は、自分の専門性をさらに高めてくれると確信しています。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
入職時は、中央業務がメイン、若くして注射チーフを経験し、リーダーシップに魅力を感じた。その後、臨床業務、医療安全、麻薬管理、手術室業務を経験し、現在は臨床チーフとして、外来や病棟で業務を行っている。
◆今後の目標
がん研究会有明病院において、私は、組織満足度のさらなる向上を目指し、研究・臨床の両面で最先端を走る組織づくりに積極的に関与したいと考えています。
個人としての目標は、世界の医療に貢献する臨床試験を主導し、国際的なエビデンスとなる成果を創出することです。