法人情報詳細
日本赤十字社 姫路赤十字病院
キャリア形成及び教育の考え方
OJTを中心に段階的な教育を行い、半年以内に当直業務が担える実践力の習得を目指します。キャリア形成についても、個人の希望に沿って専門分野を深められるよう、資格取得・更新を含めた支援体制が整っています。
当院では、OJTを軸に、チェックリストや教育担当者の支援を活用し、業務習得の偏りがないよう丁寧に指導しています。入職から半年を目安に当直業務が担当できるスキルを育成し、現場経験を重ねて自信を高めていきます。総合病院ならではの多様な業務を経験でき、専門分野が未定でも自身の興味や強みを見つけやすい環境です。がん、感染症、母子医療、栄養管理などの分野では多職種チームの一員として医療に関わる機会が多く、実践を通じて専門性を磨くことが可能です。資格取得や研修参加への病院の積極的な支援もあり、働きながら継続的な成長とキャリアアップを安心して目指せる体制が整っています。

会社(法人)の魅力
当院では、薬剤師が主体的にチーム医療に参画できる環境が整備されており、すでに他職種との信頼関係が築かれています。安定した経営基盤のもと、福利厚生や働きやすさも充実しており、長く安心して働ける職場です。
当院では、薬剤師が専門職として評価されており、医師や看護師をはじめとした他職種と対等な立場でチーム医療に参画しています。感染対策、栄養サポート、緩和ケア、がん治療など、様々なチームで活躍の場があり、日々の業務を通じて薬剤師としての専門性を深めることができます。多職種との連携が自然に行われているため、職場には協調と成長を促す良好な雰囲気が醸成されています。また、病院全体としても安定した経営を続けており、定期的な昇給制度に加えて、資格取得支援、希望休の取得しやすさ、職場内レクリエーションの実施など、福利厚生面でも手厚い体制を整えています。男性職員の育休取得実績もある等、ライフステージに応じた柔軟な働き方が可能です。

概要
事業内容 | 医療業 |
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診療科目 | 内科、消化器内科、血液・腫瘍内科、肝臓内科、腎臓内科、糖尿病内科、呼吸器内科、循環器内科、小児科、小児外科、外科、乳腺外科、呼吸器外科、心臓血管外科、整形外科、形成外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科頭頚部外科、放射線診断科、放射線治療科、リハビリテーション科、麻酔科、緩和ケア内科、歯科、歯科口腔外科、病理診断科、臨床検査科、化学療法内科 |
病床数 | 560床 |
本社所在地 | 兵庫県姫路市下手野1-2-1 |
創業 | 1908年4月8日 |
代表者 | 院長 岡田 裕之 |
従業員数 | 1345名 |
薬剤師数 (薬学出身者数) |
36名 |
専門・認定薬剤師 | がん薬物療法認定薬剤師(3名)、外来がん治療認定薬剤師(2名)、緩和薬物療法認定薬剤師(3名)、NST専門療法士(4名)、糖尿病療養指導士(5名)、感染制御認定薬剤師(2名)、医療情報技師(2名)、心不全療養指導士(1名)、日本病院薬剤師会薬学認定薬剤師(14名)、薬剤師研修センター認定薬剤師(6名)、実務実習指導薬剤師(2名)、漢方薬・生薬認定薬剤師(1名),医療薬学専門薬剤師(1名),術後疼痛管理研修修了薬剤師(3名),スポーツファーマシスト(2名),博士(2名) |
沿革 | 姫路赤十字病院の起源は1874年、姫路城内に設立された「会社病院」にさかのぼります。その後、県立病院を経て1908年に日本赤十字社の管轄となり「姫路赤十字病院」となりました。戦前・戦中は陸軍の管理下に置かれましたが、戦後は地域医療を担う総合病院として発展。1954年に血液銀行、1968年には赤十字血液センターと病弱学級を設置しました。1999年に現在地を取得し、2001年11月に新築移転。これにより現代的な医療機能を備えた病院へと進化しました。2012年には管理棟を整備し、2018年にはNICU・GCUを増床することで周産期医療体制を強化。2021年にはPET棟とコミュニティ棟が完成し、がん診療と地域連携機能が大きく向上しました。現在は病床数560、地域の高度急性期医療を担うとともに、災害時医療拠点としての機能も併せ持つ中核病院です。 |
お問い合わせ先 | 079-294-2251(代表) |
交通機関・アクセス | JR姫新線「播磨高岡駅」南口より 徒歩約16分 姫路駅(北口)より「医療センター経由」「西庄経由」「青山経由」などの各路線に乗車,「日赤病院前」バス停下車すぐ. |
先輩インタビュー
出身大学 | 立命館大学 |
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卒業年 | 2018年 |
◆病院薬剤師を選んだ理由・病院薬剤師の魅力
学生時代の病院実習で、薬剤師が患者さんと直接関わり、医師や看護師からも信頼されている姿に強く惹かれました。抗がん剤の服薬指導や退院後のコンプライアンス支援、多職種との連携など、病院薬剤師ならではの役割に触れ、自分もその一員として患者さんの治療に貢献したいと感じました。薬の専門性を活かしながら、チーム医療の中で必要とされる存在になれることが、病院薬剤師の大きな魅力だと考えています。日々成長を実感できる環境で働ける点にも大きなやりがいを感じています。
◆当院の志望動機
地域の中核病院として幅広い診療科を有し、多様な薬物療法を経験できる環境に魅力を感じました。疾患に偏りなく学べることで、薬剤師としての視野と専門性を高められると考えています。さらに、医師や看護師など多職種と連携するチーム医療に積極的に関われる点も大きな魅力であり、特に薬剤師の関与が深く、活発な連携が行われている点に惹かれました。日本赤十字社という信頼ある組織で、福利厚生や経営の安定性も安心材料です。
◆入職してからの仕事の変化・現在の仕事内容
入職当初は調剤や注射薬の払出しに加え、抗がん剤の混注や製剤など多様な業務を経験し、薬剤師としての基礎をしっかりと築くことができました。その後は病棟薬剤師として、服薬指導、副作用モニタリング、処方提案などを行いながら、医師や看護師と連携するチーム医療の面白さとやりがいを実感しました。現在は化学療法部門を担当し、がん治療の最前線で専門性を活かしながら日々成長を感じています。多職種と協力しながら患者さんを支える毎日はとても充実しており、薬剤師としての可能性の広がりを感じています。
◆今後の目標
今後は、より深い専門知識と臨床力を身につけ、医師や看護師と積極的に意見交換ができる信頼される薬剤師を目指しています。特にがん領域では認定資格の取得を目標に、患者さん一人ひとりに対して最適な薬物治療を提案できる力を養いたいと考えています。また、日々の業務の中で生まれる「なぜ?」という臨床上の疑問を見過ごさず、調査・考察を通じて現場の課題を解決し、医療の質の向上につなげたいです。将来的には、臨床・研究・教育のすべてに携わり、多くの人の健康に貢献できる薬剤師を目指しています。