法人情報詳細
独立行政法人労働者健康安全機構 中部労災病院
キャリア形成及び教育の考え方
ジェネラリストからスペシャリストを目指して
当院では、入職後6ケ月で、調剤室や注射室、また抗癌剤調製等のフロア業務の研修を行ったあと病棟での研修を行う、1年間の教育プログラムを作成しています。その後の4年間は先輩薬剤師の指導を受けながら複数の病棟を経験し、ジェネラリストとしてのスキルを磨き、それ以降はスペシャリストを目指せる環境のなかで病棟を中心とした業務を行っていきます。

会社(法人)の魅力
チーム医療で患者さん一人ひとりを大切に安心と納得の治療に努めています。
当院は、名古屋市南部地域の基幹病院として、勤労者や地域住民の医療需要に応じた高度な医療を提供するため、高度医療機器の整備・充実を図るとともに診療体制の充実・強化に努めています。その中で薬剤部は、医薬品の適正使用に貢献し、医療の質を向上できるよう全病棟での薬剤管理指導業務やあらゆる職種と協働したチーム医療を展開しています。

概要
事業内容 | 医療 |
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診療科目 | 28診療科 総合内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、腎臓内科、脳神経内科、心療内科、糖尿病・内分泌内科、リウマチ科、精神科、小児科、外科、消化器外科、呼吸器外科、整形外科、心臓血管外科、脳神経外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、麻酔科、歯科口腔外科、病理診断科 |
病床数 | 524床 |
本社所在地 | 独立行政法人労働者健康安全機構本部 神奈川県川崎市中原区木月住吉町1番1号 |
設立 | 昭和30年3月22日 |
事業所 | 中部労災病院 愛知県名古屋市港区港明1丁目10番6号 |
従業員数 | 779名 |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
26名 |
専門・認定薬剤師 | 日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師 13名 日本薬剤師研修センター認定実務実習指導薬剤師 5名 日本病院薬剤師会 感染制御認定薬剤師 1名 日薬研修センター小児薬物療法認定薬剤師 1名 日本医療薬学会 がん専門薬剤師 1名 日本緩和医療薬学会 日本緩和薬物療法認定薬剤師 1名 日本糖尿病療養指導士 5名 日本腎臓病協会 腎臓病療養指導士 1名 日本臨床栄養代謝学会 NST専門療法士 2名 日本骨粗鬆症学会 骨粗鬆症マネージャー 1名 日本循環器学会 心不全療養指導士 2名 公認スポーツファマシスト 1名 博士(薬学) 2名 |
交通機関・アクセス | 地下鉄名城線 港区役所駅下車 1番出口より徒歩7分 |
先輩インタビュー
出身大学 | 名城大学 |
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卒業年 | 令和6年 |
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
私は患者さんと直接話すことでしか得られない症状の変化や検査値の推移などを診ながら大学時代で学んだ知識を生かして薬学的な介入ができるようになりたいと思い、病院薬剤師を選択しました。患者さんの全体像をみながら治療の経過を追えるところが病院薬剤師の魅力だと思います。また、医師や看護師、栄養士など多職種との関わりを持ちながら医療に携わることができるのは病院ならではの魅力だと考えています。
◆当院の志望動機
1日の業務の中で調剤業務と病棟業務のどちらも担当できるため、薬学的な知識をまんべんなく学びながら働くことができると思い志望しました。また、当院は診療科数も多く、様々な処方を目にするので薬剤師として働くうえで必要な知識を身につけながら経験を重ねていき、医療に貢献できる薬剤師を目指せる環境である点に魅力を感じ、志望しました。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
入職後は中央業務の研修を初めに行い、調剤業務を一通りできるようになった秋ごろから病棟研修として3病棟回らせてもらいました。その後配属病棟が決まり、消化器内科病棟で1年弱、入院患者さんの薬剤指導に携わっています。患者さんや他職種と関わる中で自分の勉強不足を痛感することも多いですが、患者さんの治療をより良い方向へ進められるよう、先輩薬剤師に相談しながら日々学んでいます。
◆今後の目標
現在は専門性を高めていくというよりは様々な分野の薬剤に関する知識の基盤を作り、総合力を高めていくことを目標としています。
また、患者さんが退院して自宅に帰った後も薬剤管理を行いやすいように内服タイミングの調整やポリファーマシーの解消等、服薬アドヒアランス低下の原因となる問題の解消を積極的に行えるようになりたいと考えています。