2017年取材記事
広く市民に信頼される存在として
食の安心安全を守っていきたい。
6年制卒 先輩薬剤師
神戸市保健所 東部衛生監視事務所 衛生監視員
武庫川女子大学 薬学部卒業 2013年度入職

大学で学んだ公衆衛生の知識を
ベースに食品衛生業務を担当

 神戸市職員として最初の4年間は、中央卸売市場の中にある食品衛生検査所で、市場で流通する食品の衛生状態の監視・検査業務に携わっていました。食品衛生法に基づいて、食品の添加物や残留農薬、微生物などの検査を実施し、問題があれば改善を指導。衛生状態がよくなる様子が実感できる、やりがいのある仕事でした。
 現在は、神戸市中心部の3つの区を管轄する衛生監視事務所に異動し、飲食店や食品工場といった食品取り扱い施設の営業許可や衛生状態の監視・指導などの業務に就いています。同じ食品衛生業務でも、以前と違い、関わるのは規模も取り扱う食品も多種多様な施設の方々。施設の衛生管理は営業者の責務とはいえ、初対面の方にも衛生確保の重要性を理解いただき、衛生レベルの向上に積極的に取り組んでいただくため、常に相手の立場に立ったコミュニケーションを心掛けています。知識があることはもちろん、話し方も説得力のあるものでなければなりません。大きな責任を伴うだけに、巡回・監視業務は職員がペアで行うことが多く、部署の先輩から知識や話し方などについて直接学べるのは心強いです。法律や食品流通の知識は業務の中でも学べますが、大学の授業で学んだ公衆衛生の知識も役立っています。

神戸の誇りを衛生の観点から
守ることを使命感に!

 異動してきてすぐに、大きなお祭りである「神戸まつり」が開催され、事前の主催者との打ち合わせをもとに、屋台の手洗いや消毒の設備などの衛生チェックに携わる機会がありました。もともと市役所を選んだのは、生まれ育った神戸の役に立つ仕事がしたかったから。「大勢の市民が楽しみに参加するお祭りで食中毒の未然防止に貢献できた」という達成感を得られ、うれしかったですね。
 ほかにも衛生監視事務所が担う仕事は多岐にわたり、主なものは、理美容施設やホテルなど多数の人が利用する施設やペットショップなどの動物取り扱い施設の営業許可や衛生監視などです。さらには、有馬温泉などの衛生監視なども行っており、地元・神戸が誇るものを食品衛生だけでなく環境衛生や動物衛生の観点から守ることに、監視員全員が使命感を持って取り組んでいます。また、同じ保健所の別部門である予防衛生課では薬局・薬店の営業許可や違法薬物の監視を行っています。幅広く市民の安心で安全な暮らしを支えるチームの一員としての誇りを持って業務に取り組んでいきたいと思います。

TO MY FUTURE

Myタイムカプセル

5・10年後の私

今は食品衛生を担当していますが、部署で担当している環境衛生全般について、ひと通りわかるような知識と経験を積んでいきたいですね。獣医師や農学出身の方など多様な職種や知識を持つ方と一緒に仕事ができるのが衛生監視員の魅力。いろいろな経験を積みながら、将来は「この分野なら任せられる」という得意分野を持ったスペシャリストを目指します。

ADVICE

学生の皆さんへアドバイス

  • 社会人と学生の
    違い

    仕事は毎日がここ一番の真剣勝負。状況に応じて必要な知識を引き出してくることが求められます。「時間ができたら勉強しよう」と思っていた知識が明日必要になるかもしれず、常にアンテナを張り、前持って勉強する姿勢が大事です。

  • 学生時代にしておけば
    良かったこと

    長い休みがとれる学生時代にヨーロッパなどの日数が必要な海外旅行をしておけば良かったと思っています。また、どの職場でもパソコンを使うため、学生のうちからもっと習熟しておけば、よりスムーズに仕事を進めていけたかなと思います。

  • キャリア選択の
    アドバイス

    やりたいことがなかなか定まらない場合は、部活やゼミの先輩を頼るなど、OBOG訪問を積極的にして、疑問に思うことは、とにかく全て聞くこと。そうする中で、少しずつ自分のやりたいことが見え、進路を絞りこんでいくことができると思います。

オフタイム

沖縄の魅力にはまり、
年に1~2回は旅行しています。
マリンスポーツをしたり、
のんびり過ごしたり…、
大いにリフレッシュしています!

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