法人情報詳細

岐阜県厚生農業協同組合連合会

業種 病院

キャリア形成及び教育の考え方

 本会では、調剤業務や薬剤管理業務・服薬指導のみならず、緩和ケア、感染対策、糖尿病教室、栄養サポートチーム(NST)等医療チームの一員として様々なフィールドで活躍できます。

 病院理念、薬剤師倫理規定に基づき、専門知識を生かして地域の方々の健康維持に寄与できるよう日々の業務に取り組みます。医療チームの一員として、常に自己研鑽に励み、技術、知識の向上に努めること、医師や看護師等、他部署とのコミュニケーション能力を身につけること、心ある応対を心掛けます。
 教育では、調剤、注射、無菌調製、製剤、病棟業務等を先輩薬剤師が指導します。1年目の薬剤師も病棟で活動を行います。また、様々な資格の取得に必要な研修会や学会への参加を支援しています。
 西濃厚生病院は「がん専門薬剤師研修連携施設」です。がん治療における薬物療法は高度化しており、安全かつ効果的に行うためには専門的な知識を持つ薬剤師の存在が不可欠です。未来のがん医療を支えるがん専門薬剤師を育成します。
 

会社(法人)の魅力

 本会は、地域住民が日々健やかに生活できるように、保健・医療・福祉サービスの提供を通じて、地域社会の発展に貢献します。

 本会は、県下に6病院を運営し、それぞれの病院が各地域の特性に応じた医療サービスを提供しています。救急医療では、2次救急指定病院として、病院群輪番制、在宅当番医制、夜間指定当番医制に参加し、地域の救急医療の確保に努めています。特に中濃厚生病院は、3次救急指定病院として救命救急センターを併設しています。災害医療では、災害拠点病院の指定を受けいる久美愛厚生病院や中濃厚生病院や西濃厚生病院を中心に、6病院が連携して災害医療チームを編成し、行政等からの要請に速やかに対応する体制を整えています。また、へき地医療では診療所への医師の派遣や無医地区には巡回診療を行い地域医療の維持に努めています。

概要

事業内容 1)医療事業 岐阜県下で6病院を運営
2)高齢者福祉事業 老人保健施設、介護医療院、訪問看護ステーションを運営
3)健康管理事業 岐阜県下全域で巡回健診を実施。健診センターでの人間ドックや施設健診を実施
4)看護師養成事業 JA岐阜厚生連看護専門学校を運営
診療科目 内科、循環器内科、消化器内科、神経内科、呼吸器内科、血液内科、糖尿病・内分泌内科、腎臓内科、総合診療内科、リウマチ科、脳神経内科、緩和ケア内科、心療内科、精神科、小児科、外科、呼吸器外科、血管外科、肝胆膵外科、乳腺外科、緩和ケア外科、肛門外科、小児外科、整形外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、眼科、婦人科、耳鼻咽喉科、麻酔科、歯科、小児歯科、口腔外科、放射線科、リハビリテーション科、形成外科
病床数 2,395床(2025年4月現在)
本社所在地 本所:岐阜県岐阜市宇佐南4-13-1
設立 1948年8月13日
代表者 代表理事理事長 谷口 直樹
事業所 ◆飛騨医療センター 久美愛厚生病院(高山市)
◆公立東濃中部医療センター(土岐市)※1
◆中濃厚生病院(関市)
◆岐阜・西濃医療センター 西濃厚生病院(大野町)、岐北厚生病院(山県市)、西美濃厚生病院(養老町)

※1東濃厚生病院と土岐市立総合病院の1病院化により、令和8年2月に公立東濃中部医療センターが土岐市に開院予定(JA岐阜厚生連が指定管理者)
従業員数 2,959人(2025年4月現在)
薬剤師数
(薬学出身者数)
60人(2025年4月現在)
専門・認定薬剤師 NST専門療法士/外来がん治療専門薬剤師/外来がん治療認定薬剤師/がん専門薬剤師/岐阜県糖尿病療養指導士(CDE)/骨粗鬆症マネージャー/スポーツファーマシスト/日病薬病院薬学認定薬剤師/日本糖尿病療養指導士(CDE)/認知症研修認定薬剤師/認定実務実習指導薬剤師/感染抑制認定薬剤師/研修認定薬剤師/生涯研修認定薬剤師/生涯研修認定薬剤師(5年継続) 

先輩インタビュー

出身大学 愛知学院大学
卒業年 2024年

◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力

学生時代の病院実習の際に、患者さんの直近の検査値や入院前後の経過をカルテから詳しく情報収集したうえで、薬剤指導を通して患者さんと身近に関われることが病院薬剤師の魅力的に感じました。また、多くの薬剤師の先生方が様々な分野で専門的な知識を活かしてチーム医療の中で活躍していたり、多職種と密に連携を取りながら治療に携わっている姿がとても印象的でした。私も色々な症例を経験しながら自分の得意分野を見つけて強みにし、それを活かして治療をサポートできる薬剤師になりたいと思い病院薬剤師を志望しました。

◆当院の志望動機

JA岐阜厚生連は岐阜県内全域に複数の病院があり、岐阜の人々の健康や安心を支える施設として岐阜の地域医療を根強く支えていると感じました。私は自分が育った岐阜県の地域医療に貢献したい思いがあったので厚生連病院を選びました。
その中でも西濃厚生病院は2023年10月に旧揖斐厚生病院と西美濃厚生病院の病床を再編し、西濃・揖斐地域の医療をサポートする基幹病院として移転した際に新たに緩和ケア病棟が設立されており、緩和の分野に少し興味があったため志望しました。

◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容

1年目は調剤、鑑別業務などの中央業務を中心に行い、一通りの業務をひとりで担えるようになったタイミングで休日の日直業務を行います。慢性期病棟の指導や入院時面談を通して病棟業務の練習も早期から行っています。
2年目では担当病棟をもち、病棟薬剤師として入院時面談や処方内容の確認、退院時の家族指導などに取り組んでいます。また、委員会や院内ラウンドにも所属し、チーム医療の一員としても活躍しています。

◆今後の目標

循環器の病棟を担当しているため「心不全療養指導士」の資格を取ることを目標としています。この資格は薬剤師以外の職種も対象であるため薬剤以外の内容についても多くの知識を習得する必要がありますが、関連のある勉強会に積極的に参加したり同じ病棟で勤務する医師や看護師に分からないこと教えていただいたり等、周りのサポートを受けながら日々勉強しています。資格を取って専門性を高め、患者さんからも他職種からも『より信頼できる薬剤師』になるために今後もスキルアップを頑張っていきたいと考えています。

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